こんにちは。
ホームライフ管理の人事総務部の竹林です。
ホームライフ管理では、わくわくマンションライフのなかで“しあわせマンションライフ”実現のために、マンション・マネジャー(管理員)の育成に力をいれています!というお話しをさせていただきました。
その育成制度の次段階として2024年7月、特に優秀な管理員の方を “しあわせ『感』理マイスター” として認定する 「マイスター認定制度」 をスタートさせました!
今回は、ホームライフ管理の 「マイスター認定制度“しあわせ『感』理マイスター”」 についてご紹介させていただきます。
1、「マイスター認定制度」って何?
制度導入のきっかけは、ミーティング中の何気ない会話からでした。
◇『居住者のため、会社のために献身的に働き、日々の行動が会社の円滑な運営を支えてく
ださっている管理員の方には、それなりの評価をしてもいいよね。』
◇『居住者のお役に立てている優秀な管理員の方に(特別に何か)してあげたいよね。』
◇『グループ会社ですでに始まっている(マイスター管理員制度)を参考にしてはどうだろう。』
というところからプロジェクトが動き出しました。
プロジェクトHの始まりです。 ※Hとは・・・ホームライフ管理のHです。
そして最終的にグループ会社が行っている制度を参考に、
優れた能力を発揮されている現場勤務の方を、“しあわせ『感』理マイスター”として認定し、その栄誉を称える 「マイスター認定制度」 の導入に至りました。
当社では〔ビル管理員〕・〔ビル設備常駐員〕・〔ビル清掃員〕の方も勤務されているため、グループ会社での名称「マイスター管理員制度」より、社業に相応しい「マイスター認定制度」に定めました。
✤プロジェクトH✤
■制度の制定にあたり、まずは優秀な管理員の方の「基準」を設ける必要があります。
総合的な判断として、以下に定めました。
基準 | 理由 | |
1 | 勤続 2年以上 | ある程度のキャリアは必要 |
2 | 週の勤務時間 15時間以上 | 居住者・会社への貢献度を図る目安 |
3 | 客観的事実があること | 実際の素晴らしい対応・手本となる行動 |
4 | 認定審査ヒアリングシートのクリア | 正しい管理業務の判断材料 |
5 | 広報活動への協力 | 社内外に“マイスター”を広報 |
以上の基準を満たしていることが認定条件のひとつです。
ところで皆さんは、マイスター(Meister)とは、どのような意味かご存知ですか?
ドイツ語で巨匠や大家(たいか)という意味です。ドイツでは職人などの専門的な技術や知識を持っている人、その道を究めた人をマイスターと呼んでいます。
ちなみに、英語ではマスター(Master)、イタリア語ではマエストロ(Maestro)となります。
聞いたことありますね。
日本では高い技術を持った人の後継者育成制度などが一般的ですが、ここではドイツ語の「専門的な技術や知識を持っている人=優秀な管理員の方」ととらえてマイスターとし、そこに企業理念の“しあわせ『感』理”をつけて“しあわせ『管』理マイスター”となります。
ホームライフ管理の“しあわせ『感』理マイスター”とは、
優れた能力や高い知識を有し、お客様満足度への貢献度が極めて高い管理員の方です。
■マイスターの中でも3つのランクを設けました。
<ランク>
✧ブロンズ ✧シルバー ✧ゴールド
まずはブロンズからスタートです。
ブロンズとして実績を重ね、新たな基準をクリアしてシルバー・ゴールドにランクアップしていきます。創設初年度の2024年度上半期は「ブロンズ」の方を16名認定し、資格手当もつけました。
■年間の認定回数
<認定回数>
・年2回(7月1日/1月1日)
認定された方には、期初に行われる社内キックオフミーティングにお越しいただき、その中で、「認定証書・認定カード(従業者証明書ホルダーで携帯します)・認定バッチ」をお渡しします。
以上が「マイスター認定制度」となります。
今後も定期的にマイスターを認定していきます。
2、「マイスター認定制度」のもたらす効果はすごいんです!
「マイスター認定制度」の導入には付随効果があるのです。
◆管理員の方のモチベーションがアップします。
選考基準や褒賞の内容を明確に伝えることで、マイスターになることを目標とし、
日々の業務がさらに前向きになります。
↓
その効果がこちらです。
✧居住者の方へのサービス品質の向上が図れます。
✧お客様満足度へつなげることができます。
◆モチベーションアップにより、管理についての知識がさらに深まりす。
書類等の不備がなくなり事務の効率化が図れ、居住者・業者の方への対応が適切になされます。
↓
その効果がこちらです。
✧社内関係各部署の事務負担が軽減されます。
✧マンション担当者は、新規サービスの提案等に専念できます。
というように、居住者の方と会社、両方へ有益な効果をもたらします。
3、“しあわせ『感』理マイスター”をご紹介!
