あなぶきデザイン&リフォームの前原です。
今回はリフォームでの打ち合わせが進み様々な場面で出てくる、色選びについてご紹介します。
色のしくみ
色には、色味のある「有彩色」と色味のない白黒グレーの「無彩色」があります。
さらに「有彩色」は色の違いを表す「色相」に分かれます。
これを円形に並べたものを「色相環」といって、暖色や寒色などが把握できます。
色を決める順番
①面積の広い床の色を決める
②建具の色を決める
③壁紙の色を決める
④ファブリック・カーテンの色を決める
使う色は基本3色までに
①②のフローリング・建具色
→変更しにくい部分なので好みを活かしつつ長く使用しても飽きない色を選ぶと良いです。
③の全体ベース色
→壁紙は一番派手な色(メインとなる)から選び、その色を念頭に置いて他の色を選びましょう。
④のポイント色
→ベース色よりもトーンの高い色や同系色、補色などを選ぶと上手くまとまります。
1部屋の中に2つ以上の色があっても構いませんが、最大でも3色までにしておくことをおすすめします。
派手な色を使う場合は、目を休ませるためにも3色目は無彩色にしましょう。
応用編
後ろ壁をミントブルーにしたい場合
実用編
カラースキームの注意点
壁紙・クッションフロアなどをカタログサンプルから選ぶ場合は、想像している以上に色が薄くなります。
(小さなカットサンプルで見る色は濃く、壁などの広い面積で見る色は薄く感じます)
A4サイズや巾なりのサンプルを取り実際の色味や柄の大きさなど確認しましょう。
壁に貼るものは壁に沿って、床に張るものは床に置いて、
実際の位置や向きに合わせて確認することが大切です。
(打ち合わせ中のテーブルに置いてみると照明が上からあたり、実際とは違う色に見えます)
まとめ
色がたくさんある部屋はたとえ物が少なくてもごちゃごちゃした印象になります。
同系配色・類似配色・反対配色・同一トーン配色など配色パターンを上手にとりいれて
美しくコーディネートされたお部屋を目指しましょう。
前原望
前原 望 (まえはら のぞみ)
岡山県出身。2020年入社。
地元の住宅会社で3年間営業として勤務。
現在、あなぶきデザイン&リフォームでマンション専有部のリフォームをメインに行っています。
今までの経験を生かして、お役立ち情報をお伝えできればと思います。
保有資格:整理収納アドバイザー2級・介護職員初任者研修
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