入居促進につながる賃貸入居者の満足「設備」とは?!

皆様こんにちは!

あなぶきハウジングサービスの野田です。

 

今回は、賃貸入居者様にとって満足していただける設備は何なのか。
「賃貸契約者の設備に関する満足度」として、賃貸オーナー様にとっての空室対策、
入居促進のための商品づくりについて考えていけたらと思います。

これから、お部屋探しをされる方も参考にしていただけますと幸いです。

 

 

賃貸契約者の設備に関する満足度(上位10項目)

(参照:リクルート「2021年度賃貸契約者動向調査(首都圏)より」

 

上記表は、リクルートによる「2021年度の賃貸契約者動向調査(首都圏)」によるもので、
賃貸借契約者の設備に関する満足度調査、上位10位の項目です。

24時間出せるゴミ置き場」は6年連続で1位となっております。それぞれのライフスタイルの変化から
「24時間出せるゴミ置き場」は便利との声が多く挙がっています。
いつでも好きなタイミングでゴミ出しできることは大変魅力的な設備の一つとなっております。

2位の「宅配ボックス」、4位の「非接触キー」、6位の「遮音性の高い窓」は
前回より順位が5ランク以上アップした設備で、コロナ禍で契約者様のニーズが加速した設備といえます。

 

 

宅配ボックス(2位)

「宅配ボックス」については、単身・ファミリー世帯ともに需要の高い設備になっています。
インターネットでの買い物が増えたことや、共働き世帯の増加に伴い、
仕事などで留守にすることが多い方の支持が高くなっています。
また、最近では在宅中であっても宅配業からの対面受取りを避けたいという
ニーズによるものであると考えられます。

 

「非接触キー」(4位)

非接触キーとは、ノンタッチキー、ノンタッチタグ、ノンタッチカードを使用して
受信器にカード等をかざすだけで電気錠や自動ドアを解錠するシステムです。

指紋認証、暗証番号入力、ICカードによる鍵等の「非接触キー」については、まだまだ導入されていない物件が多いので、セキュリティ性に優れ、利便性の高い非接触キーを導入すれば、
他の物件との差別化を図れるアイテムになりそうです。

 

「遮音性の高い窓」(6位)

6位にランクインした遮音性の高い窓です。こちらのランクインから、
住宅性能について賃貸入居者様が興味を持っていることがうかがえます。
新型コロナによる巣ごもりやテレワーク浸透で在宅時間が長くなり、
近隣の方生活音気にする方が増加しているのも事実です。
実際に、弊社のコールセンターへも、騒音に関するクレームが増えているように感じます。

(参考)省エネ性能の高い窓

「遮音性の高い窓」に加えて、ウクライナ情勢に起因する昨今のエネルギー価格の高騰で、電気代やガス代等の光熱費を気にする方も増えています。「断熱性」「気密性」が高ければ、光熱費を削減きますので、
入居者満足度アップもつながるのではないでしょうか。

2025年以降、賃貸住宅おいても省エネルギー基準を満たすことが義務化されています
これからは、新築物件に加え、既存物件においても、「省エネ」仕様が大事なキーワードになりそうです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。入居者ニーズをつかむうえで、「満足度」は非常に重要な指標です。
上位全ての設備を導入することは難しいかもしれませんが、
ひとつでも多くの「満足」いただける設備を導入することで、
競合物件との差別化、入居率アップを図る対策となります。
ご検討いただけますと幸いです。

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野田圭佑

野田 圭佑(のだ けいすけ)

2015年あなぶきハウジングサービスに入社。
入社後5年間は住戸等の不動産仲介を経験。
現在は賃貸物件の管理業務に携わっております。
入居者様へのお困りごと対応やオーナー様へのご提案等、日々勉強しながら励んでおります。
まだまだ未熟ではございますが、皆様に有意義な情報発信となるよう努めて参ります。

保有資格:宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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