自宅マンションを長期間不在にする際やるべきこと~7つのポイント~

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旅行、長期の仕事、お盆や年末年始の帰省…。長期間自宅マンションを不在にすることは誰にでも起こりうることですよね。

ということで、今回は長期間マンションを不在にするときに『やっておくべき7つのポイント』をご紹介いたします。

長期のお出かけ前に一度チェックしておきましょう。

 

①出入口や窓の施錠

当たり前のことですが、不在期間の長期、短期に関わらず、外出時は全ての出入口・窓の施錠を行いましょう。
実はマンションにおける泥棒の侵入手口で最も多いのは無施錠です。
(詳しくは自宅は大丈夫?泥棒に狙われやすいマンションとは②|自宅編を参照)

無施錠で長期間自宅を不在にすることは非常に危険です。
マンションの場合、特に注意すべきはバルコニーに面した窓やドアの施錠です。

「うちは高層階だから泥棒が侵入するはずがない」と過信して施錠しない、といったことが無いように注意してください。外壁の配水管を利用して10階以上のバルコニーまで泥棒がよじ登ったという事例もあります。
最上階の住戸は、見方を変えれば、屋上の1階下の住戸です。

外出時は玄関ドアだけでなく、全ての窓・出入り口の施錠を徹底しましょう。

②換気

換気をしていないと湿気がこもり、室内にカビが発生してしまうこともあります。
自宅に24時間換気システムが備え付けられていれば、問題ないでしょう。

では、そうでないときは施錠したままでどうやって換気する??
実は24時間換気システムが無いマンションでも、全てのドアや窓を施錠したうえで換気を行なう方法があります。
室内の全てのドアを開放し、お風呂やトイレいずれかの換気扇を付けたまま外出する方法です。この方法により自宅全体の空気を循環させることができます。押入れやクローゼット等も開けておくことも忘れないようにしてください。

 

③遮光

長期不在時はカーテンを閉めて遮光することをお薦めします。
大体、長期不在にするときはカーテンを閉められる方が多いと思いますが・・・

カーテンを閉めることで、日差しによる家具やフローリングの日焼けを防止する効果とともに、外部からも不在であることを悟られにくくする防犯効果もあります。

 

④節電

室内の家電の中には、“使用していなくてもコンセントに繋いでおくだけで電気を消費するもの”があります。

ムダな電気の使用を抑制するためにも使わない家電のコンセントを抜くようにしましょう。

ただし、中には長期間通電しないことで故障に繋がる家電もありますので、取扱説明書も確認ください。

 

⑤電話(留守番電話)

長期不在時は電話(固定電話)を留守番設定にするケースが多いと思います。ここでご確認いただきたいのは、留守番電話のメッセージです。

「ただいま留守にしております」となっていませんか?
例えば「ただいま手が離せません」と変更することで、不用意に留守を知らせなくてすみますので防犯効果はありますよね。

 

⑥郵便物

1~2週間の旅行ならそれほど問題ではありませんが、それ以上長期間不在にするとポストに郵便物が溜まることがあります。長期不在が一目で分かってしまう“溜まった郵便物”は、防犯上も好ましくありません。

 

郵便物を一時的に止めるために最寄りの郵便局に『不在届』を提出しましょう。
(その際に運転免許証や健康保険証など本人を確認できる書類が必要となります)

不在届は郵便局でも貰えますし、郵便局のホームページ上からダウンロードすることも可能です。
不在届を出すことで最長30日間郵便の配達を止めることができます。止めていた間に送られた郵便物は期間満了後にまとめて郵便局から配達されます。不在期間が30日間を超える場合は、外出先への転送手続きを行なうことで郵便物の滞留を防ぐことができます。

新聞をとっている場合は、販売店に配達を停止するよう連絡しましょう。
ただし、チラシの投函は止めることができませんので、次に述べる他者の協力が必要になります。
ちなみにポストの投函口を塞ぐことは、泥棒に不在を知らせることになるので、あまりお薦めできません。

 

⑦ご近所やマンション管理会社への連絡

ご近所に長期不在を伝えることが可能ならば検討しましょう。
不在の期間中に自宅の異変や不審者の出入りに目配りしてもらえる存在は大変貴重です。
マンションの場合、管理会社への連絡も忘れないようにしましょう。(これは分譲マンションでも賃貸マンションでも同じです)

連絡先を伝えておけば、非常時に連絡をもらうことができます。

実例として、『管理会社が水道検針しているマンションで長期不在の住戸の水道メーターの動きに管理会社が気づき、水の出しっぱなしを発見できた』という事例もあります。

 

まとめ

自宅を長期間不在にすることは不安なことではありますが、外出前にご紹介したような、やっておくべきことを実行することで、後顧の憂いなく旅行を満喫したり、仕事に集中したりできます。

気持ち良く帰宅できるように、今回ご紹介した7つのポイントを是非事前に確認しておいてくださいね!

 

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