今回は賃貸マンション・賃貸アパートで引越した日(入居した日)にやっておきたい、というよりも『やっておくべき』3つのポイントをご紹介します。
お引越しの日は大量にある段ボールたちの開封やテレビのチャンネル設定(私はまずコレをやらないと落ち着きません…)など、やることはたくさんありますが、それよりも大事な他にやるべきことがあります!
これから新しく賃貸で入居する方は是非、参考にしていただき、気持ちよく新生活をスタートしてくださいね。
- 1. 賃貸の入居日とはいつのこと?
- 2. 入居前(引越し前)までにやっておくこと
- 3. 入居日にやることリスト
- 3.1. 室内チェック
- 3.1.1. □壁・天井のクロス・襖に汚れ、キズ、剥がれは無いか
- 3.1.2. □床材に汚れ、キズは無いか
- 3.1.3. □インターホンは使えるか
- 3.1.4. □電気はきちんと点くか
- 3.1.5. □照明器具に割れやキズは無いか
- 3.1.6. □網戸に破れやキズは無いか
- 3.1.7. □設備(エアコン、給湯器、コンロなど)は正常に動くか
- 3.1.8. □カビは無いか(特に洗面所や浴室、クローゼットの中など)
- 3.1.9. □トイレの便座は割れていないか
- 3.1.10. □水漏れは無いか(キッチン、トイレ、浴室、洗濯機の蛇口)
- 3.1.11. □建具の開閉に不具合は無いか(下駄箱や収納の扉、部屋の扉など)
- 3.1.12. □メールボックスに不具合は無いか
- 3.1.13. □前の居住者の残置物(忘れ物)は無いか
- 3.1.14. □ベランダも見ておきましょう
- 3.2. お引越しの荷物が入る前に簡単なお掃除
- 3.3. 引越し業者の監督
- 3.1. 室内チェック
- 4. 近隣住戸への引越し挨拶
- 5. 最後に
賃貸の入居日とはいつのこと?
不動産会社の定義する入居日とは、「契約した物件に住めるようになる日」のことです。引っ越してくる日や住み始める日と考える方もよくいらっしゃいますが、そうではなく入居日から家賃が発生します。大体の場合審査を通って、1週間から2週間後を入居日としているケースが多いです。不動産会社に相談することで入居日を調整してもらえることもあるので、家賃の二重払いを避けるためにもしっかり確認しておきましょう。
入居可能日とは?
入居ができるようになる日のことです。前の退去者が退去してから、ハウスクリーニングや書類の作成、鍵の付け替えや審査などがあり、退去後から入居可能日までは約2週間から1ヶ月程度かかるといわれています。
入居前(引越し前)までにやっておくこと
まずは、念のため…ですが“引越し日までにやっておくこと”のリストです。もう終わっているか改めてチェックしてみてください。
電気の開栓手続き
引越しまでに電話して手続きしておきましょう。(電気会社の連絡先はマンションの管理会社(不動産会社)に聞くと教えてもらえます。)
水道の開栓手続き
引越しまでに電話して手続きしておきましょう。(水道の連絡先はマンションの管理会社(不動産会社)に聞くと教えてもらえます。手続きが不要なケースもありますので確認しておいてくださいね。)
ガスの開栓手続き
引越しまでに電話して手続きしておきましょう。ガスの開栓は立ち会いが必要なことが多いので、何時頃にするのか、立ち会いの時間も決めておく必要があります。お引越しシーズンは混雑も予想されますので、引越し日と時間が決まっていれば早めに連絡しておくことをお勧めします。
電話やインターネットの変更手続き
固定電話やインターネットを使っていた場合は変更手続きを忘れないようにしましょう。
転出の手続き
引越し前の市区町村の役所で手続きしておきましょう。
郵便の転送手続き
ハガキでもインターネットからも手続きできます。
各種住所変更手続き
カードや携帯電話など、住所変更が必要なものは事前に手続きしておきましょう。
照明器具、カーテンの購入
物件に付いていれば問題ないですが、照明器具やカーテンが無いと、入居日に困ってしまいます。カーテンは入居前に採寸しておく必要がありますね。もし、入居前に採寸し忘れていた場合は不動産会社に聞くと教えてくれることもありますが、難しそうなら入居日に採寸して買いにいきましょう。引越し日が新しい家具を買いにいったりすることもあると思いますが、メジャーを持っていると何かと便利ですね。
入居日にやることリスト
室内チェック
賃貸に入居するときは、コレが一番大事です。できれば引越し屋さんが来る前、荷物が何もない状態で室内のチェックを行うのが良いです。なぜ室内チェックが必要かというと、退去する時の敷金精算でトラブルにならないために必要(入居時からあったキズや汚れ、不具合を請求されないようにするため)です。
こんなやり取りが実際に起こります。
~数年後、解約するとき~
管理会社(不動産会社)「入居中に壁に大きなキズを付けてますね。修理費用は借主負担ですので、敷金から引かせていただきます。」
借主さん「これは前の入居者が付けた、入居した時からあったキズですよ!」
管理会社「入居時にはそんな傷はなかったですよ!」
借主さん「いや、あった!」
管理会社「いや、なかった!」
借主さん「あった!!!」
管理会社「なかった!!!」
