分譲マンションの居住者必見~排水管清掃に立ち会いをしなければならない理由~

飯野琢磨 飯野琢磨

こんにちは、あなぶきハウジングサービスの飯野です。
みなさんのお住まいのマンションでは排水管清掃を実施していますか?
「何年も住んでいるけど、一度も実施したことがない!」という方は要注意です。
本日はマンションで実施される“排水管清掃の意義”について説明します。

排水管清掃とは

「排水管」とはキッチン・洗面所・洗濯機等の排水・浴室からの排水をする管です。(マンションによってはベランダの排水も行っているところもあります。)

キッチンからは「油汚れ」や「洗剤」、浴室からは「毛髪」など、排水は使用した水やお湯の中にさまざまな混入物が含まれるため、排水管内に凝固物(かたまり)が停滞・沈着あるいは付着し、その排水管内に付着した凝固物が排水管の有効流水断面積を減少させて排水不良や管の閉塞を生じるため、悪臭が発生したりします。
これは排水設備が適切に設計・施工されていても防ぐことができず、定期的な清掃をする必要があります。

排水管清掃の頻度・周期

では、排水管清掃はどれくらいの頻度で実施すべきなのでしょうか?排水管清掃の頻度はその排水管の種類や形状などによって異なります。たとえば鋼管は錆が付着しやすく汚れやすかったり、塩化ビニルや樹脂コーディングされていても、劣化やキズがあると清掃周期に影響をあたえます。また居住者の使い方も影響しており、普段から台所で熱湯や油を流している場合は、塩化ビニルや樹脂が溶ける危険性があり要注意です。

清掃周期にはこれらの要因を考慮しますが、一般的に築10年を超えるマンションでは1~2年、築10年以内では2年程度に1回の頻度が必要ですが、管理組合予算に余裕があるようであれば1年に1回の頻度で実施するのがお勧めです。

マンションでの排水管清掃は法定点検ではありませんが、汚れが蓄積してからでは深刻な問題が発生することもあるため、定期的に清掃を行うようにしましょう。

まとめ

マンションの排水管清掃はご説明のとおり、キッチン・洗面所・浴室に清掃業者が立ち入って清掃作業を行うため、必ず居住者の在宅が必要になります。そのため居住者の都合で毎回実施できない事も多く発生しています。排水管清掃をすると1年間の保証がつき、万が一の時にアフターサービスで管の詰まりにも対応してくれます。しかし長期間清掃を実施しないと排水不良が生じ場合によっては排水が漏れて下階へ迷惑をかけてしまう場合もあります。

マンションの居住者はできるだけ時間を調整して立ち会うようにし、マンション外に住んでいる(賃貸に出している)ためにお部屋が空室の時は賃貸管理会社に相談すると立会を代行してくれる場合もあるので一度相談してみましょう。

1回の作業時間は10分程度ですのですぐ終わりますよ。

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飯野琢磨

飯野琢磨

あなぶきハウジングサービス 飯野 琢磨(いいの たくま)
前職では大工や建築積算を経験。入社後、マンション修繕工事のコンサル業務、分譲マンションのリプレイス営業、分譲マンションのフロントを経験。
マンション管理のことについてはもちろんのこと、リフォームやリプレイスなどさまざまな視点から幅広い情報を提供します。
所有資格:一級建築士・マンション管理士・管理業務主任者・宅地建物取引士
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