カーシェアリングの強みとは?~マイカーとの比較~

坂本永勝

こんにちは。あなぶきハウジングサービス、パーキング事業部の坂本です。
2月も中盤に入り、温かい日と寒い日の温度差が激しい今日この頃ですが、皆様は体調を崩されていないでしょうか。インフルエンザが過去最高に猛威を振るい、まだ油断はできない状況なので、皆様も手洗い、うがい、アルコール消毒を徹底して下さいね。
本日は、前回ご紹介しました「カーシェアリングってな~に?仕組みとメリット・デメリットについて」の続きとしまして、カーシェアリングの強みをマイカーと比較しながら、ご紹介させていただきたいと思います。
これを機会に皆様にも是非1度ご利用していただきたいと思っております。

前回の記事→カーシェアリングってなに?仕組みとメリット・デメリット 

 

①カーシェアリングの強みとは

 

まず始めに、カーシェアリングの強みをご紹介します。前回のカーシェアリングのメリットと重なる部分もありますので、おさらいしながら見ていきましょう。
カーシェアリングにおいて1番の強みは、24時間いつでも利用でき、なおかつ車の維持費・メンテナンス代が一切かからないという点です。
自家用車だと保険料・ガソリン代等が発生しますが、カーシェアリングは、全て込みでの料金になっていますので、比較的安価で利用できます。
自家用車購入費や維持・メンテナンス費を抑えたい人は、カーシェアリングをおすすめします。

※下記にカーシェアリングの強みをまとめています。この他にも多数あります。

○カーシェアリングの強み

1.短時間の利用に最適
2.24時間利用できる(無人対応)
3.自家用車と比較して固定費が削減できる
4.ガソリン費や保険料が全て込み料金
5.利用する際、店舗等に足を運ぶ必要がない

 

②カーシェアリングとマイカーを比較してみた

1.マイカーの場合

 

まず、マイカーの費用を見ていきましょう。
マイカーを保有するためにどの程度のコストが必要なのでしょうか。
私が乗っているプリウスを例に考えてみましょう。

・車体本体価格:約245万円(新車の場合)

・諸経費メンテナンス費等:年間約10万円(タイヤ・部品代等)

・自賠責保険:年間15,000円

・燃料費:年間約4万円(ガソリン145円で年間1万キロ走行した場合)

・車検代:2年間に1回 約10万円

・任意保険料:年間約10万円

上記のように、年間の諸費用だけでも30万円ぐらいは発生します。これに加え、月極駐車場代等が発生する場合がありますので、年間諸経費として40万円~50万円ぐらいはかかると考えた方が良さそうです。

 

2.カーシェアリングの場合

 

続いて、カーシェアリングについて見ていきましょう。
カーシェアリング費用は以下の通りになります。

・初期費用:1,000円~2,000円

・月額基本料:1,000円~2,000円

・利用料:14,000円程度(15分/216円で計算)

※料金プランや車種によって料金が異なりますので、一概には言えませんが、アクアやデミオ等の普通車を月に8回程度、2時間ずつ利用した料金の場合です。

カーシェアリングを1ヶ月に8回、2時間利用した場合、月額基本料+利用料で15,000円~16,000円で利用することが可能です。
場所によっては、月極駐車場を契約するだけで月額15,000円程度かかりますので、3日~4日に1回の利用頻度の方だとカーシェアリング利用の方が断然お得ということになります。

 

③カーシェアリングに向いている人とは?

カーシェアリングに向いている人の見分け方は、やはり利用頻度です。毎日利用する人であれば、マイカーとして車を購入するほうがお得になる可能性が非常に高いです。
マイカーを購入する場合には、駐車場代や維持・メンテナンス費で月額2万円~4万円ほど発生します。また、車体本体価格を5~7年でローンを組んで3万円~4万円かかります。これらコストの月額合計は、5万円~8万円程度かかります。
マイカーとカーシェアリングを比較した場合、毎週2回(月8回)、1回2時間利用する程度であれば、月々のコストは15,000円~16,000円程度となり、カーシェアリングの方がはるかにお得ということになります。ただし、カーシェアリングは、1回の利用時間が短時間でも高頻度になると料金が高額になる場合もあるので注意が必要です。
カーシェアリングに向いているかどうかの考え方は、ご自身の車の利用頻度からカーシェアリングを利用した場合の月額料金の概算を出せば、自分はマイカーとカーシェアリングのどちらがお得なのかが分かります。

 

まとめ

カーシェアリングは、必要なときに必要な時間利用できるという強みがあります。
そのため、夫婦でマイカー2台持つのではなく、夫が1台所有し、妻はカーシェアリングを利用して短時間で子供の送迎をしたり、買い物をしたりするということも可能です。
マイカーとカーシェアリングのどちらがメリットが大きいかを自分のライフスタイルと合わせて考える必要があります。
カーシェアリングの設置数は、毎年増加しています。ただ、現在ではカーシェアリングの設置場所が主要都市に偏っている傾向があります。
現に、車の保有率が全国で1番低いのは東京都、2番目が大阪府と数字でも表れています。公共交通機関の発達や物価の関係もありますが・・・。他県では利用したくても設置場所が遠い等の理由から利用できない方がいるのも現状です。
今現在は、日本全体の車の保有率は高く、人口100人あたり48台と2人に1人の割合で保有しています。
しかしながら、今後は少子高齢化社会や費用削減から自家用車を手放す人が増え、シェアリングビジネスが活発になると言われています。
カーシェアリングが今後、日本のあらゆるところで増加し、老若男女問わず、利用される時代が来るかもしれません。

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坂本永勝

あなぶきハウジングサービス 坂本 永勝(さかもと えいしょう)
出身は香川県の小豆島で、自然が豊かな所です。
大学を卒業後、あなぶきハウジングサービスに入社しました。
現在は、パーキング事業部に所属し、中国地方で時間貸し駐車場の運営・管理に従事しています。
地域に密着し、綺麗で使いやすい駐車場を心がけて、日々業務に励んでいます。

保有資格:宅地建物取引士 管理業務主任者 第一種衛生管理者 住宅ローンアドバイザー
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