・・・
という感じで「あった」「なかった」のトラブルへと発展していってしいます・・・。
管理会社がしっかりとチェックして入居時の室内の状況(傷や汚れ)を把握していれば、このようなトラブルは起こりませんが、全ての会社がそうではありません。管理会社によっては“入居後、汚れや不具合箇所をチェックして○週間以内に提出してください。”というところもありますが、そういったチェックリストの提出が無い場合でも自分でやっておくべきです。
では、「どういうところを見ておくべきか、チェックしておくべきか」をご紹介します。
□壁・天井のクロス・襖に汚れ、キズ、剥がれは無いか
□床材に汚れ、キズは無いか
□インターホンは使えるか
□電気はきちんと点くか
□照明器具に割れやキズは無いか
□網戸に破れやキズは無いか
□設備(エアコン、給湯器、コンロなど)は正常に動くか
□カビは無いか(特に洗面所や浴室、クローゼットの中など)
□トイレの便座は割れていないか
□水漏れは無いか(キッチン、トイレ、浴室、洗濯機の蛇口)
□建具の開閉に不具合は無いか(下駄箱や収納の扉、部屋の扉など)
□メールボックスに不具合は無いか
□前の居住者の残置物(忘れ物)は無いか
□ベランダも見ておきましょう
チェックして不具合があったときは、まず、その箇所の写真を撮っておきます。次に管理会社に電話して、修理が必要な場合は修理を依頼し、そうでない場合は「入居時に既にあった不具合なので、退去時には請求しないこと」を確認しておきましょう。撮った写真を印刷して撮影日を記録し、賃貸借契約書と一緒に保管しておくと、より安心ですね。それでも不安な場合は、管理会社から退去時に請求しない旨を書いた書面を貰っておくという手もあります。
お引越しの荷物が入る前に簡単なお掃除
クリーニング済みのお部屋でも、“新築で未入居”となっていたお部屋でも、キレイに見えても意外と汚れています。引越し屋さんが来るまでの間、室内のチェックを終えたらサッとお掃除しておきたいですね。段ボールの山が来ると片付くまでなかなか掃除できませんし、家具を置いてしまうと掃除しにくくなります。ですので、入居日には雑巾を数枚持っていると活躍します。
引越し業者の監督
引越し(荷物の搬入)が始まったら、「ソレはココにおいてください。ソレはアソコにおいてください!」と引越し業者さんに指示を出すだけでなく、引越し業者さんが誤って部屋や荷物にキズを付けないかも注意しておく必要があります。引越し屋さんがキズを付けてしまった場合は、引越し屋さんに修理費用を請求することとなりますが、まず管理会社(もしくは不動産会社)に引越し屋さんがキズを付けてしまった旨、報告をしておきましょう。
近隣住戸への引越し挨拶
挨拶に行くべきか
まず賃貸マンション・アパートに入居したときに「近隣住戸に挨拶に行くべきか、行かないべきか」ですが、これは完全に個人の判断で良いと思います。
昔は引越ししたら、挨拶に行くのが当たり前という感じでしたが、近頃では挨拶に行かない人も増えているようです。個人的にはファミリー物件ですと、今後のお付き合いもあるので行った方が良いと思います。住民同士の顔が分かっていてコミュニティが形成されているマンションですと、いざ災害の時に助け合いもできますし、マンション内に外部の人がいたらすぐに分かるという防犯効果もあります。
ただ、一人暮らしの女性の場合、挨拶に行くのがイヤな方もいますよね。行かない方が良いケースもあるかもしれません。(手紙で挨拶するという方法もあります。)
物件に大家さんや管理員さんがいる場合は、後々お互いに顔を知っている方が良いので挨拶に行っておいた方が良いと思います。
挨拶する場合、どこまで挨拶に行く?
次に、挨拶に行くなら隣のお部屋?下の階も?など、“どこまで挨拶に行くか”ですが、これも個人の判断になりますし、物件の形状にもよります。ただ優先順位をつけるならこんな感じで良いと思います。
1、お隣のお部屋
2、真下のお部屋(特に小さなお子様がいる場合)
3、真上のお部屋
4、同じフロアのお部屋(2つ隣、3つ隣のお部屋)
何を持っていく?
安すぎるモノも、高すぎるモノも持って行きづらいですよね…。手土産の世間相場は1,000円前後のようです。タオルや洗剤、お菓子などが多いようです。これは「気持ち」ですので何でも良いと思いますが、荷物になるので引越し前に買っておいても良いかもしれませんね。
最後に
引越し日は新生活で一番ワクワクする日ですが、意外とやっておくべきこともたくさんあります。事前に準備しておくことでスムーズな新生活をスタートしてくださいね!
生山 亨
分譲マンションの管理担当(フロント)を経て賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介・総務業務を経験。長年やってきた賃貸業務、中でも特に空室の改善、対策は得意分野です。現在は、あなぶきスペースシェアにおいて宿泊事業・マンスリー事業を行っています。
保有資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・管理業務主任者
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