【マンション居住者様向け】消防設備点検って何するの?

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こんにちは。
さて今回は『マンションの消防設備点検』についてお話しさせていただきます。
マンションでは年に2回消防設備点検を行います。
点検内容によってはお住まいの皆様のお部屋内やバルコニーに入らせていただくこともありますが、一体どんな点検をしているのか確認してみましょう。

 

マンションの消防設備点検とは

皆さまもご存じかと思いますが、マンションには「給水ポンプ」「排水ポンプ」「電気設備」「エレベーター」「自動ドア」など様々な設備があります。
そして「それらの設備に異常がないか」、「皆さまの生活に支障をきたすような不具合がないか」を定期的に専門業者によって点検を行います。

消防設備点検もこれらの設備点検のうちのひとつです。

もしもマンションで火災が起きてしまったときに、火災の警報や消火・避難設備が機能しなかったら大変ですよね。
そのため、『消防法』という法律で年に2回点検を行うことが定められています。
しかし、他の点検と比べると違う点があります。
それは、“マンション共用部だけでなく(設備によって)お部屋内の点検が含まれている”ということです。

 

消防点検は室内のどこを見るの?

では、消防設備点検ではお部屋の中のどこをみるのでしょうか?
大きく分けると、キッチンや各お部屋の天井に設置されている感知器・報知機の作動確認ベランダに避難ハシゴがあるお部屋の場合はハシゴの動作確認をします。

自分の部屋の“どこに感知器があるのか”を事前に把握しておいてください。
お部屋の間取りによって感知器の数や位置が若干違います。押し入れの中に感知器がある場合もあり、居住者の方も「点検で初めて知った」ということもありましたので、時折室内を見上げてみて天井や電気、感知器を確認してみるとよいかもしれません。

 

消防点検は絶対やらなきゃいけないの?

マンションにお住まいの方から「消防設備点検のお知らせが投函されてるんですが、絶対やらなきゃいけないの?」というご質問の電話をいただくことがございます。
他にも外部所有者の方が多い、ワンルームで賃貸のお部屋が多いマンションでは賃借人の方が外出していたり、仕事で留守にしてしまって消防設備点検の入室点検の実施率が低い傾向にあります。

マンションの管理組合さんの方針によって「絶対在宅して点検を受けましょう!」というように決めている組合さんもあるかもしれませんし、入室点検実施の強制力などは違いますが、法律などで点検を受けなかったから罰せられるということはありません。
しかし入室点検を受けなかったことで、感知器等の不備・故障に気付かず、火災になったときに作動しなかったり、故障していたことでマンションへの被害が大きくなってしまった場合は、居住者の方の責任が問われる場合もございます。

お部屋内の立ち入り点検の時間は、1部屋およそ5~10分程度となっておりますので、消防設備点検の日はぜひともご在宅のご協力をお願いいたします。

 

どうしても都合が合わない…そんなときは

点検があるのは知ってるんだけど、でもどうしてもその日は抜けられない仕事が・・・、そんなときももちろんあるかと思います。その場合は、マンションの管理会社へ連絡してみましょう。もしなにか必要な手続きがある場合は、管理会社より案内があります。また事前に管理会社へ連絡しておくと、点検業者さんにも事前にお知らせできますので、当日スムーズに作業を進めることができます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
自分や家族以外の人が部屋の中に入るということで、いやだなあと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、火災にかかわる点検ですので、マンションの安全を守るため、ご自分の安全を守るため、是非協力しましょう!

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