こんにちは。あなぶきデザイン&リフォームの山本です。
家の中にいても冬の寒さと夏の暑さに悩まされることがありますよね。今回はそんなお悩みを解決。
内窓を取り付けることによって冬はあったか、夏はさわやかに、住まいをもっと快適にすることができます。
内窓の効果やメリットをご紹介し、快適な住まいづくりの参考にしていただけたらと思います。
こんなに変わる!!内窓の効果とメリットをご紹介
断熱効果 -冬でも薄着でぽっかぽか-
アルミサッシに比べ熱を伝えにくい樹脂サッシ。さらに、今ある窓との間に「空気の層」をつくることで、室内の暖かい空気の流失をブロック。「空気の層」が断熱材の役割をしてくれます。
結露軽減 -結露をおさえ、いつも快適に-
今ある窓と内窓の間に生まれる新しい空気層が、室外と室内をしっかりと隔てる構造となるため、大きな断熱効果となります。
外気温の影響を受けにくくなり、結露の発生を大幅に抑え、お掃除ラクラクの快適な毎日に変わります。
結露を放っておくと…
外気によって冷やされたガラスやサッシが、室内の空気と触れることで空気中の水分が水滴となる「結露」。
この水滴によって、湿気を好むカビやダニの繁殖が促され、アレルギーやぜんそくを引き起こしてしまう恐れも。内窓を取付け、結露を抑えることでカビやダニの発生の予防につながります。
遮音効果 -外の音も大きな声も気にせず一家団らん-
空気の層のはたらきは、断熱効果だけではありません。外からの不快な音が室内に入ることや、室内で発生した音が、近隣に漏れるのを抑える防音壁としての役割も。
人間の耳は、音の大きさが10dB下がると音が半減したように感じると言われ、快適で静かな環境づくりにも効果的です。
UVカット -お肌と家具を直射日光から守る-
紫外線は、人体や住まいにとって有害な電磁波です。肌の日焼けやカーテン・家具などの色あせの原因にもなります。
「Low-E複層ガラス」は、一般複層ガラスに比べ、より多くの紫外線をカットするため紫外線対策にもおすすめです。
侵入抑止効果 -二重の窓で簡単に侵入させない-
内窓を取付けることで2ロックとなります。また窓が二重の住宅は侵入までに時間がかかるため、侵入をあきらめさせる心理効果も期待できます。
さらに特殊な中間膜を2枚のガラスの間に挟んでいる「防犯合わせガラス」は耐貫通性に優れ、「こじ破り」や「打ち破り」対策にも有効です。
経済性 -とってもエコでお財布もぽっかぽか-
家の中で熱の出入りが大きいのが窓です。窓の断熱性がアップするとも住まい全体の断熱性もアップ。お住まいの条件により異なりますが、毎月の冷暖房費が約1,400円節約できる場合もあり、お財布にもうれしい効果をもたらします。
内窓ならコレ!商品紹介
LIXILインプラス
対応窓種やカラーが豊富な、使い勝手に優れたシリーズ。様々な空間にお使いいただけます。
LIXILインプラスfor Renovation
優れたデザイン性で空間に調和するリノベーションシリーズ。現代のインテイリアに馴染む「デザイン」でも選べる窓です。
まとめ
住宅において、熱の出入りが最も多いのは、屋根や外壁よりも開口部だと言われています。冬の暖房時には約6割の熱が開口部から流出します。窓の断熱性・遮熱性能を高めると、暖房に頼り過ぎずに冬は暖かく理想の暮らしが現実します。
また、新たな働き方として定着しつつある在宅勤務。今まで気づかなかった日中の騒音や光熱費の節約がストレスになっている人もいるのではないでしょうか?
おうち時間をもっと充実させるために、環境を整備することも必要になってきます。内窓を取付けることで、暑さや室内熱中症のリスクを減らし、静かな環境で家族と過ごす時間も仕事の時間も、もっと豊かにすることができます。
今ある窓の内側に取付けるだけなので、工事に費やす時間は1窓あたり約60分。短時間で窓リフォームができ、住まいを1年中心地よく過ごせる空間にアップデートできます。内窓がもたらす大きな変化をあなたも実感してみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
山本由美
広島県出身。
マンションの内装リフォームを担当しております。打合せから完工まで携わり、お客様の思いをカタチにしていく業務です。お客様に身近な存在として感じていただけるよう、日々努めております。
以前介護の現場で働いていた経験を活かし、体が不自由になっても安心して住むことができる住環境のご提案にも取り組んでいます。
保有資格:福祉住環境コーディネーター2級、介護福祉士、整理収納アドバイザー2級
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