第1回“しあわせ『感』理マイスター”に認定された管理員の方をご紹介させていただきます。
岡崎正則さん(勤続12年)
(築23年・総戸数63戸・神奈川県横浜市のマンションを担当)
◆マンション管理員業務をするきっかけは?
前職(ホテルマン)の接客業のキャリアが活かせると考えました。
◆仕事に対するポリシーなど
すべての居住者の方に対して公平な対応をさせていただくことです。(いつもあの人にだけ・・)というような、誤解を招くことは決してあってはならないと思っています。
◆業務で気を付けていることは?
常に相手の立場になって居住者の方に接しています。そして必要と思われるように。
相談を受けたときには、(こういう事ができますよ)といくつかの提案をしますが、(こうです!)というような言い方はしないようにしています。
◆この仕事をしていて嬉しかったことは?
なにより仕事の内容全般が自分に合っていること。
業務の幅が広いため、飽きることなく常に新鮮な気持ちで取り組めることです。
◆“しあわせ『感』理マイスター”になって、気持ちや業務に変化はありましたか?
さらに模範の管理員になれるよう、前進したいと思います。
◆今後の目標など、お聞かせください。
自身の健康維持とともに、今後も居住者の方、そして会社のお役に立てるよう日々を過ごしたいと思います。
岡崎さんの管理業務に対する真摯な姿勢が伺えます。
岡崎さんの担当マンションの執務室は、必要書類が項目ごとにファイリングされ、棚にきれいに並べられています。岡崎さんが休暇の際に入られる代行員の方でも、居住者の方をお待たせすることなく、すぐに書類が取り出せるようになっています。
ゴミの集積場では、生ごみの跡が残らないよう新聞紙を利用するなど工夫をし、常に清掃と整理をしているので、居住者の方もルール通りのゴミ出しに協力的です。
理事長さんや担当フロントへの報告等は、「電話よりメールのほうが便利ですね」と、会社貸与のスマートフォンを積極的に活用しコミュニケーションを図っています。
マイスターに認定された他の管理員の方からも、
・スピード感を持ちつつ、誠意ある対応をするようにしています!
・マイスターに認定され、(one step up!)マイスターのシルバーを目指し、もっと頑張ろう!と思います。
など、前向きなお話しをいただいています。
「マイスター認定制度」は、まだスタートしたばかりのため、内容の見直しを行いつつ新たなことにもチャレンジして、居住者の方やその時代のニーズに合う制度に進化させていきたいと思っています。プロジェクトHはこれからも続きます!
最後に!
私たちホームライフ管理は、
居住者の方へお住まいの安心・安全をお届けするだけではなく、いつまでもしあわせに笑顔を絶やさない毎日を過ごせる「しあわせマンションライフ」を実現するために、住まいのプロとしてトータルにサポートしております。
その第一線で活躍している“しあわせ『感』理マイスター”や、次に続くマンション・マネジャーにご期待ください!
竹林貞治
管理本部 人事総務部 総務課
竹林 貞治(たけばやし さだはる)
10数年人事総務部で過ごし、約4年ほどマンション管理員をサポートする部署へ異動。現在は人事総務部へ出戻ってきました。
支えるだけの『縁の下の力持ち』にとどまらず、自ら動くことによってチームが活発になる『潤滑油』になることをモットーにしています。
マンション管理員をサポートする部署在籍時はマンション管理員による的確な事務手続きや担当フロントとの良好なコミュニケーション、
居住者のためにより快適な空間を提供するためにマンション管理員のスキル向上をサポートしていました。
人事総務部へ異動となりましたが引き続きマンション管理員研修にも携わることとなりましたのでこれからもよろしくお願いいたします。
ちなみに人事総務部では障がい者雇用に携わり手話を覚え、現在も聴覚障がいの社員と手話で会話していることが特技かな??
週末はボーイズリーグや少年野球の審判をして体を動かし健康も気にかけていますが一向に痩せないのは何故だろう・・・。
保有資格
・マンション管理士
・管理業務主任者
・警備員指導教育責任者
・宅地建物取引士
・マンション維持修繕技術者
・賃貸不動産経営管理士
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