大規模修繕工事実施時のバルコニー・ベランダ私物について~その2物置編~

飯野琢磨 飯野琢磨

こんにちは、あなぶきハウジングサービス飯野です。

以前に大規模修繕工事時のバルコニー・ベランダの観葉植物についてご説明しましたが、本日は2つ目の事例として床面にご自身でタイルや人工芝等の装飾をされている方への注意点をご説明します。

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大規模修繕工事実施時のバルコニー・ベランダ私物について その1~観葉植物編~

 

目次

  • バルコニー・ベランダへのタイルを敷いている方への注意点
  • まとめ

 

バルコニー・ベランダへのタイルを敷いている方への注意点

みなさんのバルコニー・ベランダの床面はどのようになっていますか?大規模修繕工事実施の際に問題となる事例の1つにバルコニー・ベランダ床面への装飾があげられます。以前ご説明しましたが、バルコニー・ベランダは専用使用権が認めれた共用部分であるため、その住戸の居住者が自由に使用することは出来ますが、勝手に改良を加える等工事をすることは認められていません。

最近ではホームセンターやインターネット等で工事業者に工事を頼む必要が無く誰でも簡単に敷く事が出来るタイルやウッドデッキが販売されており、バルコニーをおしゃれにコーディネートしている方も多くいらっしゃいます。これらは普段他の居住者の迷惑となる事はほとんど無く、敷き終われば管理組合など他の居住者が中を確認することは困難なため大きな問題となる事はほとんどないかと思いますが、これが問題となるのが大規模修繕工事の時です。

大規模修繕工事では共用部分であるバルコニー・ベランダの工事も含める場合が多く、工事実施の際には撤去しなければなりませんし、この撤去はタイルやウッドデッキを敷いた居住者自信でやらなければなりません。近年高齢者の独り暮らしが増えていますが、親孝行で子供がタイルやウッドデッキを敷いてあげることもありますが、高齢のため自分で剥がす事の出来ないタイルやウッドデッキを敷いている時に大規模修繕工事となってしまった場合には、自身で業者に依頼してタイルやウッドデッキを剥がしてもらう事になり、個人負担の費用が発生してしまいます。タイルやウッドデッキを敷く場合は剥がす事も考えるようにしなければなりません。また工事期間中はベランダ・バルコニーに荷物を置く事は出来ないため、工事期間中に自宅で保管することも想定して購入するようにしましょう。

まとめ

バルコニー・ベランダが広いと机や椅子を持ってきてオープンカフェを楽しむ事が可能で、インターネットで検索するとさまざまなアイディアが紹介されています。しかし、約10年に一度行われる大規模修繕工事の際には撤去もご自身でやらなければなりません。さらにバルコニー・ベランダの床面に避難ハッチがある場合は消防法の避難経路として計画されていますので、そもそも避難を妨げるものを置く事はできず消防設備点検の際にも指摘事項として報告書へ記載され、報告書は消防署へ提出されてしまいます。ベランダ・バルコニーはあくまでも共用部であるという事を忘れないでください。

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飯野琢磨

飯野琢磨

あなぶきハウジングサービス 東京南支店:飯野 琢磨(いいの たくま)
前職では大工や建築積算を経験。入社後、マンション修繕工事のコンサル業務、分譲マンションのリプレイス営業、分譲マンションのフロントを経験。
マンション管理のことについてはもちろんのこと、リフォームやリプレイスなどさまざまな視点から幅広い情報を提供します。
所有資格:一級建築士・マンション管理士・管理業務主任者・宅地建物取引士
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