こんにちは。あなぶき実重建設の馬場です。
先日、防音フロア(直貼り用フローリング)の張替え工事を行いましたので、本日のブログではフローリングの張替え工事についてご説明したいと思います。
防音フロア(直貼り用フローリング)とは?
フローリングには、いろいろな種類がありますが、今回ご説明する工事は防音フロアについてです。
防音フロア(直貼り用フローリング)とは、フローリングだけで遮音性能がとれる床材です。
裏側にクッションのようなものが着いているので、踏んだ感じは、少しフワッとします。
マンションで多くの床に使用されていますが、コンクリートの上に直接張る事が出来ます。
リフォームをされる場合は、既存のフローリングを剥がして、新しいフローリングを張ります。
フローリングリフォームの工事流れ
先ずは、既存のフローリングを剥がします。
その後、クッションを剥がす作業を行います。
既設のクッションを綺麗に剥がさないと、新しい床を張っった時に凹凸が生じますので、大切な作業です。
また、とても体力を使う作業でもあります。
わたしも、少しだけ体験しましたが、10分でギブアップしてしまったにもかかわらず、30㎠程度しかクッションを剥がせませんでした。そのくらい、ボンドで頑丈に接着されています。
プロの職人しか出来ない作業だなと思いました。
また、ここのフロアはコンクリート面が綺麗でしたので通常通りの作業が出来ましたが、建物や築年数等によって、フローリングを剥がすだけでは終わらない場合もあったり、クッションが経年劣化で、溶けてしまって、剥がせない場合もあります。
ただし、そんなイレギュラーな場合でも、工事の内容は増えますが、いろいろな対応が出来ますので対応は可能です。
ひたすら作業し綺麗に剥がす事が出来ました。
続いて、新しいフローリングを張っていきます。
まずは、フローリングをお部屋のサイズに合わせて加工します。
その後、張る部分だけにボンドを塗ります。
そして、フローリングを張っていきます。
フローリングを張った後は、ボンドが乾くまで(約24時間程度)絶対にフローリングに乗る事は出来ません!
ボンドが乾いていない状態で乗ってしまうと、フローリングがずれてしますので注意が必要です。
このように些細な事にも注意をしながら完成です。
今回の工事は、洋室一部屋のみの工事でしたので、住みながら工事が可能でしたが、リビングや廊下の工事の場合は、上記説明しましたように養生期間が必要ですので、住めない期間が必ず出てきます。
リフォーム会社と、事前に日程の事など話し合い、工事を進めていきましょう!
馬場明美
馬場 明美(ばば あけみ)
以前は設計事務所にて新築木造住宅等の設計、その後あなぶき興産にて新築マンションの営業をしていました。
現在は、不動産を購入されお住まいになられている方ともっと携わっていきたいと思い、今までの経験も生かしたマンションの内装リフォームを担当しています。記事を読んでいただきリフォームを身近に感じていただけたら幸いです。
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