こんにちは。スグヘンゲ運営事務局です。
あなぶきハウジングサービスが提供する新規サービス『スグヘンゲ』に関する情報発信をしております。
『スグヘンゲ』は、皆様の生活習慣を改善し、健康な毎日をつくるためのヘルスケアサービスとなっております。
『スグヘンゲ』では、医療従事者からのアドバイスが受けられるといったサービス内容があります。
今回の記事は、スグヘンゲ利用者さまへのアドバイス/面談を担当してくださっている「高松紺屋町クリニック」の保健師さんに【特定保健指導に関わる健康数値】をテーマに、いろいろと聞いてみました!
http://well-sprt.com/
はじめに
みなさんは「特定保健指導」という言葉は、聞いたことはありますでしょうか?
定期健康診断・人間ドック等の結果から、特定項目の数値が閾値以上であるか等の観点によって特定保健指導のレベルが判定されます。
ご自身の健康診断結果等を振り返っていただき、「動機づけ支援」「積極的支援」と書かれていれば、特定保健指導の対象ということになり、生活習慣改善が必要となります。
特定保健指導の判定に使われる項目/閾値は決まっているので、みなさんに是非チェックしていただきたい健康診断結果の項目をまとめてみました!
また、各項目について、生活習慣改善に参考となる具体的な方法もまとめました。
健康的な生活習慣を手に入れていただくための参考になれば幸いです!
判定ステップ1で使われる指標
特定保健指導対象の判定ステップ1として、「腹囲」もしくは「BMI」が判定項目になります。
これらが閾値以下であれば、そもそも特定保健指導対象になりません。
閾値は以下の通りです。
A)腹囲が、男性 85cm以上、女性 90cm以上
B)A の基準値未満でも、BMI(体重(kg)÷身長(m)の2乗)が25以上
A、Bのどちらかに当てはまる方は、判定ステップ2で使われる指標をご確認ください!
判定ステップ2で使われる指標
特定保健指導対象の判定ステップ2として、以下の指標が使われます。
・血糖(HbA1c、空腹時血糖)
・脂質(中性脂肪、HDLコレステロール)
・血圧(収縮期血圧、拡張期血圧)
・喫煙習慣
今回の記事では、血糖・脂質・血圧に注目して、それぞれの閾値および改善方法について、見ていきましょう!
① 血糖(HbA1c もしくは 空腹時血糖値)
まず1つ目は「HbA1c」もしくは「空腹時血糖値」です。
数値が高いほど糖尿病の可能性が高くなります。
閾値は以下の通りです。
・HbA1c:5.6%以上
・空腹時血糖値:100mg/dl以上
生活習慣の中で見直すべきポイントとしては「糖分の摂りすぎ」が挙げられます。
特に、ジュースや菓子パンなどの“消化しやすい糖質の高いもの”をよく飲食されている方は気を付けましょう!
下記を参考に、生活習慣を見直してみてください!
食生活の見直し
・食事の際は、野菜を最初に食べる。
・15分以上かけてゆっくり噛んで食べる。
・1日3食、バランスよく食べる。
→ これらを実施することで、血糖値の上昇が緩やかになります。
食事内容の見直し
・糖分の摂りすぎを避ける。
・ジュースや菓子パンなどの“消化しやすい糖質の高いもの”を避ける。
・野菜(生野菜でも加熱でも良い)をしっかり摂る。
その他
・お酒をよく飲まれる方は休肝日をつくる。
・禁煙する。
・運動を習慣づける。
→ 通勤に絡めるのが始めやすいです。車通勤を徒歩通勤や自転車通勤に切り替えるなどをやってみてはいかがでしょうか?
1週間のうち、合計60分間以上の「汗が出る程度の運動」があれば十分です。
まずは、「1日の中で、今より10分間多く活動する」ことを意識してみてください!
②脂質(中性脂肪 もしくは HDLコレステロール)
2つ目は「中性脂肪」もしくは「HDLコレステロール」です。
中性脂肪の数値が高いほど、あるいは、HDLコレステロールの数値が低いほど、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。
閾値は以下の通りです。
・中性脂肪:150mg/dl以上
・HDLコレステロール:40mg/dl未満
家族歴がある場合、数値改善がしにくいこともありますので、早めの受診がおすすめです。
下記を参考に、生活習慣を見直してみてください!
食事内容の見直し
・動物性脂肪。常温で固まるものを控える(バター、ヨーグルト、牛乳など)
・コレステロールが高い食べ物を控える(揚げ物、天ぷら、中華料理など)
・野菜(生野菜でも加熱でも良い)をしっかり摂る。
その他
・運動を習慣づける。
→ 通勤に絡めるのが始めやすいです。車通勤を徒歩通勤や自転車通勤に切り替えるなどをやってみてはいかがでしょうか?
1週間のうち、合計60分間以上の「汗が出る程度の運動」があれば十分です。
まずは、「1日の中で、今より10分間多く活動する」ことを意識してみてください!
③血圧(収縮期血圧 もしくは 拡張期血圧)
3つ目は「収縮期血圧」もしくは「拡張期血圧」です。
血圧が高いと、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。
閾値は以下の通りです。
・収縮期血圧:130mmHg以上
・拡張期血圧:85mmHg以上
見直すべきポイントは、「食事改善」「禁煙」「減量」の3つになります。
下記を参考に、生活習慣を見直してみてください!
食事内容の見直し
以下の両方を心がけましょう。
・塩分の摂取を控える。
・カリウムを意識的に摂取する。(生野菜や納豆がオススメです!)
その他
・禁煙する。
・運動を習慣づけて、意識的に減量する。
→ 通勤に絡めるのが始めやすいです。車通勤を徒歩通勤や自転車通勤に切り替えるなどをやってみてはいかがでしょうか?
1週間のうち、合計60分間以上の「汗が出る程度の運動」があれば十分です。
まずは、「1日の中で、今より10分間多く活動する」ことを意識してみてください!
あなたに合った生活習慣を一緒に見つけてみませんか?
健康診断の結果を元に、「数値改善をしたい、生活習慣を見直したい」と考えても、なかなか自分にあった健康的な生活習慣を見つけることは簡単ではないと思います。
また、健康的な生活習慣を見つけたとしても、自分の生活スタイルに合ったもので、さらには継続できる内容でないと、あまり意味がありません。
まずは自分の生活習慣を見直すためにも、食事や運動を記録してみることはオススメです!
普段の食事や運動の記録をすることで、生活習慣が”見える化”されます。
また、「生活習慣を改善したいけど、何をやっても継続しない…。」「自分に合った良い生活習慣がわからない…。」という方は、医療従事者が伴走型でサポートする【スグヘンゲ】を利用してみてはいかがでしょうか?
スグヘンゲでは、1か月間の『短期集中型』で生活習慣改善を行うようなプラン(サービスアパートメントプラン・ホームプラン)や、じっくりとご自身のペースで生活習慣改善に取り組めるプラン(サブスクプラン)があります。
スグヘンゲをご利用いただいている間、ご自身でスグヘンゲアプリに記録した健康データを元に、担当保健師が、あなたに合ったアドバイスをお届けしますので、生活習慣を無理なく、少しずつ改善できるよう、サポートさせていただきます!
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