リフォーム事例のご紹介 ~ 『終の棲家 』スローライフを楽しむ居心地の良い空間に ~

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
あなぶきデザイン&リフォームの桑村です。

 

今回は、マンションのリフォーム事例をご紹介します。
築20年のマンションが、
機能性デザイン性を兼ね備えた、住心地のよいモダンな空間に生まれ変わりました。

 

 

コンセプト

 

『 ~終の棲家~ スローライフを楽しむ居心地の良い空間に』

 

終の棲家として、ご夫婦でマンションに住み替えられるお客様。

将来にわたって快適に安心して生活できるよう、バリアフリーに配慮した機能性と、
毎日の生活を楽しく過ごせる、デザイン性を兼ね備えたお部屋に仕上がりました。

 

住宅設備や内装だけでなく、家具や照明、小物までトータルコーディネート
落ち着きと高級感のあるエレガントモダンな雰囲気が、素敵な空間になりました。

 

 

こちらから360度VR画像をご覧いただけます↓

Afterhttps://spacely.co.jp/anabuki-housing/ayiGo7bHyJ
Beforehttps://spacely.co.jp/anabuki-housing/pMzfrjh3UF

 

広々としたLDK

 

 

 

もともとあった壁を撤去し、和室だった部分を、リビングとひとつづきに
広くて開放感のある、リビングダイニングキッチンになりました。

 

カーテンや家具も含めて、
グレージュやダークトーンを基調としたコーディネートに。

 

家具の木部は、スモークドオークという珍しい色味を採用しました。
スモークドオークは、濃色ながら木の質感を残した透明感が特徴
自然な陰影がとても美しいですね。

 

 

以前のブログでも紹介しましたが、
分譲マンションのリフォームの場合、管理規約の制限により、
撤去してもよい壁と、撤去してはいけない壁があります。

 

躯体(くたい)と呼ばれるコンクリートの壁は、
共用部分のため、撤去することはできませんが、
今回のように、木材や石膏ボードでできた間仕切り壁は、
専有部分なので、撤去することができました

 

過去の記事はこちら

ご存じですか!?分譲マンションの共用部分と専有部分の違い

 

開放的で収納力抜群な対面キッチン

 

キッチンは、もともとあった壁を撤去し、ゆったりと使える対面キッチンに。

 

トクラスのコラージアを採用し、
収納スペースを確保するために、背面収納のあるタイプを選びました。

 

Collagiaの特徴|トクラスキッチン|トクラス (toclas.co.jp)

 

また、キッチンからもダイニングからもアクセスしやすい位置に、パントリーを新設

パントリー内に設置した有孔ボードには、お薬カレンダーを吊って、
お薬を管理しやすいようにしています。

 

 

 

こだわりの照明計画

 

 

間接照明や照明器具の選定にもこだわりました。

お掃除のことを考慮し、ダウンライトをメインに設置。

アクセントとして設置した、ダイニングのペンダントライトや、
キッチン上部の間接照明が、お部屋の雰囲気を一段と素敵に演出します。

 

シーンに合わせて明るさを調整することで、お部屋の雰囲気がガラっと変わりますね。

 

オーダー家具とエアコン

 

 

マンションに不足しがちな収納。
リビングの壁面に、テレビ台と飾り棚・収納を兼ね備えたオーダー家具を設置しました。

 

色味は、リビングダイニングの家具のスモークドオークに合わせて塗装。
ガラスと間接照明の飾り棚を設けて、
花器やグラスをディスプレイできるようにしています。

 

足腰に負担がかからないよう、下台は引き出収納にしました。

 

実はこの収納、左上の部分にエアコンが隠れています。

 

 

マンションでは構造上、エアコンを設置できる位置が決まっています。

クーラースリーブという、エアコンの配管を通す位置が予め決まっていて、
原則、共用部である外壁には、構造や管理規約の制限によって、
新たに穴を開けられないことがほとんどです。

 

(クーラースリーブイメージ)

 

そのため、今回は、クーラースリーブの位置はそのままに、
新しい部屋の間取りに合わせて、エアコンの位置を少し移動させました。

 

リビングのエアコンは、造作家具の中に隠してすっきりと。
寝室のエアコンは、ベッドの頭上から離れた位置に変更して快適に。

 

リビングのエアコン位置を変更したことで、
カーテンボックスを設置することもできました。

 

カーテンの上部やカーテンレールの設置部分を隠すことができるので、
窓が大きく見え、高級感を演出できます。

 

 

 

 

カーテンで緩く仕切った寝室

 

 

リビングと寝室の間は、寝室の広さを確保するために、
ドアではなく、カーテンで仕切りました。

 

生地をたっぷりと使用した、高級感のあるギャザー仕上げがとても素敵です。

 

リビングと寝室のちょうど間の壁にクーラースリーブがあり、
ドアを設置すると干渉してしまいそうでしたが、
カーテンで仕切ることで、構造上の制限もクリアすることができました。

 

また、リビングの隣に寝室があると、将来介護が必要になった場合にも動線がよく、とても便利です。

介護する方とされる方の、コミュニケーションが取りやすい間取りです。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

築20年のマンションが、
終の棲家にぴったりな、快適で高級感のある空間に生まれ変わりました。

 

水まわりの設備や、床や壁などの内装だけではなく、
家具や小物、カーテンまでトータルコーディネートすることで、
統一感が出て、さらに素敵なお部屋に仕上がりました。

 

デザイン性だけではなく、マンションの構造やバリアフリー等、
機能性にも配慮した仕上がりに、お客様に大変ご満足いただけました。

 

お気に入りの空間で、人生を豊かにゆったりと暮らす、
そんなマンションライフのお手伝いができれば幸いです。

 

 

あなぶきデザイン&リフォームでは、お客様のライフスタイルに応じて、
さまざまなリノベーションのご提案を行っています。

 

インスタグラムにも、施工事例を多数掲載中です。

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桑村早織

あなぶきデザイン&リフォーム 桑村 早織(くわむら さおり)
香川県出身。2012年入社。

入社以来、新築マンションのインテリアフェア運営や、キャンペーンの企画などを行っています。
マンションならではのリフォームお役立ち情報を中心にお届けいたします!

保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、マンション維持修繕技術者、福祉住環境コーディネーター2級、整理収納アドバイザー2級
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