マンション管理会社を変更する前にやるべき2つのこと

松井 久弥

今回は、管理会社を変更しようと考えているマンションの管理組合の方々にお伝えしたいことがあります。
すばり、「今の管理会社で続けていけないか、考え直してください。」です。

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目次

  • アンケートでみんなが感じている問題点を明らかにしましょう
  • 今の管理会社としっかり話し合いましょう
  • まとめ

アンケートでみんなが感じている問題点を明らかにしましょう

マンションの中に、今の管理会社に不満を持っている人はどのくらいいるのか把握していますか?「みんな不満に思っている。」の“みんな”は、本当に“みんな”でしょうか?
その“みんな”の数を具体的に把握するためにも、全世帯にアンケートを配布し、今の管理会社に対する不満や要望を聞いてみましょう。
アンケートを取ることで、正確に問題点や要望を確認し、共有することができます。
意外にも、今の管理会社を良いと思っている方が多くいるかもしれません。「管理会社を変更したいと思っていたから、良い意見は参考にならないな…。」と思わずに、その良い意見にもしっかり耳を傾けてください。
後々管理会社を変更することになった際、良いと感じている部分が新しい管理会社にすることで半減したりしないか確認するためにも、良い意見・悪い意見の両方を把握しておくことが重要です。

 

今の管理会社としっかり話し合いましょう

上記のアンケート結果をもとに、今の管理会社としっかり話し合いましょう。「これまでも散々言ってきたけど、何も変わらなかった。」「話をするのも嫌だな。」と諦めずに、話し合いの場を設けてみてください。
不満や要望を伝え、改善案を求める場合は、マンション担当者(フロント)だけでなく、その担当者の上司や支店長も含めて伝えるとより効果的です。

 

まとめ

アンケート結果をもとに今の管理会社に不満や要望を伝えたにもかかわらず、改善策が提案されない、回答をなかなかもらえない、ということであれば、管理会社変更をいよいよ検討しなければいけません。しかし、意外にも“今の管理会社で続けていけないか、考え直してみる。”ことをせずに、管理会社変更を進めている管理組合の方々が多くいらっしゃいます。変更を検討する前に、一度じっくり考えてみてくださいね。

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松井 久弥

あなぶきハウジングサービス:松井 久弥(まつい ひさや)
2000年あなぶきハウジングサービス入社。
全国10都道府県において、管理担当・リプレイス営業・新規拠点立上げ・部門責任者に従事。特にマンション管理会社のM&Aにおいては、案件化からデューデリ・譲渡契約・お客様対応全般・統合後プロセス(PMI)までを実践。
マンション管理士、M&Aシニアエキスパート。
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