マンション防音対策 床材編

飯野琢磨 飯野琢磨

おはようございます。

あなぶきセザールサポートの飯野です。

快適なマンションを左右するものに「騒音」問題があります。

騒音はマンション内・外どちらでも発生していますが、これらは主に床・壁・窓を通して伝わるため、この部分の遮音・防音対策により騒音の発生や被害を軽減することが可能となります。今回は床材についてご紹介します。

2016.08.04

目次

  • 遮音フローリングについて
  • クッションフロアについて
  • カーペットについて
  • 畳について
  • まとめ

 

・遮音フローリングについて

遮音フローリングは通常のフローリングにスポンジのような遮音材がついているもので、厚みは12mm~13mm程度です。下地をベニヤなどで調整して遮音フローリングをはっていけば、防音規定をクリアできます。

出来上がりの見た目は一般的な合板のフローリングと変わりありませんが、歩くと少しフワフワした感触です。遮音フローリングは一般のフローリングと比べて付加価値の付いた商品ですので、価格は高くなります。最近の新築マンションでは遮音フローリングが主流となっています。

 

・クッションフロアについて

塩ビ素材のシートで作られた床材です。防水性が高いので洗面所やトイレ、キッチンなどに使われることも多いのですが、いかにも人工物という安っぽい印象のものが多かったため、室内では敬遠する方もいましたが、近年は木目調のフローリングに似せたものや豪華な大理石調に仕上げたものなどデザイン性に富んだものも増えてきています。

クッションフロアは図面上では「CL」と表記され、その名のとおりクッション性があるので、うっかり床にものを落としても音が軽減されます。また、ごみやほこりを掃除しやすいので清潔な室内環境を維持できます。

 

・カーペットについて

遮音フローリングが主流となった現在の新築マンションの床材の影もあり、近年は減少しつつあります。防音性能は遮音フローリングよりも高く、毛足があるため足触りが柔らかく、温かみがあります。デメリットは毛足の奥までゴミが入り込みやすいので、掃除に手間がかかります。そのためゴミが残ってしまい、ダニの温床にもなってしまいます。

また、コーヒーやお茶等飲み物をこぼしてしまった場合はシミになることもあります。

 

・畳について

日本の伝統的な床材で一般的には井草でつくられています。クッション性と温かみを兼ね備えているので、床に寝転がるなど、くつろぐことに適しています。また、新しい畳には、独特の香りがあり、この香りには癒し効果もあるといわれています。

フローリングの普及にともない賃貸住宅では減少傾向にありましたが、抗菌や防傷などの加工が施された商品の開発や、個性的な雰囲気を漂わせる琉球畳など、一部では根強く評価されています。

 

・まとめ

防音のための床材は防音性能にさまざまな種類があり、万能ではありません。また音にも色々な種類があり、すべての音に対応できる訳ではありません。

そのためどんな音をたてても良いというわけではなく、生活はお互いの注意と相手を思いやる心が大切です。

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飯野琢磨

飯野琢磨

あなぶきハウジングサービス 東京南支店:飯野 琢磨(いいの たくま)
前職では大工や建築積算を経験。入社後、マンション修繕工事のコンサル業務、分譲マンションのリプレイス営業、分譲マンションのフロントを経験。
マンション管理のことについてはもちろんのこと、リフォームやリプレイスなどさまざまな視点から幅広い情報を提供します。
所有資格:一級建築士・マンション管理士・管理業務主任者・宅地建物取引士
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