いつも元気にほがらかに、現場監督の河野です。
ホテルの改修工事では、宿泊者が滞在しながらの外装-内装工事を行うケースと、宿泊停止を行って、リニューアルオープンするケースなどありますが、今回は、ホテル営業を一旦終え新たに民泊事業として宿泊施設-ホテル再生のご紹介をさせていただきます。
今回ご紹介しますホテルの改修工事は、宿泊スタイルを変えた民泊事業によるご提案で、外装-内装ともに改修とリノベーションいたします。今回は~仕上げ工事編(その1)~ということでビジネスホテルの内装を解体し、一旦スケルトン化した後、間取り等を大幅に変更し、新しく再生する過程の一つで、仕上げ工事の取り掛かり作業の状況をご紹介いたします。
外壁断熱工事について
お部屋内の間仕切り壁等の解体が済み、室内の居住環境向上のため外壁に面した壁は断熱加工を行うため、発泡ウレタンフォームを吹き付けました。外部に面した壁面にこの断熱加工をすることで、室内の居住環境を改善することができます。冬場は寒さを遮断し、夏場は暑さを和らげる効果が期待されます。室内環境改善のために一般的によくおこなわれている施工方法です。
外部に面した部屋内の壁面に発泡ウレタンフォームを吹付しました。
発泡ウレタンフォーム吹き付け作業状況
つづいてお部屋内にユニットバスを設置します。
ユニットバス設置について
それぞれのお部屋の間取りは決まっていますので、水廻りの配管類の接続等の兼ね合いからユニットバスを先行して設置します。
ユニットバスは仕上げ材となりますので、傷がつかないように慎重に設置しました。
発泡ウレタンフォームの施工状況とユニットバス設置状況についてあわせてご紹介いたします。
今回の改修工事では、ビジネスホテルの主にシングルとして使われていたお部屋を複数人で宿泊いただくために、二つのお部屋を一つの部屋に作り替え広いお部屋に再生します。さらに、水廻り設備のユニットバスの更新と接続配管類も合わせてリニューアルいたします。仕上げ工事としての取り掛かり部分の一部をご紹介させていただけたらと思います。解体された空間に新たに設備を更新しますので、内装は新築工事の仕上がりと同じようになっております。
ということで、スケルトン状態から外部に面する壁の発泡ウレタンフォーム吹付による断熱化とユニットバスの設置といった仕上げ工事の一部をご紹介させていただきました。
まとめ
ということで、今回、ホテル改修工事の再生として仕上げ工事編(その1)をご紹介させていただきました。民泊として皆様に出会うまでの裏舞台をご紹介させていただけたらと思います。ビジネスホテルから民泊スタイルへの変更の背景として、ターゲット層が国内出張者メインからインバウンドメインへとする中で、部屋数を減らす一方、ベッド数を増やして利用者を増加させるといった提案です。
安全作業に努め誠心誠意に工事を進めてまいります。
今後の仕上げ編をご期待くださいませ。
それでは、また、お会いしましょう ご安全に!!
よかったらこちらも参考までにご覧ください。
★ホテル改修工事 再生でどこまで変わる~解体工事編~
河野通明
分譲マンションの新築工事の現場監督から、管理組合運営のサポート業務を行うフロント担当を経て、現在はマンション大規模修繕工事の現場管理に携わっております。
管理組合運営業務に携わった経験を活かして、安心・安全の工事に努めます。
保有資格:1級建築士・1級建築施工・土木施工・管工事施工管理技士・マンション管理士・維持修繕技術者・管理業務主任者
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