【マンション管理会社が教える】ご自宅でできる台風対策

皆様、こんにちは！
あなぶきコールセンターの笹木です。
あなぶきコールセンターでは24時間365日、お客様からお問い合わせをいただいております。
実際にお問い合わせいただいたお困りごとやご相談をもとに皆様に有益な情報発信をしてまいります。

今回はいざという時のために台風接近前にご自宅でできる台風対策をご紹介いたします。

1. 自宅でできる台風対策
2. まとめ

自宅でできる台風対策

①飛来物に備えてカーテン、ブラインドをおろしておく

台風接近時は飛来物により窓ガラスが破損することがあります。
窓の鍵を閉め、カーテン、ブラインドをしっかりと下しておきましょう。

②ベランダに物を置かない

ベランダ部分は避難はしごや隔壁板が設置されています。
避難の妨げにならないように荷物は置かないようにしましょう。
暴風による影響で荷物が倒れて避難箇所を封鎖したり、窓ガラスの破損に繋がることがあります。
万が一荷物が置いてある場合は、台風接近前に室内に移動させておきましょう。

③ベランダ側溝・排水溝を掃除しておく

ゴミや葉っぱなどの異物によりベランダの排水溝が詰まると
ベランダが水浸しになるだけでなく、隣室や階下住戸へ被害が及ぶ場合があります。
台風や豪雨予報が出たら事前にホウキやちりとりを使って排水溝の掃除をしましょう。
べランダの清掃方法についてはこちらからもご覧いただけます。

③水の確保をしておく

台風が発生した影響で給水設備に異常をきたし、断水になる場合があります。
断水復旧までは水道が使用できないため、あらかじめ水を確保しておきましょう。
最低でも1日に一人当たり3リットル程の飲料・調理用の水が必要です。
また、断水時にトイレタンク内の水を使い切ると水を流すことができません。
台風接近前に浴槽に水を張るなどして生活用水を確保すると安心です。
生活用水は一般的に1日に一人当たり10～20リットル程度が必要とされています。

④防災グッズを用意しておく

非常時はマンションから避難しないといけない場合もあります。
その場合は、すぐに必要なものを用意することが難しいかと思います。
事前に【非常用持ち出し袋】を用意しておくと安心です。
1万円～2万円前後の価格でお買い求めいただけますので、できれば用意しておきましょう。

ご自身で防災グッズを用意される方は下記をご参考ください。

・飲料水
最低でも1日に一人当たり3リットル程の飲料・調理用の水が必要です。
飲料用は1リットル、調理用は2リットル程度必要です。
物資到着が最短3日間と想定して最低でも飲み水だけで一人当たり3リットルが必要になります。

・食料
ガスや電気が使用できない場合があるため、調理の必要がないレトルト食品、
乾パン、缶詰、お菓子(チョコレート等)を3日分×人数分準備しておきましょう。

・携帯トイレ

避難生活では、仮設トイレが設置されるまでに最短で3日以上かかることがあります。
また共用トイレになるため、使用したい時にトイレが使用できないこともあります。
そういった非常時は携帯トイレが役立ちます。

・衛生・救急用品

ティッシュ、ウェットティッシュ、トイレットペーパー、手指消毒用アルコール、
マスク、タオル等を人数分用意しておきましょう。
女性の場合は、1～2日分の生理用品が必要です。
小さなお子様がいる場合は、おむつ、おしりふき、消臭袋も忘れずに用意しておきましょう。

・歯磨きセット

避難所での生活が続くと口の中を清潔に保つことが難しく、虫歯や歯周病に繋がることがあります。
口内の衛生状態が悪いと風邪などの病気にも発展することがありますので、
歯磨きセットを用意しておくと安心です。

・ランタン

電気が使用できない状況下の場合は、LEDランタンが役立ちます。
充電式と電池式がありますが、停電時に充電式は使用できなくなるので、
防災用としては電池式がおすすめです。

・下着

・カイロやレインコートなどの季節グッズ

・携帯ラジオ

災害発生時にはスマホ電波の基地局などに影響が出て電波が止まり、
スマホで情報収集ができなくなることがあります。
また、スマホだと電池切れになる問題がありますが、
手回し式充電や乾電池式などのラジオの場合は、電池切れの心配が無く、安心です。

⑤避難場所の確認をしておく

お住まいの地域の防災マップを確認し、指定されている避難場所の避難経路を確認しておきましょう。
また、家族にも避難場所、避難経路を共有しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ベランダに荷物が置いてあったり、ベランダ排水溝が詰まったりしていると
他の入居者様に迷惑がかかる場合があります。
事前にできることを行い、万が一の場合に備えておきましょう。
備蓄水の確保や非常用持ち出し袋の用意など台風接近前に事前準備をしっかりと行うことで、

後々安心いただけるかと思います。
最近、私も非常用持ち出し袋を購入してみました。
色々な役立つものが入っており、用意しておくと心理的にも安心かと思います。
ご用意が無い方はこの機会に是非、ご用意いただければと思います。

プロフィール
最新の記事

笹木連

あなぶきコールセンター笹木連（ささきれん）

2021年にあなぶきハウジングサービスへ入社。
愛媛県で賃貸仲介業務を1年経験し、2022年にあなぶきコールセンターへ配属。
現在はお客様から寄せられるお困りごとやトラブル相談の受電業務をしています。
コールセンターにお電話いただく内容を元に皆様に役立つ情報発信ができるように頑張ります。

保有資格：宅地建物取引士

【マンション管理会社が教える】ご自宅でできる台風対策