こんにちは。あなぶきハウジングサービス池内です。1年間駐車場担当としてブログを投稿してきましたが、今回が最後の投稿になります。なので、今まで投稿してきた内容の中で、コインパーキングを利用される方への注意点を最後にまとめていきます。総復習だと思い、ぜひご覧下さい。
コインパーキングを利用する前の注意点
料金体系を確認する
コインパーキングには、料金体系があり、案内看板に記載されています。
それがどういう料金体系なのか、またどれくらい金額がかかるのかを事前に把握することが大切です。
弊社もしくは他社のホームページでもエリアごとのコインパーキング一覧が確認できます。
この場所の相場はいくらなのか、知っておくだけで見方が変わりますし、金額をかけずによりお得に駐車することもできます。出先でコインパーキングの利用をお考えの際は、ぜひ実行してみてください。
次に料金体系で最大料金の設定があるか確認します。
最大料金の適用がないと、長時間駐車した際に高額になりやすい場所もございます。
料金体系を見る際に最大料金の適用があるのかも合わせて確認するようにしましょう。
下記に最大料金の種類をまとめます。
〇最大料金の種類
・24時間最大料金〇〇円
・12時間最大料金〇〇円
・昼間最大料金〇〇円(8:00~20:00)夜間最大料金〇〇円(20:00~8:00)
・最大料金適用なし
・軽区画のみ〇〇円
〇最大料金の繰り返し適用の有無
・※最大料金は繰り返し適用になります
・※最大料金はご利用1回限りの適用です
これ以外にも様々な最大料金の設定がございます。
車の大きさやご使用時間にあった駐車を心掛け、お得に利用しましょう。
コインパーキングの種類を確認する
コインパーキングの種類は、主に4つあります。種類によって、料金の支払い方や利用方法が異なる場合がございます。下記に4つのコインパーキングの種類をまとめるので、ぜひご確認ください!
フラップ式駐車場
駐車区画内にフラップ板という機械が設置されており、駐車すると車に反応し、フラップ板が上昇する仕組みです。精算は後払いで、精算後フラップ板が下降します。
ゲート式駐車場
入口と出口に機械がある駐車場で入口でチケットを取り、出庫される際にチケットを機械に通します。駐車時間から金額が表示されるので、その場でお支払いすると出庫することができます。精算は後払いのみの場合もありますし、ショッピングモールのゲート式駐車場など先に店舗内の事前精算機で支払い、出口でチケットを機械に通すだけで出庫することもできます。
チケット式駐車場
フラップ式とは異なり、駐車区画に機械の設置がない駐車場です。精算は、前払いで購入した際にレシートがでてくるので、それを外から確認できる位置に置くようになります。
フラップレス駐車場
車室の後ろに車に反応するセンサーを設置している駐車場です。精算は後払い式です。
駐車場約款を確認する
コインパーキングには、駐車場約款という駐車する際のルールがあります。ここには、駐車する際に気を付けることや車の高さ制限等の記載もあるので、必ず確認することが大切です。
下記に駐車場約款の記載されている一部を抜粋し、ご紹介します。
〇駐車場約款
・車の駐車制限・・・屋内の駐車場は、車の高さ制限がある可能性がございます。
・駐車時間制限・・・弊社の場合48時間以上の駐車をする場合、運営会社及び管理会社への連絡が必要になります。連絡をせず、長期間駐車している場合、違法車両として判断される場合がございます。
・駐車場内でのルール・・・ごみ捨て禁止、アイドリング禁止等、不正行為等
コインパーキング利用後の注意点
駐車区画の確認
誤って他の人の駐車区画の精算をしてしまったという事例は、かなり起こりやすいミスです。
この場合、返金対応することは基本的に難しいので、精算する前に車室間違えがないか気を付けなければいけません。
領収書の取り忘れ
精算後に領収書発行ボタンを押し忘れてしまった、ボタンは押したが取り忘れてしまったという問い合わせも多くいただいています。
仮に取り忘れてしまった場合も管理会社や運営会社に連絡し、再発行することができます。
フラップ板が下降しているか確認
フラップ式駐車場では、精算後フラップ板が下降する仕組みですが、機械が故障しているとフラップ板が下がらない場合がございます。
その際は、案内看板記載の緊急連絡先に連絡していただく必要がございます。気づかずそのまま出庫すると車に傷がつく場合もございますので、出庫の際は必ず確認が必要です。
領収書切れ・釣銭切れ
コインパーキングは機械で管理している為、機械の故障で領収書や釣銭が出ない場合がございます。
その際は、管理会社や運営会社に連絡することで対応してくれます。
一方通行かどうか
最近増えているのが、コインパーキングから出庫される際、前面道路が一方通行になっており、標識に気づかず、誤って逆走してしまうケースです。
近隣の方や警察の方からの依頼で場内に一方通行の張紙をしている場所も多いですが、ご自身で一方通行かどうか事前に確認し、少しでも危険なリスクを減らすように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。コインパーキングの利用する前から利用後までの注意点をお伝えしました。
現在はコインパーキングの数や種類も増え、手軽に利用できるようになった反面、十分気を付けて利用しないとトラブルになることもございます。是非この記事を参考にしていただき、安心してご利用していただければ幸いです。最後まで、ご覧いただき、誠にありがとうございました!
池内 厚太
池内 厚太(いけうち こうた)
愛媛県出身。2019年入社。
現在は地元を離れ、広島でコインパーキングの開発・運営をしています。
ブログを通じて、有益な情報をお伝えいたします。
よろしくお願い致します。
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