こんにちは。あなぶき社宅サービスの丹治です。
皆様は「寮の食事」というとどういったものを想像しますでしょうか?
寮の食事は食事の単価が各寮で違ったり、厨房の環境などが違ったり、食品衛生管理を徹底する必要があったりと、色々なものを提供したいという私どもの気持ちとは裏腹に提供できるものには様々な制約があります。そのような中でも、寮での楽しみは食事にあるという信念の下、季節ごとに様々な行事食を提供しております。(⇒こちらのブログもご覧ください)
今回はその様な中で「七夕にちなんだ行事食の紹介をしたいと思います。それでは管理栄養士さん、お願いします。
こんにちは!ご紹介にあずかりました、あなぶき社宅サービスの栄養管理士です。
今回は夏の風物詩「七夕」の行事食についてご紹介します。
7月7日は七夕
日本の四季を彩る五節句のひとつ「七夕」。
みなさんも竹や笹の葉に短冊を結び飾った思い出があるかと思います。
短冊にはさまざまな願い事を書き、夜空に輝く織女星と牽牛星に供えるものとされており、
7月7日にだけ再会できるというおなじみの物語でも登場します。
そんな七夕の節句では「そうめん」を食べる風習があり、七夕にそうめんを食べると、1年間無病息災で過ごせるといわれています。
また、7月7日は「そうめんの日」としても知られているようで、七夕の行事食でもある「そうめん」を広く認知されるよう全国乾麺協同組合連合会が作ったそうです。
七夕そうめんの歴史
七夕にそうめんを食べる風習は長い歴史の中で生まれました。
中国では、7月7日に「索餅(さくべい)」を食べる風習が古くから定着しており、「7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という言い伝えがありました。
索餅とは、米粉と小麦粉を練り合わせ、縄のような形に編んで油で揚げたお菓子で「そうめん」の原型になったものとされています。
日本では「索餅」が「そうめん」として変化していったことから、言い伝えの内容も少しずつ変化して「七夕にそうめんを食べると1年間無病息災で過ごせる」とされたようです。
日本に索餅が伝来したのをきっかけに、長い歴史の中でさまざまな言い伝えをされるようになった「そうめん」。天の川の流れに見立てたそうめんは、おいしいだけではなく見た目も美しい、夏にぴったりの行事食です。
社宅や寮での七夕
社宅や寮では調理から喫食までの時間が長いため、そうめんは品質が劣化しやすいのでメインとしての提供は控えております。そのため、お祭りや祝い事の日に食べる風習のある、ちらし寿司をメインとして、副菜でそうめんをもちいています。
また、切り口が「星型」に見えることから、オクラも七夕メニューには欠かせません。
今回は天の川をイメージしたちらし寿司とそうめんとおくらが入ったすまし汁、学校の給食でもおなじみの七夕ゼリーを作ってみましたので、一部ご紹介します。
(七夕ちらし寿司)
使用量や具はお好みで調整してください。
すし飯、錦糸卵、えび、きゅうり(天の川用)、かにかま、ごま など
今回はきゅうりをスライスしたものを重ねてみましたが、スライサーなどで縦に長く薄くスライスしても涼しげな印象になるかと思います。
(七夕ゼリー)
色鮮やかなジュース…200ml
ゼラチン…5g
お湯…50ml
黄桃…適量
① ゼラチンをお湯で溶かす
② ジュースを人肌程度に温める
③ ①とあわせてよく混ぜる
④ 器に流し、冷やし固める
⑤ 星形に切った黄桃をトッピング
今回は青いジュースを見つけたので使用してみましたが、かき氷シロップでもきれいな色に仕上がるようです。節句のお祝いにいかがでしょうか。
弊社は、創業50有余年、企業様が保有される寮や社宅、研修所など社員の皆様の福利施設を中心に施設の管理や給食の提供を行ってまいりました。永年培ってきたノウハウ、経験と実績に加えて、“あなぶきグループの総合力”を活かしたサービスの提供に努めております。あなぶきグループだからこそ、お届けできることを常に考えて、お客様の施設や不動産に関する様々なお困り事を一緒になって解決してまいりたいと思っております。
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