マンションで居住者イベントを実施する3つのメリット

仲井悟史 仲井悟史

皆さんこんにちは、仲井です。今回は、「マンションで居住者イベントを実施する3つのメリット」を説明いたします。

普段、理事会や総会で、出席者の方から「何かイベント(行事)をやりたいなぁ」というご意見を聞くことがあります。そのようなご意見に応え、居住者の方々とご相談しながら、イベント実施のお手伝いをさせていただいております。

このような居住者イベントには様々な種類がありますが、それぞれのイベントに応じて、コミュニケーションが図れる、防災・防犯意識が高まる、マンション管理組合の運営に対しての意識が高まるというメリットがあります。

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目次

  • 居住者イベントを実施するメリット1 コミュニケーションが図れる
  • 居住者イベントを実施するメリット2 防災・防犯意識が高まる
  • 居住者イベントを実施するメリット3 マンション管理組合の運営に対しての意識が高まる
  • まとめ

居住者イベントを実施するメリット1 コミュニケーションが図れる

1 具体的メリット

まずは、イベントには、コミュニケーションを図ることができるというメリットがあります。

マンションによっては、連絡網やメールアドレス一覧等を作成している場合もありますが、個人情報保護の問題がありますし、回覧板を用いて連絡事項を伝えようとしても、途中で回覧板を止めてしまう方がいらっしゃる可能性があります。

そのような状況の中、イベントを開催することができれば、普段から自然にコミュニケーションを図ることができます。

そして、コミュニケーションを通じて、普段から家族構成や要援護者の有無等の状況を把握できるため、近年の高齢化・独居化に伴う孤独死等を防ぐことができる可能性があります

また、見慣れない不審者がマンション内に侵入するのを防いだり、あるいは、地震や洪水等の災害時にお互いに助け合うことができるでしょう。

さらに、トラブルになりがちな近隣問題(騒音等)についても、お互いの顔等が分からないと、どんどん険悪になる可能性がありますが、普段から会話等を交わしていれば、気軽に話し合ったり、譲り合ったりすることによって、問題を円滑に解決することができるということも考えられます。

2 どんなイベントがあるか

コミュニケーションを図ることができるイベントには、例えば、新年会、祭り、クリスマス会、七夕会、もちつき大会、総会後親睦会、大規模修繕工事竣工慰労会、不用品交換会、フリーマーケット、花火見学会、コンサート見学会、クリスマスイルミネーション設置会と片付け会など、幅広くあります。

居住者イベントを実施するメリット2 防災・防犯意識が高まる

1 具体的メリット

次に、イベントには、防災・防犯意識が高まるというメリットがあります。

地域の町内会等でも防災・防犯に関する互助を目指してはいますし、個人単位でもある程度の備えをすることはできるでしょうが、安心・安全・快適な日常生活のため、マンション単位でも防災・防犯意識を高めていくことが必要であり、居住者イベント開催は、その目的達成の一つの手段となります。

イベント開催により、防災に関しては、災害対策用品等の災害の備えに関する知識を高めることができたり、普段から初期消火や避難等のシミュレーションを行うことができる等のメリットがあります。特に、消防訓練の場合、毎年実施して、消防署の方の話を記録にとっておくと、それが積み重なって1冊のバイブルになったりします。

また、防犯に関しては、侵入者がどのように部屋まで侵入するか等を知ることにより、個人のみならず、マンション単位で防犯対策(防犯カメラ、エントランスオートロック、各戸玄関扉のキーシリンダー、夜の見回り等)を考えることができるのです。

2 どんなイベントがあるか

防災・防犯意識が高まるイベントには、消防訓練(通報・消火訓練、AED講習、応急救護・搬出訓練、煙体験車・地震体験車)、防災館見学会、非常災害食試食会、防災に関する懇談会、インターホン見学会、防犯講習会参加などが考えられます。

居住者イベントを実施するメリット3 マンション管理組合の運営に対しての意識が高まる

1 具体的メリット

さらに、イベントには、マンション管理組合の運営に対しての意識が高まるというメリットがあります。

多くのマンションにおいて、年々、総会出席者が減少しており、決まった人しか参加しないため、特定の人に負担が偏っているとのご意見を聞きます。まずは、組合運営に関心を持っていただくことから始めれば、それが総会出席率向上につながってくる可能性があります。

すなわち、イベントを通じて、マンション管理の内容や、設備・点検・工事に関する情報や問題点を共有することができます。また、「マンションの設備等はみんなの財産であり、マンションの問題はみんなの問題である」と考えることができるようになります。

この積み重ねによって、マンションの諸問題に対する関心が高まり、ひいては総会の出席率が上がり、組合運営がスムーズに運ぶことになるのではないでしょうか。また、マンションの10年先、20年先、…の未来を真剣に考えられるようにもなります

2 どんなイベントがあるか

組合運営に対する意識を高めるイベントには、マンション美化清掃、外周プランターのガーデニング会、植栽剪定(枝切り、草むしり等)、共用設備(消防設備、給水設備など)見学会、設備点検作業見学会、各種修繕工事見学会、自転車登録会などが考えられます。

まとめ

以上のように、イベント実施には、コミュニケーションが図れる、防災・防犯意識が高まる、マンション管理組合の運営に対しての意識が高まる、というメリットがあるため、多くのマンションでイベント実施を検討しています。

居住者が気軽に声を掛け合い、災害時などには互いに助け合い、マンションの大切な財産をみんなで維持管理している…そんなマンションって、素晴らしいと思いませんか?

ぜひ、各マンション管理組合に合ったイベントの実施をご検討ください。

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仲井悟史

仲井悟史

あなぶきハウジングサービス 東京東支店:仲井 悟史(なかい さとし)
東京イーストエリアで約10年にわたりマンション管理担当者を経験しています。前職は資格試験予備校で長年にわたり宅建等の講師として教壇に立っていました。その経験を活かし、現在、社内講師も務めています。息子たちと野球をしたり観たりすることが最大の楽しみ。
保有資格:管理業務主任者・マンション管理士・マンション維持修繕技術者・宅地建物取引士
特技:中国語
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