賃貸マンション管理シェアリング/ケース②設備点検シェアリング

松井 久弥

 

こんにちは、松井です。

今回も「あなぶき管理シェアリング」の具体的な事例として、設備点検シェアリングをご紹介します。賃貸マンションの設備点検で「経費を削減したい」、「品質を向上したい」とお悩みのオーナー様、是非ご参考になさってください。

シェアリング管理

 

目次

  • 主な設備点検の種類
  • 設備点検シェアリングの事例
  • シェアリングの効果
  • まとめ

 

 

主な設備点検の種類

賃貸マンションにおける設備点検には次のようなものがあります。

消防用設備等の点検

消防法第17条に基づき、機器点検と総合点検が義務付けられています。

貯水槽清掃

「簡易専用水道」に分類される10㎥以上の貯水槽は、1年に1回以上の貯水槽清掃と水質検査が水道法により義務付けされています。マンション内の飲料水を貯める水槽ですので、義務がない小さな貯水槽でも定期的な貯水槽清掃が必要でしょう。

ポンプ点検

各住戸内へ水を給水するためにポンプを設置しているマンションが多く、そのポンプについては定期的に点検を実施します

共用設備点検

マンションの各種設備や建物について、専門業者による定期的な点検をおこない、異常が無いか確認します。

その他設備の点検

マンションにより設置されている設備が異なりますが、エレベーターや機械式駐車場、自動ドア、宅配ボックスなどがあれば、定期的な点検が必要です。

 

設備点検シェアリングの事例

それでは設備点検シェアリングの事例をご紹介します。

現状<それぞれが別の日程・業者にて消防設備点検を実施する場合>

消防現状

 

シェアリング<同じ日程・同じ業者にて消防設備点検を実施する場合>

消防シェア

 

シェアリングの効果

効果① 費用の削減

隣の分譲マンションで点検を実施している業者が同日で賃貸マンションも点検することで、業者から見れば間接コストの軽減につながり、結果として賃貸マンションオーナーの支払う点検費用の削減になります。

効果② 品質の向上

分譲マンションの入居者に満足いただける品質を提供できる業者を選定していますので、従前よりも点検品質向上が期待できます。

 

まとめ

賃貸マンションにおいて、資産価値の維持や高入居率を保つために設備点検の品質は重要となります。近隣の分譲マンションとうまく設備点検をシェアすることができれば、コスト面・品質面において賃貸マンションオーナーにメリットを提供することが可能です。

興味を持っていただいたオーナー様、是非一度ご相談ください。分譲マンションのクオリティを持った建物管理の専門部署が問題解決をご提案いたします。

 

 

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松井 久弥

あなぶきハウジングサービス:松井 久弥(まつい ひさや)
2000年あなぶきハウジングサービス入社。
全国10都道府県において、管理担当・リプレイス営業・新規拠点立上げ・部門責任者に従事。特にマンション管理会社のM&Aにおいては、案件化からデューデリ・譲渡契約・お客様対応全般・統合後プロセス(PMI)までを実践。
マンション管理士、M&Aシニアエキスパート。
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