こんにちは。あなぶきハウジングサービスの藤原です。
本日は、賃貸を探してる方が借りるのをためらう設備について、ご紹介させて頂きます。
毎年、全国賃貸住宅新聞が集計を行い、「人気設備ランキング」というものが出されております。
人気の設備が導入されておれば、借り手が見つけやすくなります。
不人気設備設備に関しましては、あまり触れられることがないと思いますので、ここで紹介をさせて頂けたらと思います。
お部屋探しの方が嫌う設備
１．トイレが和式
和式のトイレは、今では現在のニーズに全くそぐわない設備です。和式のトイレ自体見ることがほとんど無いと思いますが、
マンションのトイレが和式だとそれだけで内覧されることがほとんど無いです。
現在はインターネット検索にてお部屋探しをする方がほとんどなので、「内覧したい」と思ってもらえるような設備にしないと入居は見込めないと思います。
【対策】
・和式トイレから洋式のトイレに変更
【費用】
・仕様と構造にもよりますが、200,000円～
２．３点ユニットバス
３点ユニットバスとは、お風呂・トイレ・洗面が一緒になっている仕様です。
ビジネスホテルをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
築年数が約30年ほど経つ単身マンションがユニットバス設備になっているのではないかと思います。
【対策】
・ユニットバスの入替工事の実施
【費用】
・仕様と構造にもよりますが、1,000,000円～
３．エアコンが古い
エアコンの古さも入居に関わってきます。
エアコンが黄ばんでいる、型式が古いと室内のイメージは良くありません。
「壊れていないから」という理由で使い続けるのも大切なことですが、賃貸経営をする上で、入居率に関わってくる事柄です。
【対策】
・エアコン交換工事
【費用】
・エアコン容量・販売店によって変わりますが、2.2ｋｗ：75,000円～
４．洗濯機置き場が室外
洗濯機置き場が室内にあるのと室外にあるのとでは印象は大きく変わります。
現在は、室内洗濯置き場を求める方が非常に多くなっております。
上記の３点に比べると重要度は低いですが、これも入居率に関わっております。
【対策】
・室内に洗濯置き場を設置
【費用】
・仕様と構造（給排水の位置）にもなりますが、150,000円～
人気の無い設備の特徴
上記の４つの設備に関しまして総じて言えることが「古さ」を感じさせてしまっていることです。
築年数が経っていると当時の仕様（当時流行っていた設備）になっていると思うのですが、
今流行っている設備、最低限の設備にしないとお部屋探しをしている方は見向きもしてくれません。
（極端に家賃が安かったりすれば契約してくれる人もいるかもしれませんが。。。）
また、エアコン以外の項目は水回りの設備となっております。
水回りがキレイに見えると印象も上がりますし、清潔感を与える要素にもなります。
まとめ
空室対策（入居率向上）の為には、人気設備の導入も大事ですが、その前に人気の無い設備が無いかどうか確認が必要です。
地域やマンションの賃料価格帯によっては上記の設備になってしまう場合もありますが、
古い設備は可能な限り新しいものに変えましょう。
藤原一貴
愛媛県出身です。2009年あなぶきハウジングサービスに新卒で入社しました。賃貸仲介を3年、プロパティマネジメント業務を6年経験しております。現在は、高知で賃貸マンションのオーナー様の資産価値向上に向けて取り組んでおります。お酒が得意ではないですが、高知で働いているのでお酒に強くなれるように頑張っております。
保有資格：宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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