冬は靴下を履いて寝ます。あなぶきハウジングサービス八谷です。
今年も残り1ヶ月を切りました!はやいですねぇ・・・気温もぐっんと下がり冬がやってきました。街中はあちらこちらでイルミネーションが輝き、クリスマスの装飾で溢れています。お子さんやお孫さんへのクリスマスプレゼント、もしくは自分へのプレゼントはもう決まりましたか。わたしはこれからです。また、スーパーで白菜がドンッドンと積み上げられているのを見るとお鍋の季節がやってきたなぁと思います。皆さんは何鍋が好きですか。私は寄せ鍋が好きでしたが、福岡に赴任し水炊きともつ鍋も好きになりました。美味しいです!ちなみにお鍋のお豆腐は4等分して食べます。はい、今回の前述はここまでとし本題に入っていきたいと思います。
冬になるとお鍋をするためのカセットコンロや、ストーブ等の暖房器具など火を使う機会が増えると思います。しかし、その使用法を間違えると、火災に繋がる原因となります。
先月マンションで火災につながる出火が起きました。幸い居住者の方に被害がなくホッとしましたが、日頃から火の元には充分注意する必要があると感じました。また、火災が起きたときの正しい対処法を知っておくことが非常に大切だと思いました。
マンションで火災が起こったとき、みなさんはどうしますか?
自宅の避難通路、消火器の場所を把握していますか。今回は主な火災原因と火災が起きたときの対処法について書かせていただきたいと思います。
目次
- 火災の原因トップ3
- 火災が起きたときの対処法
- まとめ
火災の原因トップ3
主な火災原因はなんだと思いますか。私はトップ3を知ったとき、自分で防ぐことはできないじゃん・・・そう思いました。それではトップ3を挙げていきます。 消防統計 – 総務省消防庁 参考
1位「放火」
割合としては一戸建てが多くを占めています。しかし、マンション内でも火遊びが原因で火災となることも多いです。それは郵便受けにパンパンに入っているチラシやはがきに、火をつけるといった例が挙げられます。郵便受けやごみ置場を整理することで未然に放火を防ぐことができます。しかし、他の部屋のポストがいっぱいになっているからといって、勝手に処分し整理をすることは出来ない場合もあるため、どのように対応したらよいか管理組合または管理会社に相談してみることをオススメします。
2位「コンロ」
オール電化が普及し火が出ないIHが増えてきていますが、ガスコンロを使用している家庭もまだまだ多いかと思います。洗濯物を取り込む、たたむ等、このちょっとの間の油断が危険です。特に油を使って揚げ物を作るときは最善の注意を払ってくだい。絶対に目を離さないようにしましょう。
この記事を書いているとき、CMで「焼肉焼いても家焼くな」と流れていたことを思い出しました。それだけですが・・・ハンバーグを焦がしてしまってもテンションが下がるのに、火災を起こしてしまったらもうパニックですね。調理中は火から目を離さないように、火のそばを離れる際は消して離れましょう。また、コンロの近くに燃えやすい紙類や布は置かないようにすることで未然に防ぐこともできると思います。
3位「たばこ」
ベランダで喫煙する人も増え、ごみや植木などに燃え移って出火する事例も発生しているそうです。たばこの火は小さいですが、寝具やカーテン・衣類など火をつけるには十分な強さを持っているそうです。また、寝たばこも(横になってタバコを吸うのか、たばこを吸いながら寝てしまうことなのか疑問に思いましたが)火災に繋がる場合もあります。たばこの火が完全に消えていることを確認して離れることが大切ですね。
これからの季節、ストーブやこたつ等の暖房器具を使う機会が増えていきます。ストーブから洗濯物に引火する事例などもあります。もうすでに使っている人も多いかと思いますが、今一度暖房器具にホコリが溜まっていないか、線は切れていないが確認してみてください。
火災が起きたときの対処法
自分が出火させてしまったときどうしますか。今回は、調理の際に出火してしまったときの対処法と消火器の使い方をまとめました。といっても引用ですが・・・参考になれば幸いです。
いかがでしょうか。てんぷら鍋からの炎の勢いにはびっくりですね。水ではなくぬれタオルが効果的なんですね。水をかけることは絶対にNGです。揚げずにから揚げも美味しいですが、揚げたから揚げも美味しいですよね。油をつかって調理をする際は充分気を付けて下さい。
つづいて消火器の使い方です。
これから先、消火器を使う場面がないことを祈りたいですが、万が一そのときがきたら使えるようになっておかないと、災害の範囲を広げてしまいます。
まとめ
マンションで出火した連絡がきたとき、まず居住者の方は大丈夫かなと大変心配になりました。「無事でした」と聞いたときは本当にホッとしました。その時のことを居住者の方に聞いたところ、防火管理者を先頭に警報がなっている部屋を管理室で調べて、その部屋に向かい玄関から「大丈夫ですか」と叫んだそうです。この話を聞いて、日頃居住者間でコミュニケーションがとれているんだなぁと感じました。防火管理者だけが責任意識を持つだけでなく、マンションに住んでいる方ひとりひとりが防災に対する意識を持つことが大切であると感じました。
火災は未然に防ぐことが可能です。大切な命と財産を守るためにも日頃から火の元・火の始末には最善の注意をしていきたいですね。また、火災の原因となることや、消火器の使い方を知っておくことで、万が一火災につながる出火をさせてしまってもすばやい行動で火を消火し二次災害を防ぐことができます。これから本格的に寒くなってきますが、その前に家の中に火災につながる原因はないかチェックしてみてはいかがでしょうか。
八谷晃帆
広島県出身。2017年株式会社穴吹ハウジングサービスに新卒入社。
5月に広島から福岡に移住してきました。
~じゃけぇから~~とに移行するか悩み中、、、。
現在は一人前のフロントマンになるため、先輩方の背中についていく毎日です。
このブログを通して新人フロントマンが日々成長していく姿をみせられたらと思います。
【好きな食べもの:えび】よろしくお願いいたします。
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