給湯器が壊れてしまった!分譲マンション給湯器交換の流れ

あなぶきハウジンググループ公式

こんにちは。今回は“分譲マンションの給湯器の交換の流れについて”というテーマです。
毎日の食器洗いやお風呂など、日々の生活に欠かせないお湯、そしてお湯を作り出す給湯器。
生活に欠かせないからこそ急に故障でお湯が出なくなったり、給湯器の調子が悪くなってしまったら大変ですよね。
もし給湯器が壊れてしまって修理ができなかった場合、給湯器の交換が必要になります。
一般的な給湯器が壊れてからの交換終了までの流れ、皆様ご存知ですか?

給湯器はマンションの専有部?共用部?

そもそも給湯器はマンションの専有部分でしょうか、それとも共用部分でしょうか?
実はマンションの管理規約にも記載がありますが、給湯器は専有部分にあたります。
給湯器は共用廊下に壁付けで設置されていたり、もしくはベランダ(共用部分にあたります)に設置されていたりしますので、「共用部分になるんじゃないかな?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、給湯器は専有部分にあたります。

 

まずは専門業者を手配しましょう【状況の確認をする】

「お湯がなかなか出ない。」
「給湯器から異音がする…」
一番ベストなのは、「あれ。故障かな?調子が悪いな?」と思ったら、まずは完全に故障して使えなくなってしまう前に専門業者さんに見てもらうこです。
現状を業者さんに確認してもらって、「あとどのくらい持ちそう…」とか、「どの部分が悪いのか」などアドバイスをもらいながら給湯器交換に向けてじっくり検討を進めることができます。

しかし、「お湯がまったく出ない!」「給湯器から水漏れしている」等々、完全に給湯器が故障してしまった場合は生活に支障をきたすこともありますので早急な交換が求められます。
もし、「業者さんに心当たりがなくて呼べない、困った」というときはマンションの管理会社へ連絡してみましょう。修理業者さんを紹介してくれたり、場合によっては手配をしてくれることもありますので、まず管理会社に連絡するのがおすすめです。

専門業者さんに現地を確認してもらったら、給湯器のサイズの確認や、見積もりをもらい、交換に向けた準備を進めていきます。

 

給湯器の大きさや色に決まりはある?【商品の選定】

給湯器の交換にあたって、よく私たちマンション管理会社にお問い合わせをいただくのは、「色に決まりはありますか?」というご質問です。
マンションの管理規約に定めがなければ、特に決まりはないのですが、できれば既存の給湯器と同系色、同じようなデザインのものと交換していただくようお願いしております。

その理由としては、「マンション美観の問題」が大きいです。共用廊下や、ベランダなど、他人に見られる設備となっておりますので、いくら専有部分といえども、華美な色やデザインですと、一部屋だけ目立ってしまいますし、建築当初の統一感がなくなってしまいますよね。

 

工事の前に届出が必要なマンション管理組合も!【交換工事の開始】

交換をする給湯器の仕様も決定したところで、いよいよ工事開始!・・・といきたいところですが、専有部分の工事を実施する場合には、マンションの管理組合へ「専有部分を修繕しますよ~」という申請書を提出する必要(がある場合)があります。
提出の有無についてはマンションの管理規約に記載がありますので、内容を確認のうえ、申請書に書いてある必要書類をそろえて提出しましょう。
もしくは、マンションの管理会社へ問い合わせていただけますと、そのマンションにおける申請書の有無、工事の際の諸注意などの回答がもらえると思いますので、電話やメールなどで事前に問い合わせをしておくと工事までスムーズに進みます。

 

工事費用は区分所有者負担【費用精算】

給湯器は、先ほども申し上げましたが、『専有部分』となります。
専有部の維持管2理、設備(今回は給湯器)の故障や取替えのための費用は個々の区分所有者のご負担となります。
年数が経つと、ある日突然壊れたり、給湯器からの水漏れが発生することも少なくありません。
その場合、給湯器の交換工事という思わぬ出費でお財布にも影響があるかと思います。
設置後およそ10年を過ぎた給湯器をお使いの方は、ある程度給湯器交換について計画を立て考え始めるのもよいかもしれませんね。

 

まとめ

給湯器が壊れた場合は、まずマンション管理会社へ一報入れるのがよいかと思います。
給湯器の交換には業者の手配や現地確認、工事見積もりの提出、検討、管理組合へ届出という過程を経て、ようやく交換工事が実施できます。工事は1日で終わることもあるかもしれませんし、数日かかることもあるかもしれませんし、部品によってはもっとかかってしまう可能性もあります。少しでも皆様の不便な時間を減らすために、マンション管理会社も全力でサポートしていますので、いつでもご相談くださいね。

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