はじめまして!
あなぶきセザールサポート匠事業部の西川 倫史(『ともひと』と読みます)
です。主にリフォーム・リノベーションのアドバイザ―をしております。
皆さんに実際のリフォーム事例や有益と思っていただけるようなリフォームに関する情報を発信していきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。
さて早速ですが、ちょうど良いタイミングで当社所有物件でリフォーム工事が開始となりましたので、今回の記事から3回に分けて現場写真を載せながらリフォームの流れを解説したいと思います。
工事は事前にどのような準備が必要で、どのように進んでいき完成していくかをご紹介していきたいと思います。
目次
- リフォーム物件の概要
- 管理組合へのリフォーム申請
- 掲示板へお知らせ掲示・近隣さんへのご挨拶
- 準備(養生等)
- 番外編 工事中物件見学会開催
リフォーム物件の概要
この物件はJR中央線駅西荻窪駅 徒歩12分です。
ちなみにリフォームプランはこんな感じです。
大きな間取の変更はありませんが、今回のプランのポイントとしては、キッチンの吊戸棚を撤去しLDKと洋室の引戸を2枚から4枚にすることによりLDKが広く見え、解放的に使えるようにしました。
特に4枚引戸は閉めて洋室としても使えるので、お住まいの空間をシーンごとに変更できます。洋室のウォークスルーのクローゼットもあまりプランに採用することがないのでどうなるか楽しみです。
それではさっそく工事開始の様子をご紹介したいところですが、その前にマンションリフォームの場合戸建住宅とは違い、工事を開始する前にいくつか事前にやっておかなければいけないことがあります
管理組合へのリフォーム申請
マンションリフォームの場合戸建住宅とは違い、マンションのルール(管理規約)に従って進めていかなければなりません。
「いつ、どこで、だれが、どのような工事を行います」という内容を記載した申請書を管理組合へ事前(工事開始2週間から1ヶ月前)に提出し許可を得るのが一般的です。
管理組合によっては床の遮音等級などさまざまな規制があり、使用できない材料や制限されている工事などもあるので、事前にしっかり確認(管理会社へ問い合わせ)することが大事です。
申請書の他に工事工程表、図面、仕様書などを添付することが多いです。
掲示板へお知らせ掲示・近隣さんへのご挨拶
工事を行うときにもっともご迷惑をおかけしてしまうのはマンションの住民の方です。
見やすい掲示板などに『工事のお知らせ』を貼り、特に隣人や上下階の方へは工事中の騒音トラブルなどに発展しないよう、工事前にご挨拶に行くことは非常に重要です。
実際ご挨拶すると「わたしたちも昨年工事したしお互い様よ!」など温かい言葉をかけていただくこともあります。
これが終わるといよいよ工事開始となります。
工事初日はまずマンション共用部に傷や汚れを付けないように養生を行います。
(今回は1階のためエレベーターは使用しないので行ってませんが、使う際は当然エレベーター内が傷がつかないよう養生材で壁などを覆います。)
養生が終わったら、ここで初めてお部屋内の工事が始まります。まずは既存の設備や壁などの解体作業です。
ドアやキッチンを解体し、床材を剥がし、間仕切り壁・畳の撤去を行いました。
この後は大工さんによる工事が始まりますが、ここからは次回のブログに載せます。
どんどん完成に近づいていく様子を載せていきますのでよろしくお願いいたします。
番外編 工事中物件見学会開催
7月29日(土)にマンションにお住まいの皆さま限定に見学会を開催しました。
キッチンや浴室や床材・壁などが壊れている状態はなかなか見ることができないので、このような機会をもうけさせていただきました。9月上旬の工事完成時にも同様に見学会を開催いたしますので、楽しみにしていただけると幸いです。
西川倫史
マンションの専有部(お部屋内)のリフォーム&リノベーションのアドバイザーとして内装・インテリアはもちろんのこと、仮住まい、引越に至るまでトータル的にサポートしております。新しいリフォーム商材の情報と、いままで経験してきた事例などをブログを通して情報発信していきます。
東京葛飾という下町出身の親しみやすさを武器に、わかりやすくお伝えしますので、よろしくお願いいたします!
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