こんにちは!
あなぶきセザールサポート匠事業部の西川です。
夏休みが終わりましたが、まだまだ暑いですね!リフォーム現場の室内の温度もかなり厳しいので、職人さんも熱中症予防対策として水分補給はしっかりとしてほしいです。
さて、今回は前回に引き続き、当社所有物件のリフォーム工事の様子をご紹介していきます。前回解体工事が終わりましたので、今回は大工さんによる木工事や、電気工事、水廻り工事などを行っています。
目次
- 工事中の様子をご紹介①
- 工事中に注意すること
- 工事中の様子をご紹介②
- まとめ
前回の記事はこちらをご覧ください。
→必見!リフォーム・リノベーションの流れ ~事前申請・工事開始編~
工事中の様子をご紹介①
では、さっそく工事中の様子をご紹介します。
まずこちらは、旧和室の床の工事です。床の下地で状態の悪い箇所を撤去したので、そこの箇所を直し、LD側の床の高さと合うようにコンパネと呼ばれる材料を張っています。
同じく旧和室の押入の箇所もレベルを合せています。仕上げはフローリングを張りますが、その下の下地がしっかりしていなければ、床鳴りが起こってします場合もありますのできっちり下地補修をしています。
こちらが
こうなります。
フローリングを張ったあとは、その後の工事で床にキズがつかないよう養生をしっかりします。
こちらは新設するウォークスルークローゼットの箇所の壁下地を造り、建具(ドア)の枠を設置した状態です。電気も移設や増設したい位置に配線しています。
続いてキッチン天井部分、吊戸棚をこわしたら、照明の配線が躯体のこの位置から出ていました。これは吊戸棚の下に付いていた手元灯の配線です。新規のキッチンは吊戸棚は設置しないので、この位置から移設しなければなりません。
しかし二重天井ではないので、照明の位置を変更するには露出配線(モールを使用)になります。こんなの見たことありませんか?
しかし・・・これ・・見た目悪いですよね?せっかくリフォームするのにこれじゃあんまりです。多少金額が上がりますが、検討した結果、火報設備である感知器も移設するので思い切ってキッチン部分の天井をつくることにしました。
工事中の確認で注意する点
工事中に現場に足を運び、工事中の様子をチェックすることはとても大事なことです。
職人さん任せにしてしまうと、当然職人さんが良いと思った箇所に物がついたりしますので、こちらでイメージしたものと異なる場合が多々あります。ある程度は指示書や電話等でもなんとかなりますが、やはり現地の状況を見て、意見しあいながら決めていくことが重要ですし、なにかミスが起こっても修正できます。
今回は照明とスイッチ位置のチェックをしていたところ、旧和室の壊した壁にあったスイッチがなくなっていました。旧和室の照明を付けるときにスイッチがない状態です。
すべて工事が完了した後に直そうとすると、クロスを剥がし、ボードを開口、クロスの張り直しなどやり直す工事が多くなります。まだ修正しやすいこの段階でチェックし気づくことはとても大切です。
工事中の様子をご紹介②
こちらは先ほどの写真の日から数日たった様子です。
先ほどのキッチン天井はこうなりました
手前の小さな穴二つはダウンライトを入れます。右側の大きな穴は今回初めて導入する天井埋込型ナノイー発生機を取り付ける穴です。詳しくは完成時にご説明いたします。
そしてついに建具がつき、ウォークスルークローゼットも形づくられてきました。
続いて、場所が変わりお風呂です。
ユニットバスが組みあがりました。
養生がされているので、少し見た目が悪いですが・・
一面アクセントでパネル色を替え、将来のことも考え手摺りも設置しています。
まとめ
先ほど工事中の確認の重要性を書きましたが、今後みなさまがリフォーム工事を検討し、業者さんへ依頼する場合、業者選びの基準の一つとして、現場の工程や品質を管理する施工管理が大体どれくらいのペースで現場に足を運ぶかを、それとなく確認すると良いと思います。
それでは次回はいよいよ完成編となります。
どんな仕上がりになるか楽しみにしてください。
西川倫史
マンションの専有部(お部屋内)のリフォーム&リノベーションのアドバイザーとして内装・インテリアはもちろんのこと、仮住まい、引越に至るまでトータル的にサポートしております。新しいリフォーム商材の情報と、いままで経験してきた事例などをブログを通して情報発信していきます。
東京葛飾という下町出身の親しみやすさを武器に、わかりやすくお伝えしますので、よろしくお願いいたします!
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