こんにちは。あなぶきハウジングサービス、パーキング事業部の坂本です。
さあ、4月27日から始まった10連休も残りわずかとなりました。旅行に行かれた方・地元に帰省された方・何もせずに寝て過ごされた方と色々いると思いますが、滅多にない10連休ですので、残りの休日も有意義な時間をお過ごし下さい。
また、私の地元では【瀬戸内芸術祭】が開催中です。小豆島をはじめ、豊島・直島など瀬戸内海の島々で芸術的なアート作品が展示されています。皆様も是非ご来島下さい!!
さて、今回はシェアリングサービス、アキッパ(anabukippa)のオーナーとして運営していく際のメリット・デメリットをご紹介致します。
アキッパ(anabukippa)の主な概要や利用方法は前回ご紹介させていただいておりますので、ご覧いただければと思います。
①どのような場合にアキッパ(anabukippa)運用が向いているの?
・ご自宅や所有賃貸マンションの敷地の片隅に2・3台車が置ける場所がある
・運営している月極駐車場が常時空いている
・所有し、自分が駐車場を利用しているが、日中は出かけて利用しない
・法人で従業員専用駐車場があるが、休日は使用しないので、無駄になっている
まずは、どのような場合にアキッパ運用が向いているのかをご紹介します。
代表的なものを4点あげさせていただきました。まずは、ご自宅や所有されている賃貸マンション敷地内の片隅に2・3台置けるスペースがある場合です。建物の作る上で敷地内に使用しないスペースが生まれている場合も少なくありません。そういったスペースは月極駐車場としても考えられますが、月極駐車場の募集が面倒な場合やこれ以上月極駐車場の需要が見込めない場合にはアキッパが向いていると考えられます。
次に、運営している月極駐車場が常時空いている場合です。月極駐車場に空きが出たときはその分収益も減ってしまいます。現況空き状態を放っておいて収益が0円というよりは、アキッパを運用して1円でも多く収益を確保することが得策だといえます。
3つ目は、自分が所有しており、利用しているが、日中は出かけており全く利用しない方です。これは、自分が使う夜間帯は自分で使用し、自分が出かけている昼間はアキッパを運用する方法なので効率が良い運用方法になります。どうせ使わないならもったいないという方もこの運用方法を使えば、上手く収益を得られる場合もあります。
最後は、法人として従業員駐車場を保有しているが、休日は使用しないので無駄になっているという方です。特に都心部では、駐車場が足りていないエリアは多数存在します。そういった場所に会社を構えている方は、土日の利用しない時間を利用して、アキッパで運用するとかなりの収益が見込める場合もあります。
以上のような点から、アキッパは土地を整備して新しく始めるというよりは、空いているスペースや時間を上手く活用して運営していく事が大事だといえます。
②アキッパ(anabukippa)を運営する際のメリット
1.初期費用がまったく発生しない
アキッパを運用する際に1番のメリットとして考えられるのが、初期費用の投資が全く必要ないということです。アキッパに必要な情報を入力するだけで容易にはじめることができます。コインパーキング等を運用する際は、初期費用がかなりかかってしまったり、オープンにも時間がかかるため、はじめるのに勇気がいりますが、アキッパの場合は登録さえしてしまえば、すぐに始めることができます。もちろん月会費も発生しません。anabukippaで運用される際には、区画や料金等の登録作業も弊社で行っております。
2.契約期間がない
次に考えられるメリットが、契約期間がないということです。利用者の予約可能日数は、14日前になりますので、その先予約が入っていない場合は、解約することもできます。
月極駐車場の空き区画をアキッパとして運用していて、月極駐車場の契約者が現れた場合は、柔軟に対応してくれます。もちろんトラブル対応も柔軟に行ってくれます。
3.管理の手間がない
最後にあげられるメリットは、運用した後の管理の手間がないということです。空き区画の登録や募集、利用料、管理や対応等もすべて任すことができる為、オーナー様が何か動いてやらないといけないということは一切ありません。
以上、この3点がアキッパを運用する上での魅力ではないかと思います。
すぐに始められて、初期費用もないので、試しにやってみるというのもいいかもしれません。
③アキッパを運用する際のデメリット
1.手数料が支払う必要がある
アキッパでは、利用料の50%を手数料として支払わなければなりません。これは管理料と思っていただいて良いと思います。
高いと思われるかもしれませんが、アキッパ自体を運用しなければ元々収益が0円ですし、管理全てを任せられるので、それを踏まえると高くはないかなという感じもします。
2.自分都合の区画キャンセルは違約金が発生する場合がある
次にあげられるデメリットとしてあげられるのが、オーナーが自分都合で区画キャンセルする場合は、違約金が発生する場合があるということです。
自己駐車場の空き時間にアキッパとして運用していて、急に自分が使用することとなり、アキッパの利用者と時間が重なり、キャンセルする場合には、違約金が発生する場合が多いようです。
デメリットというほどでもないですが、気をつけておきたいポイントとしておさえておく必要があります。
④まとめ
これまでにアキッパ(anabukippa)を運用する際のメリット・デメリットをご紹介させていただきましたが、お分かりいただけましたでしょうか。結論として、アキッパの運用はローリスクであり、ローリターンであることがいえます。本業で行うというよりは、空き場所・空き時間を上手く利用して副業として行う性質を持っているのがこのアキッパ事業です。今まで見過ごすことしか出来なかった土地が資産化できるような時代となり、今後もこのような事業の発展はますます進んでいくことが予想されます。
時代の流れが急速に進む中、我々も時代の流れに対応できる能力を養っていかなくてはなりません。時代の流れに対応できる能力を養うとともにお客様が何を望んでいるのかを常に考え、実行できる能力を私自身、身に付けていこうと考えています。
坂本永勝
出身は香川県の小豆島で、自然が豊かな所です。
大学を卒業後、あなぶきハウジングサービスに入社しました。
現在は、パーキング事業部に所属し、中国地方で時間貸し駐車場の運営・管理に従事しています。
地域に密着し、綺麗で使いやすい駐車場を心がけて、日々業務に励んでいます。
保有資格:宅地建物取引士 管理業務主任者 第一種衛生管理者 住宅ローンアドバイザー
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