こんにちは、雨の日も愛犬の散歩は毎日欠かさず行っている岡田です。
前回は、分譲マンション管理員の現地研修「掃き掃除」をご紹介いたしました。
今回は「モップを使った拭き掃除」についてご紹介します。
目次
- 拭き掃除の種類について
- モップ清掃について
- モップ清掃の仕方
- まとめ
拭き掃除の種類について
管理員の現地研修では、掃除の基本である掃き掃除と拭き掃除を毎回行っています。
拭き掃除の箇所は、主に床・ガラス・手摺、面格子・手摺壁の天端(てんば)がありますが、拭き掃除といってもどこを拭くかによって、使う道具も変わってきます。
床 → モップ
ガラス → マイクロクロスファイバー
手摺 → タオル
手摺壁の天端 → タワシかスポンジ
そして拭きそうじの基本は、水ぶきです。
「えっ、洗剤使わないの!?」と思われる方が多いと思いますが、洗剤はすすぎが足らないと、汚れの再付着の原因になります。
ピカピカに仕上げるためには、水ぶきが一番なのです。
モップ清掃について
下の表のように、モップの拭き方も色々とありますが、わたしたちの掃除では、湿り拭きで行うように指導しています。
「床が濡れている方がちゃんと掃除した感じがするな」と水を多くモップに含ませている管理員がいましたが、モップ拭きの意味・濡れた床でお客様が滑って転倒する危険性がある事を説明し、改善指導を行っています。
モップ清掃の仕方
現地研修では、一人一人実際にモップを使って水拭きをしてもらい、指導員からモップの絞り方と干し方についての説明も行います。
モップを使用したマンションの廊下の拭き掃除の方法を少しご紹介しますね。
モップの絞り方
一般的にはモップ絞り器を使いますよね。
しかし、それでは固く絞ったとは言えません。わたしたちはその後に、手で絞る様に指導しています。(モップ糸を二分し両手で半分ずつ絞る)
モップの干し方
湿ったまま放置すると雑菌が発生して、モップが臭くなってきます。
そんなモップでエントランスホールを拭いてしまっては、エントランスが臭くなり、とても不快になってしまいますよね。
なので、モップは使用後キレイに洗って、風通しの良い場所で根元までよく乾かす必要があるんです。(もちろん、モップの洗い方も指導しています。)
まとめ
いかがでしたか?マンション管理員の現地研修|拭き掃除についてご紹介させていただきました。
清掃は誰にでも出来ますが、わたしたちはマンション清掃のプロとしての知識と技術を磨き、これからも快適な住生活を提案し続けます。
次回は、タオルを使用した拭き掃除についてご紹介します。
https://www.ce-anabuki.jp/inquiry/recruit.html
岡田洋二
分譲マンションは管理員さんで決まる!ライフサポート課では管理員(ライフサポーター)の採用・指導・研修を行っています。清掃は“心”をモットーに、ライフサポート課6名で力を合わせ、ライフサポーターのスキル向上を目指しておりますので、宜しくお願い致します。これからマンション管理員の清掃や指導・研修などの現場に関する情報を発信していきます。
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