あなぶきハウジングサービスの艸葉と申します!
今年4月に新入社員で入社致しました。
高松の1か月の研修を得て、今は名古屋に配属になりマンションを管理する分譲管理の仕事を行っております。
毎日わからないことだらけで日々が目まぐるしく過ぎており、社会人って大変だと実感しております。
これから一年間新入社員目線で多くの情報を配信出来たらと思います。
至らない点も多くあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。
今回は私も絶賛勉強中の不動産業界の資格について書かせていただきます。
今後、不動産業界で働きたいと考えている就活生・もうすでに不動産業界で内定を獲得している学生の皆様、ぜひ参考にしてください。
まず不動産業界でお仕事をするにあたって、業務によって必ず必要になってくる国家資格があります。
今回はその中の2つに絞って書かせていただきます。
①必要な資格1つ目
宅地建物取引士(これ以降「宅建」)
これは学生の皆様も耳にする機会が多いのではないかと思います。
不動産業界ではもっとも人気が高い資格です。
毎年10月に試験が実施されている国家試験で、合格率は例年15%~17%と狭き門となっております。
あなぶきグループでいうと主に「部屋ナビ」が行う賃貸業務をイメージしていただくと分かりやすいのではないでしょうか。
日々の業務の中の重要な場面である
①宅建業者の相手方に対して契約締結前に行う重要事項の説明
②重要事項説明書を説明する際の相手方に交付する書面への「記名」をすること
③契約の成立後、契約内容を記した書面に「記名」すること
最後の契約内容を確認・締結する際に必ず必要になってくる資格になります。
逆に宅建を保有していなければ担当を持っていたお客様への最も大事な説明を別の方に代わっていただくということになってしまいます。
②必要な資格2つ目
管理業務主任者(これ以降「管業」)
宅建よりはマイナーなものになりますがこれも不動産業界の管理部門で働くうえでなくてはならないものになります。
毎年12月に試験が実施されている国家試験で、合格率は例年22%~24%となっております。
あなぶきグループでいうと主に「あなぶきハウジングサービス」・「ホームライフ管理」が行う分譲管理の業務をイメージしていただくと分かりやすいのではないでしょうか。
日々の業務の中の重要な場面である
①管理を受ける際の契約に関する重要事項の説明
②管理を受ける際の契約に関する重要事項の説明書面への「記名」をすること
③契約の成立後、契約内容を記した書面に「記名」すること
④管理組合に対して管理事務に関する内容の報告
こちらも最後の契約内容を確認・締結する際に必ず必要になってくる資格になります。
逆に管業を保有していなければ担当を持っていた管理組合の皆様に最も大事な契約更新の説明を別の方に代わっていただくということになってしまいます。
③勉強時間
宅建も管業も勉強する時間に目安があります。
宅建も管業も個人差はありますが、
約200~400時間となり、平均で300時間となります。
宅建も管業も試験の申込は来年になるため今から勉強すれば必ず間に合います。
④その他の資格
・マンション管理士
・賃貸不動産経営管理士
など他にも取得を推奨しているものはたくさんあります。
おまけ
社会人になるにあたって何から行えばよいかわからないという学生の皆様も多いのではないかと思います。
そんな方々には
パソコンの資格を取ることをお勧めいたします。
社会人としてのスキルの中に必ず入ってくるパソコンのスキルは学生の頃にも身に着けることができるのではないかと思います。
パソコンのスキルはWord・Excel・PowerPointとありますが、
特にWordとExcelは身に着けておくと社会人として一歩リードできるのではないでしょうか。
WordとExcelの資格もランクがあるので、まずは初級であるスペシャリスト(一般レベル)の資格を取ることをお勧めいたします。
・MOS「Microsoft Office Specialist(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」
(Excel 365&2019 Excel 2016 Excel 2013)
・MOS
(Word 365&2019 Word 2016 Word 2013)
スペシャリストの次が、エキスパート(上級者)レベルとなるため、初級コースをすでに取得してる学生の皆様にはエキスパートに挑戦していただきたいです。
まとめ
今回紹介させていただいた「不動産業界において必要な資格(宅建・管業)」はどちらも国家資格になりとても狭き門です。
しかし、この資格を保有していなければ業務を行う上で必ず支障が出てきてしまいます。
不動産関係で就職が決まった内定者や今後不動産業界で働く予定の方は是非資格取得のためにコツコツと勉強しておくことをお勧めします。
「資格なんてまだ……」と思っている学生も資格の勉強にこだわらず
自分の好きなこと興味のあることからでも少しずつ勉強する習慣をつけることをオススメします。
何より勉強することを習慣にすることが重要です。(←これが一番難しいです)
私も学生の頃、面接のときに「社会人になるまでに行っていたほうが良いことはありますか」という質問を行っていました。学生の時間も重要なため、遊ぶこともとても大切ですが社会人になるのにあったて必要なスキルを身に着けておくとそのあとが少し楽になります。
新入社員としてちょっとだけ社会人先輩からちょっとしたアドバイスになります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
艸葉圭奈子
分譲管理近畿・東海事業部 名古屋営業所
艸葉 圭奈子 (くさば かなこ)
うどん県(香川県)出身
2023年入社の新入社員です。
新入社員の目線で「仕事内容」や「入社前に感じていた疑問」について調べ、記事にしていこと思います。
至らないところも多くあるかと思いますが、すこしでも皆様の為になるように精一杯頑張ります!
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