こんにちは。あなぶきハウジングサービスの木須です。
腰痛は本当にたいへんですよね。なってみないとなかなかわからないものですが、私も長年腰痛に悩まされており、みなさんの苦労もわかるつもりです・・・。今回は、意外と長い時間利用している『キッチンでの腰痛対策』です。改善できれば、だいぶ楽になりますよ。参考にしてください。
1.キッチンでの作業時間
ご自身が思うより、意外と長い時間利用している・立っているのが「キッチン・台所」です。食事の準備・あと片づけ、作り置き準備、食事のメニュー決めなど・・・、キッチンで行われる作業は多岐にわたっています。
特に『調理開始から片付けするまで時間の半分はシンク前で作業をしている』というデータもあります。
私は家庭ではシンクでの洗い物作業専門でコンロ前より特に作業している時間は長いですが、皆さんはいかがでしょうか?
シンクでの作業は特に同じ姿勢、同じ動作の繰り返しで、すぐに腰痛の前兆がやってきます。
「キッチンで作業をしていると、なんですぐに腰が痛くなるのでしょうか・・・?」
2.自分にあうキッチンの高さとは
それはズバリ、キッチンの高さが影響しています。特にキッチンの高さが低いと、腰をかがめて作業をするため、すぐに腰痛が発生してしまいます。つまり、少しでも腰痛を改善するには、シンクの高さをあげること。このようなキッチンを選ぶことです。
では、自分にあったキッチンの高さとは何センチでしょう?
キッチンの高さの基本的な計算式は、
(身長) ÷ 2 + 5cm
といわれております。
つまり、身長155センチの方は、82.5センチ(155÷2=77.5、77.5+5=82.5)
身長160センチの方は、85センチ(160÷2=80、80+5=85)
といった具合です。
3.キッチンの高さ種類はいくつある?
キッチンの高さは、JIS規格で、5cmごとに選べるようになっているのが一般的で、 JIS規格では、キッチンの高さは、80、85、90、95cmの4種類がJISで定められています。
4.選ぶ際の注意点
(じゃあ、私は身長160センチだから85センチを選ぶといいのね!!)
いえいえ!キッチンを選ぶときのもう1つの注意点ですが、カタログだけで選ぶのはとても危険!!です。ショールームで実際に家と同じ状況を作ってみて、体験することがとっても重要です。
たとえば、「靴を脱いで体験する」「普段スリッパを履いて作業をしている」「マットなどを敷いている」などがあれば、その高さも十分考慮して決定してください。
今回は、キッチンの高さで改善する腰痛対策をお知らせしましたが、当然、腰痛には適度な運動やストレッチが最も効果的ですから、忘れずに行ってくださいね。
少しでも、腰痛を改善する参考になればうれしいです!
木須 拓己
分譲マンション管理会社で専有部(お部屋内)の様々なサービス開発・企画の立案、リフォーム&リノベーション・室内クリーニング、インテリア商品販売等、お客様の快適な生活をサポートする部署の担当。分譲マンションの管理会社を15年務めた実体験及び情報をわかりやすく伝えるために日々仕事に励んでいます。仕事での心情:ニーズを形にする
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