賃貸お部屋探しの方必見!契約時の敷金と礼金

小嶋美咲

こんにちは。あなぶきハウジングサービスの小嶋です。
今日はよくお客様からご質問いただく「敷金」と「礼金」についてお伝えさせていただきます。
何度もお部屋探しをされていたりすると何となくどのようなお金なのかわかりますが、
初めてのお部屋探しの方はそれぞれが返ってくるお金なのか、そうでないのかなかなか分かりずらいですよね。
きちんと覚えて賃貸物件の契約をしましょう!

 

目次

  • 敷金
  • 敷引き
  • 礼金
  • まとめ

 

敷金

貸主(管理会社)に預け金として契約時に支払うお金です。 退去時の賃料の未払い金清算や故意・過失による原状回復工事の費用、短期解約違約金等を差し引いたりします。特に請求されるものがなければ退去後に返金をされますが契約時にお支払いただき退去時まで返却できません。敷金が0ヶ月の場合もありますが、退去時の費用は、退去後必要になります。

*一部地域では【保証金】とよばれたりすることもあります。

 

敷引き

上記“敷金”の説明で特に請求されるものがなければ返金されるとお話をしましたが、契約内容によっては1円も戻ってこなかったりすることもあります。それが【敷引き契約】です。契約時に決められた金額を退去時に敷金から差し引かれ、居住年数(契約年数)やお部屋の使用状況にかかわらず返金されることはありません。この敷引き金はお部屋の原状回復費用に充当されることも多いですが(契約内容によります)、万が一、お部屋の中に故意過失にあたる損傷や汚れ等が見つかった場合はこの敷引き金に修繕費用がプラスされることもありますので注意が必要です。

 

礼金

貸主(管理会社)にお礼金として支払うお金です。「貸してくれてありがとうございます」という意味でのお金なので、退去時に返金されることはありません。払ったら終わりのお金になりますので礼金が少なければ少ないほど契約時に支払わなければならない契約金を減らすことが出来ます。なので契約金を減らしたい方!礼金の項目に注目ですよ!

 

まとめ

敷金(保証金)・敷引き・礼金の設定は地域慣習によって全く割合も異なってきます。私は福岡での勤務が4年目になりますがご転勤者の方で他エリアからいらっしゃる方に「敷引きってなんですか?」「礼金多いですね」等質問を受けることも多くエリアによって全く慣習が異なるんだな~と実感することが多いです。敷金・礼金は契約金の中でも大体を占める部分になりますので要確認です!契約時に敷金・礼金が0の場合も短期解約違約金が多めに設定されていたり退去時に費用発生がある物件も多々ありますので、お部屋探しをするエリア慣習の理解、金額や退去時の清算方法、短期解約違約金等確認・納得したうえで契約を結ぶようにしましょう。

 

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小嶋美咲

あなぶきハウジングサービス 小嶋 美咲(こじま みさき)
山口県防府市出身。2014年に新卒入社。
入社当初より賃貸事業部に配属され4年目になりました。学生時代から福岡にいるので福岡は8年目。コンパクトですごく便利な街、福岡が大好きです!福岡のことは何でも聞いてください!
現在は法人・個人問わず賃貸物件の仲介はもちろん分譲賃貸の管理受託を担当しています。最近は売買も少しだけ携わるようになりました。普通に生活していると出会うことができない方々と出会うことができるので毎日新しい発見がたくさんあります。
少しでも良い情報を発信できればと思います。よろしくお願いします。
資格:宅地建物取引士
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