あなぶきハウジングサービスの岡本です。
近年ではペットブームで小型犬や猫を飼われている方も増えておりますが、
賃貸でペット飼育できる物件はまだまだ少ない状況になります。
ペット可物件のお部屋探しで困ったことはないでしょうか?
今回は、ペット可物件の注意点と探し方のポイントをテーマにご説明します。
1.飼育されるペットの種類とサイズの確認
物件によっては下記のような条件がございます。
・小型犬のみ飼育可能
・猫のみ飼育可能
・小型犬、猫合わせて合計2匹まで
・体重・体長の大きさの制限
・ペットの健康状態
2.事前に必要なこと
仲介会社さんはお客様にご条件を聞く際に
下記を実施済みか確認が取れてから物件をご紹介するようにしております。
・狂犬病予防注射済証の写し(犬の場合)
・去勢・避妊手術を済みの写し(猫の場合)
・その他、物件毎に必要な申請書類
3.契約条件変更の確認
・ペット飼育の場合の契約条件の変更は物件資料に記載されることが多いです。
記載されていない場合は、仲介担当者に条件変更があるかどうか確認が必要です。
条件変更例(ご検討の地域により異なる)
・敷金〇ヵ月UP
・礼金〇ヵ月UP
・家賃〇千円UP
想定よりも初期費用・家賃が高くなることがありますので初期費用の確認をしてみましょう。
また、退去時の精算に関しては、物件や管理会社さんによって、借主様負担の部分が異なります。
ペット飼育により発生したクロス、床、柱等に汚損・破損の場合は原状回復義務を負うもの
等の文言が賃貸借契約書、重要事項説明書、ペット飼育申請書等に入っておりますので、
ご契約前にしっかり内容確認を行い、退去後の精算の事も把握して物件選びをしましょう。
4.分譲マンションの賃貸の場合
分譲マンションの一棟でペット飼育可の物件となっていても、お部屋ごとに区分所有者さんがいらっしゃいますのでペット飼育可のお部屋にしているかどうかはお部屋ごとに異なります。
分譲マンションの賃貸はペット飼育不可で募集をされるケースが多いです。
検討されているお部屋はペット飼育可で募集されているのか確認してみましょう。
また、管理組合毎にルールを設けている場合が多いので確認が必要です。
5.ご希望条件のお伝え
ペット飼育の場合は多数の希望条件をお伝えするとヒットする物件が見つからない事もあります。
仲介担当にご要望をお伝えする際には、
ペットの種類と何匹飼育、月々お支払い可能な上限金額、大まかな間取り希望(例:2DK以上)等の必須条件の部分のお伝えをしてみましょう。
他の希望条件としては、必須ではないが〇〇が希望というようなお伝えをしてみましょう。
担当から提案された物件資料をご覧頂き、エリア・間取り・築年数・構造など譲歩できる部分を見つけていくことがおすすめです。
6.お部屋探しのポイント
築年数で判断しない!
築年数が古くてもリノベーションされていることや、
家具やインテリアの配置次第でお部屋の中を快適空間に変えることができます。
築年数は経過しているが、構造の安心感・立地の良さなど室内の努力では変えられない部分が日々の生活の上でどのくらいの重要な部分かを考えてみましょう。
まとめ
賃貸でペット飼育可の物件は少ない為、同じような条件でお探ししている方が多いです。
お申込みは先着順になりますので、良い物件を見つけたら他に空きが出るかどうか待つよりは申込を進めることがおすすめです。
条件を絞りすぎず、幅広い条件でお探しをしてみることがポイントです。
また、物件情報には「ペット相談可能」と記載されている物件もございます。
ペット相談可能な物件は積極的に相談をしてみましょう!
弊社でのお部屋探しサイトURL
岡本理沙
岡本 理沙(おかもと りさ)
香川県出身
大学卒業後、3年間新築マンションの販売を経験し、2018年あなぶきハウジングサービス入社後、賃貸仲介をしております。
賃貸のご生活で皆様のお役に立てる情報の発信ができるよう記事を書いていきます。
よろしくお願いいたします。
【保有資格】宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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