皆さん、こんにちは!あなぶきインシュアランスの三好です。
猛暑が続いていますね。この時期に心配なのが大雨や大型台風接近による災害です。
今回は防災対策の知識をお伝えできればと思います。
1.大雨・台風による近年の災害事例
まずは最近の災害例を見てみましょう。
以下のように、近年では毎年のように日本全国どこかで大きな災害が繰り返し起こっており、日本全国どこに住んでいても被災する可能性があります。そのため、人生において防災対策は切っては切り離せない課題となっていると言えるでしょう。
〈大雨・台風による近年の災害事例〉
・2017年7月 :平成29年7月九州北部豪雨
・2018年7月 :平成30年7月豪雨(別名:西日本豪雨災害)
・2019年10月 :令和元年東日本台風(令和元年台風 第19号/ハギビス)
・2020年7月 :令和2年7月豪雨(別名:熊本豪雨)
上記は、皆さんの記憶にも残っているかと思います。
これらは全て「特別警報」が出された非常に大きな災害でした。
特別警報とは、警報の発表基準をはるかに超える大雨や大津波等が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合に発表し、最大級の警戒を呼びかけるものであり、気象庁では、平成25年8月30日から運用しています。
特別警報発表の基準とイメージは、次の通りです。
2.防災対策
豪雨災害は自然災害の中でも地震災害のような突然の災害とは異なり、ある程度事前の対策が可能であるため、防災対策が非常に重要となります。防災対策によって、被災を免れたり、軽減させることも可能です。
それでは具体的な防災対策は何があるか見ていきましょう。
STEP① お住いの地域の災害リスクを調べる(ハザードマップの活用)
各災害リスクを見える化した「ハザードマップ」はご存知でしょうか。
河川の氾濫や高潮等による浸水リスクや土砂崩れ等の確認が簡単にできるツールです。
国土交通省が運営している「ハザードマップポータルサイト ~身のまわりの災害リスクを調べる~」では、ご自宅の住所検索をするだけで、洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ち等を地図や写真に自由に重ねて表示することができます。
また、各避難場所等も確認ができますので、一度ご自身のお住いの地域の災害リスクを調べてみましょう。
STEP②:自身でできるお住まいの対策・家族で災害時の行動を話し合う
STEP①でご確認いただいた災害リスクに応じて、身の周りを見直してみましょう。
・大雨や風が強くなる前に、窓や雨戸を補強する。
・側溝や排水口を掃除して、水はけを良くしておく。
・風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定するか家の中へ格納する。
・懐中電灯、携帯用ラジオ、救急薬品、非常用食品、携帯ボンベ式コンロ、貴重品等の非常用品の確認を行う。
・携帯電話のバッテリー残量の確認や、自家用車のガソリンを満タンにしておく。
・断水に備えて飲料水を確保する。
・学校や公民館等の指定避難場所及び避難経路を確認し、普段から家族で連絡方法等を話し合っておく。
・日頃より気象庁から発表される警報等のニュースを確認する。
3.保険への加入を検討
防災対策をいかに講じていたとしても、災害を完全に防ぐことが難しいこともあります。自身による備えだけではどうしようもなくカバーしきれない部分は、損害保険に加入し必要な補償がされているかを確認しましょう。
(例)ハザードマップで確認したリスクの状況に、加入保険の補償内容は対応できているかを確認
→ 浸水や土砂崩れの高いエリアにもかかわらず、「水災補償」がされていない、等
保険については、過去に記事がありますので、こちらをご参照ください。
ここでは、万が一被災をしてしまった場合に使える保険についてご紹介をしております。
まとめ
今回は皆さん自身と、大切な住まいへの備えについてご紹介させていただきました。
大雨・台風等に対する防災対策は日頃からできることも多く、災害までの事前対策が非常に重要かつ有効といえることを分かっていただけたのではないでしょうか。今回の記事が少しでも参考となれば幸いです。
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