こんにちは。あなぶき実重建設の馬場です。
「フローリングを綺麗にしたいけど、引っ越ししてまで大袈裟な工事はしたくないな」と思われている方はフロアタイルの上張り工事はいかがでしょうか?
そこで今回は、フロアタイル上張り工事のご紹介です。
フロアタイルとは?
フロアタイルとは塩ビ素材の床材です。
塩ビ素材の床材と言えばクッションフロアを想像しますがクッションフロアは「塩ビシート」フロアタイルは「塩ビ素材のタイル」です。
フロアタイルはクッションフロアと少し違いデザインされる木目柄や石目柄は凸凹も再現され本物と間違うほどリアルなデザインです。
また、クッションフロアと違いクッション性が無いのでフロアタイルは傷などに強く、水にも強いです。
フロアタイルのメリット
通常天然素材で出来たフローリングなどは水を含む事から水まわりにはあまり適していない床材と言えますが塩ビ素材で出来たクッションフロアやフロアタイルは耐水性があります。木質のフローリングと比べてメンテナンスも簡単です。
ただし、フロアタイルはタイル状になっている為、フロアとフロアの繋ぎ目部分から水が入り込むので注意が必要です。
また施工においても素材が1枚1枚ピース状になっているのでパズルのように敷く事ができカッター等で切る事ができるので、フローリング施工に比べて施工は容易です。
そして、フロアタイルは既存の床材の上にそのまま張ることができるので、既存の床を剥がさないで床をリフォームすることができます。
初心者でも施工は可能のように感じますが、プロの職人に頼んだ方が精度は断然UPします。
フロアタイルのデメリット
マンションでフロアタイルを上張りする場合は、既設のフローリングの種類によっては使用に適さない場合があります。フロアタイルは素材が硬くクッション性が無く遮音効果もありません。
ですので、遮音等級をクリアした床材の上に張る必要があります。
また、上張りの場合は、既設のフローリングがクッション付きの防音フロア等の凹凸や不陸がある床材を使用されている場合はお勧めできません。凹凸が表面に現れたり、継ぎ目が剥がれてきてします。
施工方法
まずは、フロアタイルを間取りに合わせて事前にカットします。
そして、ボンドを塗って乾くのを待ちます。
ボンドが乾いたら、先ほど間取りに合わせてカットしたフロアタイルを張っていきます。
以上が、簡単ですが主な工事の流れです。
まとめ
今回ご紹介しましたフロアタイルは、既存のフローリングに適合すれば上から張る事が出来るので、フローリングの張替え工事に比べたら、廃材や工期・また費用も抑える事が出来るお勧めのリフォームです。
また、住みながら出来るリフォームではありますが、家具などは無い状態が望ましいです。お荷物の量によっては移動しながらの施工もできる場合もあります。
フローリングを張替えるほど大袈裟な工事はしたくないけど、床を綺麗にしたい!と思われている方はご検討されてみてはいかがでしょうか。
馬場明美
馬場 明美(ばば あけみ)
以前は設計事務所にて新築木造住宅等の設計、その後あなぶき興産にて新築マンションの営業をしていました。
現在は、不動産を購入されお住まいになられている方ともっと携わっていきたいと思い、今までの経験も生かしたマンションの内装リフォームを担当しています。記事を読んでいただきリフォームを身近に感じていただけたら幸いです。
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