冬の寒さ対策|浴室シャワーの温度を安定させる方法

藤井理絵

あなぶきコールセンター藤井です。
最近、夜になると気温がぐっと下がる日も多くなってきましたね。
寒い時期にお風呂で温まると1日の疲れも癒されますよね。
コールセンターでも寒い時期になると『お風呂のシャワーがぬるいお湯しか出ないのですが。。』といったご相談が増えてきます。
今回は”冬場のお風呂のシャワーの温度を安定させる方法”についてご紹介します。

『給湯器相談(季節別)』統計(あなぶきコールセンター)

 

給湯器故障相談(季節別)統計(あなぶきコールセンター)

 

夏と冬の水の温度差

 

気象データ統計 平年値(年・月ごとの値)~気象庁HPより~

 

夏と冬で気温の差があるのと同じように、”水道水”の温度差も夏と冬では”約15度”以上になります。
シャワーの温度も夏は”38度”程度で心地よく感じますが、冬は”43度”程度に上げないと寒く感じてしまいます。
給湯器の温度設定が夏と同じ状態だと、冬の寒い時期に、”シャワーからぬるいお湯しか出ない”といった事が発生します。
次にご紹介する温度設定の方法を参考に温かいお湯をキープしましょう。

 

サーモスタット式水栓の構造

~水栓の仕組みKVKホームページより~

 

冬場の浴室シャワー温度設定方法

 

お風呂のシャワーを使用する際、『サーモスタット水栓』の温度を“40度”以上に上げるとお湯の温度が不安定になり、”使用中にぬるいお湯”になったり、”熱いお湯が出ない”といった症状が出てしまうことがあります。

『サーモスタット水栓』と『給湯器』の設定温度の差は”10度”必要です。
つまり、『サーモスタット水栓(シャワーのお湯)』を“40度”以上に設定する場合は、『給湯器リモコンパネル』の温度を“50~60度”に設定することで お湯の温度が安定します。

冬場の寒い時期は『サーモスタット水栓(シャワーのお湯)』の温度を“45度”前後に設定する事も多くなります。
『ぬるいお湯しか出ない』と感じた時は、『給湯器リモコンパネル』の温度を一度“60度”に設定してお試しください。

給湯器の温度設定を“60度”にしてもシャワーのお湯の温度が上がらない場合は、サーモスタットやお湯側の逆止弁の不具合も考えられます。点検をご要望の際はマンション管理会社へご相談すれば設備業者を手配してもらうことができます。

 

まとめ

寒い冬の日の温かいお風呂は本当に癒されますよね。
シャワーを出した時にお湯の温度が不安定になると、せっかく湯舟で温まった体が冷えてしまい残念な事になってしまいます。
しあわせなお風呂タイムを満喫できるよう“事前の温度設定”を今一度お確かめください!

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藤井理絵

藤井 理絵(ふじい りえ)
あなぶきハウジングサービス(あなぶきコールセンター)2006年入社
あなぶきコールセンターにて北は北海道から南は沖縄まで24時間365日ご入居様のお声を承る業務に従事しています。
日々緊張しつつの応対ではありますが、頂いたお声に対してお役立ち出来た時は一番うれしい瞬間です。
コールセンターに頂いたお客様のお声をもとにお役立情報をご案内していけるよう頑張ります。
好きな事:旅行(のんびりと南の島へ行くのが理想です)
保有資格:管理業務主任者・宅地建物取引士・福祉環境コーディネーター2級、電話応対コンクール香川県大会出場
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