こんにちは。
先日、同僚とプリン体の話になり、「食べ過ぎとビールがよくないらしいから、毎日、豆腐を食べてお酒は焼酎にしている」という話を自慢げにしていたら、『大豆製品はプリン体が比較的多い』という驚愕の事実を知ってしまった、あなぶきハウジングサービスの藤川です。
さて今回は、これからやってくる引っ越しシーズンを目前に、今からでも間に合う入居促進対策をお話ししたいと思います。
目次
- 引っ越しシーズン直前の対策について
- 適した対策種別の選定
- まとめ
引っ越しシーズン直前対策の心構え
今月下旬から来月にかけてが、引っ越しのシーズンになります。
空室があるオーナー様にとってはこのシーズンを逃してはなりません。
ただ、このブログを見てから対策を実施するという流れであれば、3月末の入居に合わせる場合は1ヵ月半程度、案内時期に合わせる場合は1ヵ月をきっている状況となります。
例えば、間取りの変更工事など大掛かりな工事を実施するとなると、間取りの決定・見積もり取得・発注・工事期間となると、まず間に合いません。
この短期間に実施できて有効な対策は多くはないのです。その中でも有効な方法を理解しておく必要があります。
適した対策種別の選定
前述した通り、短期間に実施が可能で、効果が発揮できる可能性のある対策の一例が下記の通りです。
短期間で実施ができる工事
短期間で実施でき、効果が出る工事の一例としては、部屋の一面などの壁紙をデザイン性のあるクロスに張り替える工事です。アクセントクロスやポイントクロスと言ったりします。
一面のみの張り替えですので、材料と職人の手配と、工期を合わせても10日程度あれば実施できます。
本工事を実施することで、お部屋に特徴ができ、他のお部屋との差別化を図ることができます。
入居後でも実施できる程度の工事による部屋のバリュー(価値)アップ
代表的なものとしては、軽微な設備の追加や無料インターネット化工事などです。
当然、入居日までに利用開始の工事が終わっていることが最善ですが、万が一間に合わなかったとしても、無料インターネット化工事は、一般的には各お部屋内で大きな工事は必要ありません。
ですので、募集の段階では「〇〇月〜利用開始!」として募集することで、他の物件との差別化を図り、お部屋探ししている人が年間の中でも最も多い、このシーズンに入居を促進することができます。
募集をしてくれている仲介会社へのインセンティブアップ
オーナー様によっては、客付けしてくれた仲介会社や担当者宛に謝礼やインセンティブ(広告料や入居促進費など)を渡しているケースもあると思います。
このインセンティブアップは、お部屋が決まった時に提供するものですので、初期投資や工事が必要なく、思い立って実施したその時から他の物件との差別化を図ることができるという、即効性があるのが特徴です。
ただし、部屋がなかなか決まらずインセンティブUPが長期化すると、慢性化のリスクがあることは理解しておかなければなりません。
まとめ
引っ越しシーズンを目の前に、できる対策は限られてきますが、全く対策ができないことはありません。
お部屋のタイプや特徴によって上記の選択は変わりますので、管理会社や仲介会社に相談してみましょう。
繰り返しになりますが、一年の中で最も空室を埋めるチャンスが多い時期です。
いずれにしても1日でも早く対策を実施することに越したことはありません。
藤川展行
うどん県出身。穴吹カレッジを卒業後、20歳で株式会社穴吹ハウジングサービスに入社。
カーテンや照明などの物品販売営業、室内リフォーム営業、マンションの大規模修繕(外壁改修)営業を経て、賃貸マンションの管理業務・新商品の開発に従事。県外への転勤の際に、自宅用に購入したマンションを貸し出しし、賃貸オーナーとしても奮闘中。。
プライベートでは、さぬきうどん研究会に入会し「さぬきうどん」について勉強しています。
保有資格:賃貸不動産経営管理士、上級相続支援コンサルタント、CPM(米国不動産経営管理士)、CCIM(米国不動産投資顧問)、マンション維持修繕技術者、宅地建物取引士等
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