こんにちは。
あなぶきハウジングサービスの篠原です。
突然ですが、間もなくスギ花粉の飛散が始まります。
花粉症の方にとっては本当に嫌な季節が到来しますね。
例年、関東では1月末から2月初め、関西では2月上旬に始まり、この飛散日にはおおよそ6割の方がクシュンクシュンとし始め、目がかゆくなるのです。
そう今回は、機密性の高いマンションの「花粉症対策」についてご紹介していきたいと思います。
基本の心得
花粉の季節、家の中で快適に過ごすためには、できる限り花粉を室内に入れないことが最も重要です。
花粉は、主にドア・窓の開閉時や外出時に着用していた衣類に付着して家の中に入ってきます。花粉の時期には窓を開けない、帰宅時には衣類をよくはたいて、花粉を落としてから家に入るということが基本になります。
洗濯干し
花粉の時期はなるべく屋外に干すことを控えましょう。取り込む際に、洗濯物に付着した花粉がお部屋に入り込んでしまいます。やむを得ず屋外に干す場合は、なるべく飛散が少ない日の午前中に干し、乾いたらすぐに取り込みます。そして取り込む際は、花粉をはらい落しましょう。また、花粉の飛散が少ない夜間に干すのも有効です!
効果的なのは朝の掃除!
家族が寝静まって空気の動きがなくなると、床に花粉が落ちてきます。床に落ちた花粉が再び室内に舞ってしまわないように、朝起きてすぐに雑巾や床用のワイパーなどで床を掃除しましょう。掃除機は排気でより激しく花粉が舞ってしまうので、使用を極力避けた方がよいです。
加湿器を利用しよう!
加湿器などを利用して、お部屋の湿度を40~50%に保つようにしましょう。湿度があると、花粉は湿気を吸い込み、自らの重みで床に落下しやすくなります。
空気清浄機を利用しよう!
空気清浄機は、室内の空気を吸い込み、中のフィルターで空気をろ過して、きれいな空気として排出します。十分な効果を発揮させるためには、その置き場所がとても重要となります。
より多くの空気を吸い込める位置に置くことがカギになるのです。
例えば、人の動きが多くある玄関など、花粉が入り込む場所に置くと効果があります。
また、部屋の中では、エアコンの対面など、空気の流れがあるところが対流にのってよりたくさんの花粉を吸い取ることができるのでおすすめです。
カーテン対策
マンションにおける花粉の侵入経路になる窓を守ってくれるのがカーテンです。窓を開けたときにカーテンを閉めておくだけでも、ずいぶん花粉の侵入量を減らすことができます。
花粉対策用スプレー
衣服、布団、シーツ、ソファ、カーペット、などの対策に便利なのがスプレーです。花粉を付着させにくくするもの、花粉を包み固めて取りやすくするものなど、さまざまなタイプがあります。
最後に
スギ花粉症が日本の花粉症疾患者の約70%を占めています。スギは日本固有の樹木であり、中国にもヤナギスギがありますが、その数は比較になりません。したがって、激烈なスギ花粉症が問題になっているのは、実は世界的に見て日本だけなのです!
ということで、日本に居住している限り花粉症から逃れそうにありませんね。花粉症の方もそうでない方も今回ご紹介しました花粉対策を施して、つらい季節を快適に乗り切りましょう。
※花粉症に関連する過去のブログをご紹介します。
篠原準
埼玉県出身。2004年入社。
入社以来、一貫して分譲マンションの管理部門に従事しています。これまでマンション管理という仕事を通じてお客さまのお役に立ちたい、お客さまからの信頼を高めたいという思いで務めて参りました。今回はブログを通じて読者の皆様へ価値と感動をお届けしていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします!
保有資格:管理業務主任者、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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