こんにちは!
あなぶきハウジングサービスの山本でございます。
今回の記事では、コインパーキングでのトラブルを回避するために、利用前に確認していただくことを3点
ご紹介させていただければと思います。
1.料金体系をしっかりと確認する。
まず、コインパーキングを利用する前に確認すべき点は駐車場の料金体系です。
コインパーキングの料金といえば、「30分/100円加算」といった単位料金と「1日最大1,000円」などといった最大料金が設定されている事がほとんどです。
しかし、最大料金が適用される時間が区切られている場合や、特定の曜日には最大料金の適用が無いケースもございます。
コインパーキングの料金看板は、基本的には一目見て料金が分かるようなレイアウトになっていますが、このような細かい条件が、小さい文字で記載されている場合も考えられますので、料金内容の誤解が無いように利用前に必ず確認する必要があります。
特に確認していただきたいポイントは下記の通りです。
1.単位料金と最大料金は昼間と夜間で金額が切り替わるか
2.最大料金は曜日によって異なる場合があるのか
3.最大料金は繰り返し適用されるのか(駐車場によっては、最大料金が一度しか適用されない事もあるようです。)
2.パーキングに駐車できる車かどうか確認する。
駐車するコインパーキングによっては、駐車車両のサイズに規定があったり、車体からはみ出すような物を積載している車の駐車を禁じているケースがございます。
例えば、弊社で運営している「あなぶきパーク」では、長さ5m、幅1.8m、重量2トン以上の車や、改造車及び危険物を積載している車は駐車を禁止させていただいております。
駐車場毎に様々な規定がありますので、現地の利用規約を一読していただいてから、駐車場の利用を行っていただければと思います。
また、駐車区画によっては、区画面積の都合上、軽自動車や小型車専用の区画が設定されているケースもございます。
このような区画に規定外の車を駐車してしまうと、車同士の接触や他の利用者の入出庫に支障がでたりと、利用者間でのトラブルに発展してしまうことも考えられます。
コインパーキングは不特定多数の方が利用する場所でもあるので、常に他の利用者に配慮して使用することが求められています。
3.フラップ板が下降しているか確認する。
コインパーキングでよくあるトラブルの一つとして、フラップ板の故障がございます。
車が入庫していないにもかかわらずフラップ板が上昇している場合や、入庫してもフラップ板が上昇しない、精算したのにフラップ板が下がらない等のトラブルが想定できます。
フラップ板が上昇したままの状態で車を入出庫してしまうと、車底部に傷がついたり、最悪の場合車が故障してしまうことも考えられますので、ご利用の際は必ずフラップ板の状態を確認した上で車の移動を行いましょう。
特に夜間等は、フラップ板の状態を確認しにくい為、より一層注意が必要です。
4.まとめ
普段何気なく利用するコインパーキングですが、日常生活に欠かせない反面、実はトラブルが頻発してしまう場所でもあります。
今回ご紹介させていただいた3点を、利用前にご確認いただくことで、コインパーキングでのトラブルを回避できる可能性が高まりますので、是非ご参考にしていただければ幸いです。
山本飛鳥
香川県の小豆島出身。2017年入社。
入社後一年間は岡山県で賃貸仲介の業務をしていました。現在はパーキング事業本部にてコインパーキング管理、運営事業とシェアリング事業に携わっております。
皆様のお役に立てるような情報を提供できればと思っております。
宜しくお願い致します。
【保有資格 宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士】
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