突然の停電! ブレーカが落ちているとき・落ちていないときの対処方法まとめ

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こんにちは。あなぶきコールセンターです。

コールセンターでは、日々様々なお問い合わせ・ご相談を承っております。

今回はマンションでの停電について紹介します。

 

突然停電になると慌ててしまいますよね。

マンションで発生する停電にはいくつか種類があります。

種類によって対処方法が変わりますので、いざというときに対応できるよう確認してみてください。

 

周辺もマンションも「すべて」停電

停電したら、まずはマンション外を見渡してください。

周辺もマンションも「すべて」停電していれば、地域停電です。

地域停電の場合は電力供給会社で対応します。

電力供給会社に電話したり、ホームページを見たりして、停電状況をご確認ください。

 

「マンションだけ」が停電

周辺の電気がついていて、自分が住んでいる「マンションだけ」が停電している場合はマンションの共用分電盤のブレーカー落ちや故障の可能性があります。

ちなみに共用廊下や階段などには非常用照明が設置されているのが一般的です。停電してから少しの間はこの非常用照明で電気がついています。

電気がまばらについている、エレベーターが止まっている、他の住戸も電気がついていないが、マンション周辺は電気がついているということであれば、「マンションだけ」の停電ということになります。

*電力会社の送配電の経路は複雑で、道路を挟んだ向こう側の地域は電気が点いているのに、こちらの地区側だけが停電している場合があり得ます。送電する電柱の経路が異なるためです。周辺の電気が点いているかを確認する際は、ベランダとは反対側の窓からも確認していただくと確実です。

「マンションだけ」の停電は、管理会社で対応します。

管理会社に連絡をお願いします。

 

また、電気設備の点検工事などで計画停電をしている可能性もあります。

計画停電の場合は事前にお知らせをしていると思いますので、ポストの中のチラシやマンションの掲示板を確認ください。

 

「自分の住戸だけ」停電

周辺も、自分が住んでいるマンションも停電ではない場合は、「自分の住戸だけ」の停電ということになります。

ブレーカーが落ちている事例がほとんどです。ブレーカーをご確認ください。

 

ブレーカーの種類と落ちる原因

ここでまずはブレーカーについて説明したいと思います。

ブレーカーは3種類に分けられます。

 

出典:電気工事110番より

 

アンペアブレーカーの落ちる原因

電力会社と契約している電気の大きさを管理しています。

一定以上の電気同時に使用されたときアンペアブレーカーが落ちます。

※アンペアブレーカーがない地域(四国、中国、関西、沖縄など)もあります。

※また、一括受電が入っている最近の物件もアンペアブレーカーがありません。

 

漏電ブレーカーの落ちる原因

漏電が起きると電気を遮断するという役割があります。

漏電したまま電気を使用すると感電や火災の危険があるので、家庭内で漏電している場合、漏電ブレーカーが落ちます。

 

安全ブレーカーの落ちる原因

家全体を管理しているアンペアブレーカーに対して回路ごとの電気を管理しているのが安全ブレーカーです。

アンペアブレーカーと同様に一定以上の電気が流れると安全ブレーカーが落ちます。
また、電化製品やコード等がショートした場合は、電気を使い過ぎていなくても安全ブレーカーが落ちます。
*ショートした場合は、アンペアブレーカーや漏電ブレーカーが落ちる場合もあります。

 

ブレーカーが落ちたときの対処方法

落ちたブレーカーの種類で対処が異なりますので、それぞれの対処方法を紹介します。

 

アンペアブレーカーが落ちたとき

使用していた電化製品の電源を切ります。

そしてアンペアブレーカーを上げてください。

復電後は同時に使用する電化製品の数を減らしましょう。

 

電気の使い過ぎにより度々ブレーカーが落ちる場合は契約しているアンペアが合っていないのかもしれません。

電力会社に契約アンペアを増やすことを相談してみましょう。

 

漏電ブレーカーが落ちたとき

 

 

出典:四国電力送配電ホームページより

 

 

この手順で漏電している箇所の特定と、漏電がある箇所以外は復電させることができます。

漏電している箇所は、放置したままにするのは危険です。

早急に電気業者に点検・修理を依頼しましょう。

 

安全ブレーカーが落ちたとき

まずは、落ちた回路の場所を確認してください。

そして、その部屋の中の電化製品の電源を切ります。

それから安全ブレーカーを上げてください。

復電後はその場所で同時に使用する電化製品の数を減らしましょう。
同じ部屋(同じ安全ブレーカーの回路)で同時に使用する電気機器が2000Wを超えないようにしましょう。

同じ部屋(同じ安全ブレーカーの回路)で同時に使用する電化製品の数を減らしたのに、度々特定の安全ブレーカーが落ちるようであれば、電気の使い過ぎではなく特定の電化製品やコード等が故障している可能性もあるので電気業者に点検を相談したほうがよいでしょう。

 

その他

電気の使い過ぎや漏電・ショートがなくてもブレーカーが上がらない、落ちてしまう場合もあります。

原因としては、ブレーカー自体が故障している可能性があります。

分電盤設備や宅内の電気回路設備はアンペアブレーカーを除き、すべてお客様の所有設備です。

また、漏電ブレーカーの耐用年数は13年です。湿気が多い場所にある場合はもっと早まります。

自分の家のブレーカーは何年たっているのか把握しておきましょう。

急に電気が使えなくなることを事前に防ぐため、年数がたっている場合は、新しいものに交換検討をしましょう。

 

いかかでしたか?

停電が夜に起きた場合や復電まで長期にわたる場合に備えて、懐中電灯やラジオなど防災グッズを準備しておくこともお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

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