<マンション管理の仕事を理解>就活生&新入社員必見!大規模修繕工事とは?

お久しぶりです!

ついに私の支店に新入社員が来ました!
筋トレ好きの元気な男性が入社されました。

最近ついに履いていたズボンの半数が入らなくなってきたので、
彼から筋トレについて詳しく学びたいと思います。

後日、新入社員の密着記事を書きたいと思うので、楽しみにしてください!

さて今回は大規模修繕工事にてついて説明していきたいと思います。
大規模修繕工事は、フロントの大きな仕事の一つになります。
大がかりな計画になるので、簡単な流れを説明していきたいと思います。

大規模修繕工事とは

大規模修繕工事とは、およそ12~13年周期で行われる、マンション全体の補修工事を指します。
施工場所は、屋上防水、外壁タイル、共用部廊下の長尺シート、鉄部、外壁塗装など、
マンションの外回りが中心になります。

建物は常に紫外線や雨、気温変化に晒されており、劣化を防止するために塗装やタイル、防水加工が施されています。大規模修繕工事はこれらをフルリニューアルする工事になっております。

今回は、工事の内容というよりは、大規模修繕工事を行う際のフロントの仕事を紹介します。

8月より検討を始めたことを仮定したスケジュールです。
こちらに沿って説明していきます。

建物診断~建物診断報告会

大規模修繕工事の検討に入る前に、建物の劣化状況を調べる建物診断を行う必要があります。
屋上に上り、防水の劣化状況を確認したり、外壁のタイルの浮きがないか確認を行います。

診断を行うのはフロントではなく、業者であったり、あなぶきハウジングサービスには建物の専門部署があるのでそちらに依頼します。

外壁タイル点検

外壁タイル点検

屋上の様子

その後、この建物診断の結果を組合員に報告する、建物診断報告会を開催します。
この報告を基に、大規模修繕工事を行うかどうか、また、どの範囲を工事するかを検討します。

見積提出~工事会社決定

工事をするにあたって、工事会社を選定する必要があります。
大規模修繕工事は金額がかなり大きいため、3~5社に見積を提出していただきます。
また、組合員に対して、見積を出していただいた会社にプレゼンをしていただき、工事会社を1社選定します。

工事会社の正式な決定は総会で行われます。総会で大規模修繕工事について審議し、承認を頂いた後、
工事の説明会を開き、工程の確認を行います。

着工

およそ半年から1年の準備を経て着工に移ります。
大規模修繕工事の際は足場を組み立てる必要があるため、日当たりが悪くなったり、工事の埃が舞うため洗濯物が干せなくなります。また、工事による音や振動によりマンションにお住まいの方だけではなく、周りにお住まいの方にも迷惑をかけることがあります。

大規模修繕工事が着工した際には、マンションンにお住まいの方、工事会社の方だけでなく、周りにお住まいの方ともコミュニケーションを取ることを心がけましょう。

終わりに

大規模修繕工事を行うには、1年ほど前から準備する必要があります。
一つの計画がずれてしまうと、後の計画もすべて後ろ倒しになってしまうので、スケジュール管理を確実に行い、マンションにお住まいの方や工事会社との連携を密に行うことが大切になります。

大規模修繕工事を担当することは若手社員にとって1つのステータスのなります。
専門的な内容が多くとても難しい仕事になりますが、今後の仕事にも活きる大きな経験になるので、
1つでも多くのことを吸収できるように頑張ってください!

 

 

 

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石田 淳

あなぶきハウジングサービス 東京東支店
石田 淳(いしだじゅん)
2021年入社の新入社員です。
静岡県で育ち、高校まで野球をしていました。
マンションの無い田舎で育ち、大きな建物に憧れていたためマンション管理会社に就職しました。
主に新入社員の研修や、お仕事について書きたいと思っています。
精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!!
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