株式会社ツツミワークス、畑本でございます。
そろそろ春めいた陽気になってきて、今年も新卒社員の採用時研修が始まりました。
今年はあなぶきハウジングサービスのグループとなって、初めての新卒社員の受け入れとなりました。
先週末にグループ本部のある高松市内での入社式を終え、新卒社員と私ともども東京に戻ってきたところでございます。
今回はツツミワークスの主力生産部門であるマンション大規模修繕工事において、安全で安心できる高品質な工事を提供する為に、工事受注後に行っている基本的なルールについてご紹介させていただきます。
着工前検討会の開催
管理組合様よりマンション大規模修繕工事を受注した後、まず着工前検討会を開催します。
検討会には、営業担当、施工担当支店の支店長、現場巡回管理担当、常駐する現場代理人、係員、工事統括本部長、業務推進室長、安全担当部長が参加して行われます。
検討会では、工事予算についてはもちろんの事ですが、施工時に使用する外壁タイルの準備、協力会社の選定、仮設配置計画及び直接仮設(外部足場)図面作成、実施工程表の作成等、営業担当や工事担当がやるべきことを準備してからの検討会となります。
【上記画像】着工前検討会の様子
「やること やったことリスト」の活用
当社では独自の「やることやったことリスト」を駆使して事前資料を準備してから着工前検討会に臨む事としています。
【上記画像】当社で開発した「やることやったことリスト」の着工前編の一例
このリストにより、誰が、何時までに、何を、やったかがハッキリと確認でき、保管する書類フォルダーも分かるようになっており、忘れや手戻りが無く、工事の着工が出来るようになっています。
キックオフミーティング
着工前検討会で工事の着工日が決まります。また、足場架設の工事の乗り込み日に合わせて現場でのキックオフミーティングが開催されます。
【上記画像】キックオフミーティングの様子
結び
着工前検討会で審議された問題点、足場架設方法等について、実際に現地で確認作業を行います。
この後は、やることやったことリストに基づき丁寧な施工管理が実施されていきます。
マンションの大規模修繕工事は、居住者様が居ながらの工事となり、ご協力をお願いしての工事となります。
そのお願いは最小限にするよう、また、普段の生活のリズムを崩すことの無いよう、完工させなければなりません。
当社で行った大規模修繕工事により資産価値が向上するよう、また、将来的に気持ちよくお住いになられるように、ツツミワークスは工事に対しての最大限の努力を惜しみません。
安全で安心できる大規模修繕工事を今後も続けていきます。
次回もお楽しみに。
畑本雅司
ツツミワークス 常務取締役
平成10年にツツミワークスに入社し、10年間は大規模修繕工事の現場管理業務を手掛けてまいりました。
その後現在に至るまで、会社全体の安全衛生管理、社員採用、社員教育業務を行っております。
特に安全管理に関しては、労働安全コンサルタント資格を取得し、現場巡回指導を徹底させております。
本ブログで皆様へ様々な情報をお届けいたします。
保有資格 1級建築施工管理技士、労働安全コンサルタント資格(建築)、マネジメントシステム管理技術者、職長教育講師(RST)
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