マンションの駐輪場問題でお悩みの方必見!分譲マンション自転車問題の解決方法

飯野琢磨 飯野琢磨

こんにちは。飯野です。

マンションに居住していると発生する大きな問題の1つに自転車問題があります。長い間所有者不明の自転車が放置されていたり、自転車置場が足りずに溢れかえっていたり、どこに停めていいのか分からなかったり…数え上げればきりがないと思います。本日は自転車の区画が足りずに困っている管理組合様向けに対策をご紹介します。

2016918日に公開した記事を追記修正して201863日に再度公開しています。

 

目次

  • 対策その1~不要自転車の抽出~
  • 対策その2~必要台数の算出~
  • 対策その3~敷地内デッドスペースの利用~
  • 対策その4~駐輪場ラックの導入~
  • 対策その5~共用自転車の導入~
  • まとめ

 

 

対策その1~不要自転車の抽出~

敷地(共用部)に自転車があふれているマンションの特徴のひとつに不要自転車が多く止められている場合があります。所有者が分からない自転車、使用しないけど処分せずに止めている自転車、理由は様々ですが、このような理由で置かれている自転車が共用の駐輪スペースを狭くしている原因となっています。これらの問題は駐輪シールの導入や規約・細則の整備等、駐輪場をしっかりと管理していないマンションに多く見受けられます。これらの対処法の一例として全ての自転車に期限を設けた持ち主確認用のお知らせを貼りつけて、一定期間経過後もお知らせが貼られているままの自転車を不要自転車と判断します。

 

対策その2~必要台数の算出~

自転車置場が狭いからすぐに増設ではなく、マンション内で必要台数が何台かを確認する必要があります。アンケート形式で、今何台止めていて、今後増える予定があるかどうかを確認するといいでしょう。アンケートの結果、不足分が確認できるため、その台数を補うためにどのような対策を講じるか、管理組合で協議します。

 

対策その3~敷地内デッドスペースの利用~

自転車を駐輪するスーペースに不足が生じた場合、駐輪できる場所を確保する必要があります。一番簡単に増設できる方法は2段式の駐輪ラックを導入すると、自転車を立体的に上下に止められるため、駐輪できる台数は増えますが、駐輪ラックの導入には高額な費用が発生します。駐輪ラック導入を検討する前に、マンション敷地内に駐輪できるスペースが無いか確認します。もともと受水槽が置いてあったが撤去したところや、止めにくいけど階段の下のスペース等、探すと止められるスペースが見つかる場合があります。空きスペースの利用についての注意点としては、マンションの敷地に避難通路として計画している場所もあるため、その場所は除いて計画する必要があります。避難通路はわかりにくい場合もあるため、管理担当者によく確認しましょう。

 

対策その4~駐輪場ラックの導入~

平面上でスペースを確保できない場合は駐輪ラック(2段式)を導入することにより、駐輪できる台数を増やす事が出来ます。屋外の場合雨ざらしとなり、駐輪ラックの寿命を縮めてしまうため、できれば屋根を設置したいのですが、駐輪場に新たに屋根を設ける場合は、その屋根の面積が建築面積に追加され、定められた建蔽率を超えてしまい違法建築となる場合があります。駐輪場へ屋根を設ける場合は、現状の建蔽率を確認し、どこまで面積を増やす事が出来るのか確認が必要です。

 

対策その5~共用自転車の導入~

共用自転車とは、マンション管理組合で自転車を購入し、ルールを決めて利用します。購入台数や規約の制定、現在使用している自転車をどうするか等導入のハードルは高いですが、これにより限られたスペースの有効利用に効果的です。

 

まとめ

駐輪場のトラブルは騒音、ペット、違法駐車と同様に多くのマンションで抱えているトラブルです。駐輪場をきれいに維持することは防犯上も大切な事です。管理担当者に協力を仰ぎながら整備をして快適なマンションにしてきましょう。

 

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飯野琢磨

飯野琢磨

あなぶきハウジングサービス 東京南支店:飯野 琢磨(いいの たくま)
前職では大工や建築積算を経験。入社後、マンション修繕工事のコンサル業務、分譲マンションのリプレイス営業、分譲マンションのフロントを経験。
マンション管理のことについてはもちろんのこと、リフォームやリプレイスなどさまざまな視点から幅広い情報を提供します。
所有資格:一級建築士・マンション管理士・管理業務主任者・宅地建物取引士
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