家賃を下げる前に!大家さんが知っておきたい空室対策(空室コンディション3つのポイント編)

生山 亨 生山 亨

あなぶきセザールサポートの生山です。前回は空室リフォームを行う際のポイントをご紹介しました。今回は空室コンディションのポイントをご紹介します。賃貸物件は空室のコンディションを良い状態に保っておくことが重要です。インターネットでお部屋探しをする人が増えてきていますが、最終的な判断は実際にお部屋を内見してから決める、という人がほとんどです。内見時に少しでも良い印象を持ってもらうことが、成約率アップに繋がります。管理会社に任せっぱなしにするのではなく、自分の物件で今回ご紹介するポイントができているかチェックしてみてくださいね。

空室対策空室CD編

目次

  • その①絶対に商品化しておく
  • その②電気と水道は使える状態にしておく
  • その③少しでも印象をよくするための裏ワザ
  • まとめ

 

その①絶対に商品化しておく

何らかの事情で募集を止めているお部屋は別として、募集中のお部屋は絶対に商品化しておく必要があります。商品化というと「他の物件と差別化を図っておく」という意味もありますが、ココでいう商品化とは「きちんと原状回復工事やリフォームを行って、すぐに貸し出せる状態にしておく」ということです。たまに「決まってからリフォームします」という状態で募集を行う物件がありますが、絶対におすすめできません。リフォーム前のお部屋を見せて、「住むときにはリフォームをするのでキレイになりますよ」と言っても、成約にならないケースがほとんどです。お部屋を見に行く側の気持ちになれば分かると思いますが、やはり第一印象はとても大事ですよね。

 

その②電気と水道は使える状態にしておく

募集中のお部屋は空室でも通電しておいて、内見がないときはブレーカーを下ろしておく、内見時にはブレーカーを上げれば電気がつく状態にしておくというのが一般的です。

通電しておく理由として大きく2つあります。ひとつは夕方や夜やお天気の悪い日の内見があるから、もうひとつは電気がないと見えないところがあるからです。トイレ、洗面所、キッチンなどは電気がないと真っ暗で何も見えないという物件もあります。

水道は定期的(月に1~2回)に通水するために使えるようにしておく必要があります。キッチン、洗面、浴室、トイレは定期的に通水(水を流すこと)をしておかないと、排水管内の封水が蒸発してしまいます。封水が蒸発してしまうと、においや虫の発生原因になってしまいます。(封水とは排水トラップに貯まる水のことで、においや虫の逆流を防ぐ役割があります。)特に夏場は気をつけておかなければなりませんが、においや虫が発生してしまうと内見時に大きなマイナスポイントとなってしまいます。

封水の蒸発を防ぐための蒸発防止剤というものもありますが、これを使うときには内見時に水を流されないよう注意書きを貼っておく必要があります。

 

その③少しでも印象をよくするための裏ワザ

他に少しでも印象をよくするための裏ワザ?をご紹介します。できること、まだやっていないことがあれば是非やってみてくださいね。

 

カーテン設置

単身用物件には効果的で、特に景色の悪い物件にはお勧めです。レースカーテンだけでも十分ですが、予めレースを閉めた状態にしておくことでマイナスポイントをうまく隠すことができます。より具体的な生活イメージを持ってもらうこともできますよね。ただし中古品は絶対にNGで、借りてくれた人にプレゼントするものとしてキレイな新品のカーテンを設置しましょう。

 

室内ポップ

物件の設備には説明しないと伝わらないこともあります。案内をする不動産会社の担当者が全て理解して説明してくれるとも限りません。ひとことコメントを書いたポップを設置しておくことで、知ってほしいことを確実に伝えることができます。

例えばエアコンを新設したときは、エアコンに「新品のエアコンを設置しました♪」といった感じでポップを貼っておくだけでもプラスのイメージを持ってもらうことができますよね。

 

消臭剤

においには人それぞれの好みがありますので、あまり特徴の強いものはおススメできませんが消臭剤を置いて嫌なにおいを消しておくのも効果的です。

 

お手紙

大家さんからのお手紙(内見の御礼や物件に対する思い)や入居者の声(現居住者や旧居住者の声)を空室においておくと好印象を持ってもらうことができます。お部屋を借りる人からすればインターネットや物件の資料では得ることのできないとても貴重な情報です。

まとめ

お部屋探しでインターネットから簡単に大量の情報を得られるようになりましたが、実際に新生活を始めるとなると、それだけでは分からないことや不安なこともたくさんありますよね。インターネットや物件のチラシ等で、ある程度その物件に興味をもった方が内見にくることが多いと思いますが、せっかく内見にきてくれたお客様には、少しでも良い印象を持ってもらって成約率を上げたいですよね。空室のコンディションは常に最高の状態を保つようにしておきましょう。

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生山 亨

生山 亨

あなぶきハウジングサービス イノベーション戦略本部:生山 亨(いくやま こう)
分譲マンションの管理担当(フロント)を経て賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介・総務業務を経験。長年やってきた賃貸業務、中でも特に空室の改善、対策は得意分野です。
会社に地域に、そして日本に少しずつ“わくわく”を創ります!
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