マンションの壁紙選び|失敗しない3つのポイント

木須 拓己 木須 拓己

こんにちは、木須です。

さて、今回はリフォームの問い合わせで数多くご相談いただき、みなさんが一番多く行っている『壁と天井の壁紙(クロス)の貼替え』を取り上げます。

壁紙の貼替えを行ったみなさんから、
「たくさんある壁紙サンプルをどう選んだらいいか迷った。」
「サンプルで見た色が、実際貼ってみたら全然違って見える。」
「試しに色柄のクロスを選んでみたけど、ちょっと失敗したかな…。」
といった声をよく聞きます。

クロス選びは、簡単なようで意外と難しいですし大変です。
そこで今回は、壁紙選びの際に失敗しない3つのポイントをご紹介します。

2

目次

  • カットサンプル(A4サイズ)で確認しよう
  • 天井の壁紙は壁の色より明るめにする
  • 部屋の広さに合わせて柄の大きさを選ぼう
  • まとめ

※この記事は2016年6月1日に公開したものを一部修正し、2017年5月17日に再公開しています。

カットサンプル(A4サイズ)で確認しよう

苦労してようやく、たくさんある壁紙サンプルの中から選んだのに、
カタログで見たサンプルの色や雰囲気と、実際壁に貼った色が違うように見える…

この声は非常に多くの方から聞きます。
まず、これはなぜなのか?

壁紙のカタログは、一般的に「1000シリーズ」と呼ばれる色柄が豊富なカタログと、
「普及シリーズ」と呼ばれる安価でスタンダードなカタログの2パターンがあります。

1000シリーズのカタログは、5~6cm四方のサンプルが品番ごとに貼りつけられています。
一方、普及シリーズのカタログは、A5サイズ程度のサンプルが品番ごとで1ページになっています。

名称未設定-3 例)サンゲツ

非常に不思議なことですが、色は小さな面積でみると暗く見えます

これを大きな壁や天井といった“面”に貼ると、小さなサンプルより明るく見えるようになります。
これにより、サンプルで見て「これがいい!」と思っても、実際に貼ったら「あれ?なんか違う」といった
理想のイメージとの違いが生まれてしまうのです。

ですので、その違いをなるべくなくすために、
まず選んでいる壁紙のカタログに書いてあるメーカーショールームに
選んだ候補の壁紙の「カットサンプル(A4サイズ)」を依頼しましょう。

カットサンプルが届いたら、
それを実際貼る壁や天井に貼って、遠くから近くから見て検討したり、昼間と夜の明るさでも見え方が違うので見比べてみたらいいと思います。

また、カタログからサンプルを選ぶ際も、実際に貼る部屋で選ぶようにするのもポイントです。
その部屋の照明の色味も見え方に影響しますので、より正確に検討できます。

天井の壁紙は壁の色より明るめにする

「壁の壁紙は決めたけど、天井は壁と同じ壁紙で違和感がないのかな…。」
「別の壁紙にするにしても、どうやって選んだらいいのかわからない。」

このお悩み、壁紙選びの際にお客様からよくご相談されます。

みなさんお部屋のベースの壁紙は、基本的に白やベージュを選ばれる方が多いと思います。

そんなに派手な壁紙でなければ、もちろん天井も同じ色でも違和感はありませんが、
もし、お部屋をより広く見せたいといった際は、天井の色は壁の色より若干『明るい色』をおススメします。

日本の住宅は、基本天井から床に向けて光をあてる照明の取付が基本なので、
天井に照明の光が当たるということはほとんどないために天井に影ができます。

そのため、空間を引いて見た場合、天井が暗い=部屋に圧迫感を感じます。

そこで、天井の壁紙は壁の色より若干『明るい色』を選ぶことで、
壁の色味に近づき、お部屋全体の圧迫感を緩和します。

「それはわかったけど、壁紙を選ぶのは大変…。」
という方は、カタログのおすすめコーディネートを利用しましょう。

「普及シリーズ」のカタログであれば、サンプルの裏面に
”この壁紙だったら、天井はこの壁紙がおススメです。”
といった記載がありますので、そちらを参考にすれば、メーカーが推奨する組み合わせで安心かと思います。
05 例)サンゲツカタログより

部屋の広さにあわせて柄の大きさを選ぼう

「柄物の壁紙を貼ってみたいけど、どんな色柄がいいのかからわからない。」
「どういった目線で選ぶのが一番いいの?難しそう…。」

柄物は、使ってみたいし試してみたいですよね。
うまく使えば、お部屋のイメージが格段に上がります。

それでは、どんな観点で選べばいいのか。

まずは、どこに貼るのがいいのかを考えます。

お部屋の4面をすべて色柄にする、というのはものすごくセンスと勇気が必要ですので、
お部屋の1面に柄物を使ってみるのがおススメです。
俗に“アクセントクロス”と言い、ベースは白い空間の中で1面だけを際立たせ、
お部屋にアクセントを加える、という手法です。

例えばリビングであれば、
窓がなく、収納やテレビといった大きな家具・家電を設置しない壁面に、
アクセントクロスを貼ることが一番簡単な考え方です。

そして、色柄ですが、
狭い部屋には、なるべく大きな柄は使わない
逆に大きな部屋には、なるべく小さな柄は使わないのがポイントです。

狭い部屋で大柄を使うと部屋が狭く感じ、大きな部屋で小柄を使うと目にうるさく感じます。

色は、白いベースの空間ですので、コントラスト(色の対照)を気にしましょう。

強い色を使えば、部屋の中でその面が非常に際立ち、その部屋のイメージカラーになりえます。
白に近い淡い色を使うと、インパクトはないですが、落ち着いた雰囲気を持たせることができます。

色に関しては、その部屋でどういう気分で過ごしたいかを考えてみるといいでしょう。
例えば、元気でいたい=強い色、落ち着きたい=淡い色、といった感じになります。

06

まとめ

壁紙は、お部屋の中で一番目にする意匠ですので、
選び方や使い方によって、お部屋の雰囲気やイメージがまるで違ってきます。
ですので、壁紙の貼り替えを検討しているお部屋の、現状困っていることや
どう過ごしたいかを一度整理してみることが、いい壁紙選びの第一歩だと思います。

今回は選び方のちょっとしたコツをご紹介しましたが、
それも合わせて、是非理想のお部屋を一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

The following two tabs change content below.
木須 拓己

木須 拓己

あなぶきセザールサポート 匠事業部:木須 拓巳(きす たくみ)
分譲マンション管理会社で専有部(お部屋内)の様々なサービス開発・企画の立案、リフォーム&リノベーション・室内クリーニング、インテリア商品販売等、お客様の快適な生活をサポートする部署の担当。分譲マンションの管理会社を15年務めた実体験及び情報をわかりやすく伝えるために日々仕事に励んでいます。仕事での心情:ニーズを形にする
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

最近書いた記事

関連の記事

backtotop