こんにちは。
あなぶきクリーンサービスの野村です。
前回、私は絶縁抵抗値の測定についてご紹介しました。
ブログをご覧になられていない方は下記から是非、ご覧下さい。
今回は給水設備ブログ第４弾として直結増圧方式の点検って何をするかをご説明します。
以前のブログでマンションのお部屋までお水を届ける方式としては直結増圧方式、高架水槽方式、貯水槽方式があるとご説明しておりました。
その中で第１弾は貯水槽清掃は何をするかご説明しておりました。
ご覧になってない方はこちらもどうぞ。
今回は直結増圧ポンプ点検についてご説明します。
まず初めに直結増圧ポンプ給水方式とは受水槽や高架水槽を設けず給水管に増圧ポンプを直結し、配水管の水圧だけでは給水できないような中高層階に対して不足する圧力をポンプで増圧し各階の蛇口まで直接水道水を給水する方式です。
まずは増圧ポンプの外観です。(表のカバーは外した状態です)
直結増圧ポンプは直接給水管に繋いでいるので貯水槽と違いスペースがスマートです。
では点検に入ります。
まずは電圧が正常値かどうか確認します。
写真は片側しか載せておりませんが１号機、２号機ともに確認します。
次に前回のブログでもご説明した絶縁抵抗値の測定です。
０．２MΩ以上あれば大丈夫です。
これも１号機、２号機ともに行っていますが１００MΩ以上あるので問題はありません。
次に逆流防止器の点検です。
ちゃんと機能が正常に作動しているか確認しています。
次に圧力タンクの封入圧の確認をします。
設定圧もマンションによって違ってきますが、こちらは問題ありません。
そしてストレーナーの清掃を行います。
少しゴミが付いていますね。
これをきれいに取り除き、漏水検知器の作動を確認します。
これで作業は終了です。
最後にカバーを元に戻します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
直結増圧ポンプ点検も断水を伴う作業となっております。
集合住宅で直結増圧ポンプを採用しているところは点検のご案内で２時間ほど断水作業とさせていただいておりますが、１年に１回の点検です。
不具合等が起きないようにしっかり確認させていただいております。
野村泰友
野村 泰友 (のむら やすとも)
長崎県出身
あなぶきクリーンサービスでは主に貯水槽の清掃・点検作業や給水ポンプの点検など行っております。
このブログを通して皆様にはわかりやすく、興味を持っていただけるような情報を発信できればと思っております。
保有資格：FP2級、消防設備士乙種６類
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