ホテル改修工事 再生でどこまで変わる ~仕上げ工事編(その2)~

いつも元気にほがらかに、現場監督の河野です。

ホテルの改修工事では、宿泊者が滞在しながらの外装-内装工事を行うケースと、宿泊停止を行って、リニューアルオープンするケースなどありますが、今回は、ホテル営業を一旦終え新たに民泊事業として宿泊施設-ホテル再生のご紹介をさせていただいております。

今回ご紹介しますホテルの改修工事は、宿泊スタイルを変えた民泊事業によるご提案で、外装-内装ともに改修とリノベーションいたします。今回は~仕上げ工事編(その2)~ということでビジネスホテルの内装を解体し、一旦スケルトン化した後、間取り等を大幅に変更し、新しく再生する過程の一つで、仕上げ工事の中盤の作業(壁・天井組立)の状況をご紹介いたします。

壁・天井建込工事について

外壁の内側には発泡ウレタンフォームを吹き付け、断熱加工を行っております。その後、室内の壁天井を組み立てていくために高さのレベル出しを行います。現場監督員達により赤外線レーザーを使い壁の下地へ基準墨を出している状況がこのような感じです。

高さレベル出し作業状況

お部屋の床・天井・梁などの高さの基準となるレベルを確認します。

壁建込状況 壁下地ボード取付作業状況

お部屋の間仕切り壁となります。不燃材料にて界壁(耐火壁)を組み立てます。

壁建込状況 保温材グラスウール充填作業状況

お部屋の間仕切り壁内側には吸音材を敷き詰め遮音性の確保をいたします。

取付状況については以下で参照下さい。

仕上げ工事(壁・天井組立)作業状況

ということで、スケルトン状態から外部に面する壁の発泡ウレタンフォーム吹付による断熱化とユニットバスの設置後の作業状況をご紹介させていただきました。お部屋の間仕切り壁と天井の組立状況ですが、仕上げ工事の一部となります。遮熱・遮音・耐火性能をもたせた空間構成となります。

まとめ

ということで、今回、ホテル改修工事の再生として仕上げ工事編(その2)をご紹介させていただきました。民泊として皆様に出会うまでの裏舞台をご紹介させていただけたらと思います。ビジネスホテルから民泊スタイルへの変更の背景として、ターゲット層が国内出張者メインからインバウンドメインへとする中で、部屋数を減らす一方、ベッド数を増やして利用者を増加させるといった提案です。

安全作業に努め誠心誠意に工事を進めてまいります。
今後の仕上げ工事続編をご紹介いたします。
それでは、また、お会いしましょう ご安全に!!

よかったらこちらも参考までにご覧ください。
★ホテル改修工事 再生でどこまで変わる~解体工事編~
★ホテル改修工事 再生でどこまで変わる~仕上げ工事編(その1)~

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河野通明

あなぶき建設工業 河野 通明(かわの みちあき)
分譲マンションの新築工事の現場監督から、管理組合運営のサポート業務を行うフロント担当を経て、現在はマンション大規模修繕工事の現場管理に携わっております。
管理組合運営業務に携わった経験を活かして、安心・安全の工事に努めます。
保有資格:1級建築士・1級建築施工・土木施工・管工事施工管理技士・マンション管理士・維持修繕技術者・管理業務主任者
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