こんにちは。
あなぶきクリーンサービスの野村です。
前回、私はマンション内の給水方式切替工事についてご紹介しました。
ブログをご覧になられていない方は下記から是非、ご覧下さい。
今回の給水設備ブログは給水ポンプの分解整備工事についてご説明します。
なぜ、分解整備工事を行わないといけないのかと言うと・・・
加圧給水ポンプはポンプが2台付いており、片側に負荷がかかりすぎないように交互に運転するように
なっています。
ただ、給水ポンプの内部部品関係も5件毎の取替が推奨されておりますし、毎日のお水の使用でポンプに
負荷がかかります。
給水ポンプの音が大きくなってきたり漏水したりすると分解整備にて劣化部品を取替えます。
あくまで音が大きくなったりするとポンプからのサインですが、それを除いても5年毎の分解整備をした方が
ポンプの長持ちにも繋がりますのでおすすめです。
それでは分解整備を実施します。
まずは片側のポンプを外して1台ずつ分解整備を行います。
下の写真が外した状態です。
ポンプの軸部分を外していき新しい部品と取替えていきます。
ポンプの内部を分解していきます。
ポンプの軸にベアリングを付けて・・・
水切りつばを付けて・・・
メカニカルシールを付けて・・・
Oリングを付けて・・・
ポンプを組み立てます。
ポンプを本体に付けて・・・
結線をして・・・
試運転を行います。
今回は2台の分解整備ですので問題なければ同じ工程をもう1度となります。
交互に分解整備が終われば元に戻して完了となります。
下は古い部品です。
かなり劣化しており音がとても大きくなっていました。
下は新しい部品の写真です。
古い部品と見比べると一目瞭然ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
給水ポンプの分解整備で断水作業を行っていることを貼り紙で見かけた事はあったかと思います。
このように分解整備をしてポンプを長持ちできるよう心掛けましょう。
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野村泰友
野村 泰友 (のむら やすとも)
長崎県出身
あなぶきクリーンサービスでは主に貯水槽の清掃・点検作業や給水ポンプの点検など行っております。
このブログを通して皆様にはわかりやすく、興味を持っていただけるような情報を発信できればと思っております。
保有資格:FP2級、消防設備士乙種6類
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