こんにちは。あなぶきハウジングサービスの小嶋です。
前回、前々回と賃貸物件を契約する際にかかる費用についてお話をしましたが、今回は退去時にかかる費用についてご説明したいと思います。
解約ついての流れ等は過去の記事にありますので合わせて確認してみてくださいね。
知らないと損する!?賃貸を解約する時の手続きと流れ
目次
- 短期解約違約金
- 敷引金
- 原状回復費用
- まとめ
短期解約違約金
賃貸の物件を契約する際、契約書の特約条項を確認すると” 契約日より〇〇年以内の解約の場合、家賃〇〇か月分を支払うものとする ”と記載があることがあります。これが短期解約違約金です。あらかじめ決められている期間内で解約をする場合貸主に対して支払わなければなりません。契約時に敷金・礼金が0で契約できる物件は契約金は少なくなりますが短期解約金が通常より長め・多めに設定されていたりすることもあります。解約を考え始めた際は一度契約書を見て違約金が発生しないか確認しておきましょう。
敷引金
通常敷金は退去時に返金されますが、契約内容によっては1円も戻ってこなかったりすることもあります。それが【敷引き契約】です。詳細は以前のページで確認しましょう。
賃貸お部屋探しの方必見!契約時の敷金と礼金
退去時に支払うお金ではないですが、返金されないので敷引金も要確認です!
原状回復費用
退去時気になるのが原状回復費用がどのくらい請求されるかですよね。昔は賃借人に結構な額が請求されることが多かったようです。しかし、近年は国土交通省にて原状回復のガイドラインが作成され、それをもとに費用負担が算出されるようになってきています。(*契約書の内容によっては経年劣化等関係なく貸主負担になっている項目がある契約もあります。)お部屋を退去する際請求される項目があった際は契約書やガイドラインと照らし合わせて確認したほうがいいですね。
まとめ
賃貸のお部屋を退去される際は、新しい物件に住み替えをするタイミングでもあると思います。気持ちよく新しい生活を始めるためにも解約に関する手続きはトラブルなく進めたいですね。
小嶋美咲
山口県防府市出身。2014年に新卒入社。
入社当初より賃貸事業部に配属され4年目になりました。学生時代から福岡にいるので福岡は8年目。コンパクトですごく便利な街、福岡が大好きです!福岡のことは何でも聞いてください!
現在は法人・個人問わず賃貸物件の仲介はもちろん分譲賃貸の管理受託を担当しています。最近は売買も少しだけ携わるようになりました。普通に生活していると出会うことができない方々と出会うことができるので毎日新しい発見がたくさんあります。
少しでも良い情報を発信できればと思います。よろしくお願いします。
資格:宅地建物取引士
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