知らないと損する?コインパーキングの最大料金について

坂本永勝 坂本永勝

こんにちは。あなぶきハウジングサービスのパーキング事業部坂本です。
先日、青森県の某コインパーキングで1時間に5000円という料金設定でメディアを騒がせる出来事がありました。
コインパーキングの利用料金が問題となっている昨今ですが、今回は、コインパーキングの最大料金の考え方について例をあげながらご紹介したいと思います。
今後の利用時にぜひ参考にしていただければ幸いです。

目次

  • 最大料金なしの場合
  • 最大料金ありの場合(繰り返し適用あり)
  • 最大料金ありの場合(繰り返し適用なし)
  • まとめ

 

①最大料金なしの場合

まずは、最大料金がない場合の利用料金について考えみましょう。
下記の料金写真をご覧下さい。


この駐車場を8:00から18:00までの10時間使用した時の利用料金を考えてみましょう。

8:00から24:00までの料金が30分200円になりますので、1時間で400円ということになります。
従いまして、400円×10時間=4,000円が利用料金となります。
次に、丸1日利用した場合を考えてみましょう。
8:00~24:00(16時間)までの料金が400円×16時間=6400円
24:00~8:00(8時間)までの料金が100円×8時間=800円
従いまして、丸1日利用した場合の料金は、6400円+800円=7200円ということになります。
2日間利用した場合は、7200円×2日=14,400円になります。

最大料金が無い場合の利用料金の考え方は、看板記載の30分/200円(8:00~24:00)60/100円(24:00~8:00)の料金が繰り返し適用されますので、比較的高額な利用料金となることが言えます。
この料金タイプの駐車場は、オフィス街や駅前など人が多く集まる立地に存在します。

②最大料金ありの場合(繰り返し適用あり)

続いて、最大料金あり(繰り返し適用)の場合を考えてみましょう。
下記の料金写真をご覧下さい。


まずは、この駐車場を8:00から18:00までの10時間利用した場合の利用料金を考えてみましょう。
この駐車場を8:00~18:00までの10時間利用した場合は、昼間最大料金(8:00~20:00)700円が適用され、利用料金は700円ということになります。
最大料金の考え方は、8:00~20:00の入出庫は、最大で700円までしか上がらないということです。夜間の20:00~8:00の考え方も同様となります。
また、丸1日駐車場を利用した際の料金は、昼間最大料金700円+夜間最大料金200=900円が1日の利用料金となります。
この駐車場は、最大料金が繰り返し適用と記載されておりますので、2日間駐車した場合でも最大料金が適用され900円×2日=1800円が利用料金となります。

全国的に見てもこの料金タイプの駐車場が多いようです。
利用者も分かりやすく、良心的な料金プランだと言えます。

 

③最大料金ありの場合(繰り返し適用なし)

最後に、最大料金あり(繰り返し適用なし)の場合を考えてみましょう。
下記の写真をご覧下さい。


まずは、この駐車場を8:00から18:00までの10時間利用した場合の利用料金を考えてみましょう。
10時間利用した場合の料金は、②の考え方と同様です。

この場合、昼間最大料金(8:00~20:00)が1200円となっておりますので、利用料金も1200円となります。
また、丸1日利用した場合の利用料金も②の考え方と同様です。
昼間最大料金(8:00~20:00)1200円+夜間最大料金300円=1500円となります。
次に、2日間利用した場合の利用料金を考えてみましょう。
ここからが②とは異なる点です。
利用1日目の料金は、最大料金が適用されて昼間1200円+夜間300円=計1500円です。
ただし、最大料金の適用が1回限りと看板に記載してありますので、2日目の料金は単位料金を見ていく必要があります。
2日目の8:00から20:00(12時間)までの料金は、40分/200円が適用されますので、40分/200円×18回=3600円が利用料金となります。
 ※12時間=720分になりますので、720分を40分で割り算して18回適用されるということになります。
続いて、20:00~8:00までの料金は、60分/100円が適用されます。
100円×12時間=1200円が利用料金となります。
従いまして、2日目の利用料金は、昼間12時間3600円+夜間12時間1200円=計4800円になります。
よって、2日間の合計金額は、1日目1500円+2日目4800円=6300円です。

最大料金が繰り返し適用されるか1回限りかの違いで支払う駐車料金がこんなにも違うのです・・・。
この料金タイプの駐車場は、比較的短時間(1日以内)利用のお客様が多いエリアに存在します。
また、運営側もこのような料金タイプにすることによって長期駐車問題を少なくすることができます。

まとめ

これまでに昼間最大料金や夜間最大料金の適用についてお話をさせていただきましたが、コインパーキングによっては、当日限りや入庫後12時間・24時間、そして平日限定・土日祝限定と多岐にわたる料金タイプが存在します。
最大料金の繰り返し適用か1回限りかの看板記載が小さいと思われる方もいると思いますが、ガイドラインでは、30mm以上にすることと記載されていますので、30mm以上だと利用者は認識できたと判断される場合が多いようです。(30mm=視距離4~10mの判断有効文字)
コインパーキングのほとんどは、無人での営業になるために、看板に書かれている緊急連絡先に連絡して確認しない限り、コインパーキングに表示されている看板だけを頼りにして自分で理解し、利用しなければなりません。
運営側としてもコインパーキングに人員を配置してしまうと、利用料金を高くせざるを得ない状況になってしまいます。
こういった問題を少しでも減らす為に弊社でも随時最大料金の繰り返し適用への変更を行っています。
違法に駐車している自動車の取締りが厳しくなった昨今、コインパーキングの利用者が増えてきているように感じます。
利用される際には、料金看板の記載に気を配り、十分注意して利用していただきたいと思います。
最後になりましたが、簡単にコインパーキングの利用方法を下記に記載させていただきます。

・コインパーキング利用の手順(ロック式)
1.看板の記載に気をつけながら料金を確認する
2.空いている区画に駐車する
3.ロック板をきちんと乗り越えて駐車する
4.出庫する前に精算する(※駐車した区画番号に注意する)
5.ロック板が完全に下がってことを確認してから出庫する
※ロック板をきちんと超えなかったり、精算せずに出庫した場合は、不正(違法)駐車とみなされてしまいます。

・コインパーキングの利用手順(ゲート式)
1.看板の記載に気をつけながら料金を確認する
2.ゲート入口で駐車券をとる
3.空いているスペースに駐車する
4.出口に行き、駐車券を入れ、精算を行う
5.ゲートがしっかり開いたことを確認してから出庫する
※駐車券を紛失してしまうと、別途料金が発生してしまうことがほとんど。
※ショッピングモール等は、店内に事前精算機が設けられ、あらかじめ精算を済ませておくことが出来る場合もある。

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坂本永勝

坂本永勝

あなぶきハウジングサービス 坂本 永勝(さかもと えいしょう)
出身は香川県の小豆島で、自然が豊かな所です。
大学を卒業後、あなぶきハウジングサービスに入社しました。
現在は、パーキング事業部に所属し、中国地方で時間貸し駐車場の運営・管理に従事しています。
地域に密着し、綺麗で使いやすい駐車場を心がけて、日々業務に励んでいます。

保有資格:宅地建物取引士 管理業務主任者 第一種衛生管理者 住宅ローンアドバイザー
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