こんにちは!
あなぶき社宅サービスです。
フードサービス推進部所属ということで、衛生検査やメニュー作成を行っております。
今回は私たちが実施している衛生関係の研修についてご紹介します。
なぜ衛生研修が必要?
前回記事でもお話ししたように、弊社ではお食事を提供しておりますのでHACCPに基づいた衛生管理には真摯に取り組んでいます。
HACCP(ハサップ)とはHazard Analysis and Critical Control Point(危害分析重要管理点)の頭文字をとったもので、原材料の受け入れから食事の提供までの各作業工程において起こりうる危害を分析し、予防する衛生管理手法のことです。2021年6月から原則としてすべての食品関連事業者に、HACCPに沿った衛生管理が義務化されています。
HACCPを機能させるにあたって土台になっている一般的衛生管理プログラムの中の一つに「従業者の教育訓練」があります。食品衛生の知識や技能の習得や、食品を衛生的に取り扱う心構えを習得することを目的としています。
弊社では現場で調理に直接携わる調理人はもちろん、内勤社員も衛生知識を身に着けるべく随時研修を行っています。
衛生研修の種類
弊社で行っている研修会の種類は下記の通りです。それぞれ対象者や目的が異なります。
施設新入社員研修
1年のうち一番私たちが実施する回数の多い研修です。施設の新規受託や前任者の退職などにより新しく入社された施設社員の方を対象としています。HACCPに基づいた弊社の衛生ルールを伝え、赴任する施設やキッチンラボのあるあなぶきPMアカデミーTOKYO(主に関東エリア)で実働に向けてデモ研修も行います。
過去に飲食店を経営していたような超ベテラン調理人さんにも食品衛生を基礎から再確認していただき、弊社のルールをお伝えします。
施設社員研修
既存の施設社員の方を対象に年に1回衛生ルールのおさらいを兼ねて研修します。コロナ禍以降は対面ではなく各個人での資料確認やテスト解答、解説確認が主流となっています。数十年に渡ってお勤めの方々もいる中で、常に最新の衛生基準の共有、また弊社のルールを再確認していただくために実施しています。
内勤新入社員研修
職種によって研修の内容が多少分かれますが、フードサービス推進部員は、基本的な食品衛生に加え指導する立場として弊社の衛生ルールの意図や衛生検査についても研修します。食の安全を守るため、現場の方に動いていただく必要があるので、伝え方やコミュニケーションの取り方も大切です。OJT含め、実際の現場を複数回巡回し、各施設にあった指導を習得します。
営業職の内勤社員についても施設管理にまつわる様々な知識を必要としますので衛生についても入社時に研修します。
提携企業様による研修
普段よりお世話になっている衛生関係の企業様に専門知識を伝授していただく機会も随時設けています。簡単な実験をしてくださる企業様もあり、職種に関わらず分かりやすい内容になっています。
また、企業様の商材を活用させていただく中で疑問に感じたことやさらなる活用方法等もこの場でご教授いただいています。主には内勤社員に向けての研修ではありますが、内容によっては動画教育ツールを活用して施設社員に共有もしています。
まとめ
最初にお伝えしました一般的衛生プログラムの一つ、「従事者の衛生教育」としては、現場で直接調理に携わる施設社員の方の入社教育や、年一回の定期研修が当てはまってくるかと思います。弊社ではこのように随時研修を実施し、日々の施設管理業務をサポートしております。
社宅の管理・寮の運営に少しでもお困りのことがありましたら『あなぶき社宅サービス』にご連絡ください。
弊社ホームページには、皆さまにお力添えできる内容をさらに掲載しております。ぜひご覧くださいね。
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